こんにちは
九州新幹線が開業してしばらく経ちますが、みなさんはもう乗られましたか?
九州新幹線には、車いすユーザーが安心して乗車できるさまざまな設備が設けられています。
是非、ご利用下さい。
さて、まず切符を買う時にちょっとしたコツが要ります。
車両には、多目的室、という個室があり、車いすユーザーはそこを予約する事が出来るんです。椅子に移乗できないユーザーや座位を保持するのが難しい方も安心です。この多目的室を予約するには、JRの予約センターではなく、切符を受け取ることのできる駅に、直接電話して予約しなければなりません。
ちょっと面倒ですが、熊本駅や新水前寺駅などに直接電話して予約するといいですよ。
熊本駅、新幹線口はすでに改修が終わっているので、安心のUD。気分良く出発です。
![Dsc_0007 Dsc_0007](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/af/02a4ae993a32fa78c388210748aaea51.jpg)
ホームドアも設置されていて、安全面でも配慮が行き届いています。車いすユーザー用の車両表示もわかりやすく、利用しやすいホームです。
![Dsc_0014 Dsc_0014](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/02/aae2867b28b9b3b3cce0b74755e6262b.jpg)
この日は福岡で仕事だったのですが、たまたま700系の車両に乗る事が出来ました。内部も素晴らしいデザインで、使いやすく配慮されていますよ。
![Dsc_0024 Dsc_0024](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e7/63648d22bf533d54f93849796e3bf1ae.jpg)
出入口は開口部も広く、スロープがなくても介助者が1名で十分な高低差です。ホームと車両の隙間もせまく、さすがという感じ。
![Dsc_0028 Dsc_0028](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/85/c2fdebd410b90762694a9dc6bc678185.jpg)
出入口のすぐ横が多目的室。お向かいに多目的トイレが設置してあり、乗り込むとすぐに多目的室に入れます。
曲線をうまく使ったデザインで、とても広く感じます。
![Dsc_0036 Dsc_0036](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/12/326921169935fc4887ed07fe71a83513.jpg)
シートの脇には手すりもあり、移乗して利用するのも楽でした。
このシートはそのままベッドにもなりますので、身体の状況に合わせて楽な姿勢で旅行が楽しめそうですね。
移動の負担が少ないことは何より嬉しいことです。
![Dsc_0086 Dsc_0086](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/be/b3b503d69b1a6ce9fa894b4654fe38ae.jpg)
ソファの状態で利用するなら、介助者も対面で利用できるように、折りたたみのいすも設置されています。
緊急呼び出しボタンも複数設置されていて、とにかく安心出来るスペースです。
![Dsc_0090 Dsc_0090](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/2e/e98fffafc73367e73c0af419ea735908.jpg)
向かい側にある、多目的トイレも限られた空間を巧みに利用して、広く使えるように工夫してあります。
![Dsc_0049 Dsc_0049](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/80/49558b9b359ff728579183182067f1d8.jpg)
オストメイト対応便器などもあり、大阪までの旅もこれなら安心ですね。
![Dsc_0053 Dsc_0053](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5a/e25cd0da24673abff2d64e62e011825c.jpg)
ちなみに、一般客室にも車いす用スペースがあります。
![Dsc_0099 Dsc_0099](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/65/ca98f59a17c21f380aed07a45d4a1a84.jpg)
通常2列のシートが1つしかなく、シートの横のベルトで車いすを固定します。基本的に車いすからシートに移乗して、折りたたんだ車いすを固定するのが目的ですね。
![Dsc_0098 Dsc_0098](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/62/598d476a07dd21389e82055c00fee440.jpg)
正直操作性が悪いです。椅子に乗り移ったユーザーは自力でこのベルトを操作する事が出来ません。この操作は介助者か乗務員さんにお願いする事になりそうでです。
固定すると、こんな感じです。
![Dsc_0102 Dsc_0102](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ce/0f57af8d0532340990dc7a2ff765b5af.jpg)
やはり、決め手は自分がどの状態で乗車したいかを予約時に伝えることです。多目的室の利用なら駅で予約。客室の車いすスペースを利用するなら予約センターでその旨を伝えて下さい。
割引切符の利用をすれば、ほんとに安く楽しめます。福岡、大阪がグッと身近になりました。
便利で安全な車両です。みなさんも是非ご利用下さい。
追加情報です。
このブログを読んでくださっている方から、コメントに補足情報をいただきました。貴重で実用的な補足ですので、本文に追加させていただきました。
文書は原文ママでコピーさせていただいています。
「新幹線の詳しい情報と画像有難うございました。
私も車椅子ユーザーで新幹線で静岡や東京へ行きましたので補足させて下さい。
100キロ以上は身障者割引きが利用可能で目安は4分の1程度で介護者も
適用されます。 勿論身障者本人が駅で身障者手帳持参で指定席を予約し多目的室を
申し込みます。電話ではダメです。空いていない場合もあります。
新大阪から先は乗り換えが必要ですが、駅員さんが乗り降りやホームへの
案内などフォローしてくれますので安心ですが、乗り換え時間が普通は9分ですが、
車椅子は移動に時間がかかるので15分位の余裕の乗り換え時間がある出発時間を
薦められますのでその方が良いと思います。
さくらは多目的トイレも広いですが、同じ700系でもこだまやひかりは
狭くて車椅子はUターン出来ません。 新幹線は思ったより
揺れますのでトイレ等注意が必要です。
何か補足で参考にしてください。」
貴重な情報をありがとうございました!また何かありましたらよろしくお願いします。
九州新幹線が開業してしばらく経ちますが、みなさんはもう乗られましたか?
九州新幹線には、車いすユーザーが安心して乗車できるさまざまな設備が設けられています。
是非、ご利用下さい。
さて、まず切符を買う時にちょっとしたコツが要ります。
車両には、多目的室、という個室があり、車いすユーザーはそこを予約する事が出来るんです。椅子に移乗できないユーザーや座位を保持するのが難しい方も安心です。この多目的室を予約するには、JRの予約センターではなく、切符を受け取ることのできる駅に、直接電話して予約しなければなりません。
ちょっと面倒ですが、熊本駅や新水前寺駅などに直接電話して予約するといいですよ。
熊本駅、新幹線口はすでに改修が終わっているので、安心のUD。気分良く出発です。
![Dsc_0007 Dsc_0007](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/af/02a4ae993a32fa78c388210748aaea51.jpg)
ホームドアも設置されていて、安全面でも配慮が行き届いています。車いすユーザー用の車両表示もわかりやすく、利用しやすいホームです。
![Dsc_0014 Dsc_0014](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/02/aae2867b28b9b3b3cce0b74755e6262b.jpg)
この日は福岡で仕事だったのですが、たまたま700系の車両に乗る事が出来ました。内部も素晴らしいデザインで、使いやすく配慮されていますよ。
![Dsc_0024 Dsc_0024](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e7/63648d22bf533d54f93849796e3bf1ae.jpg)
出入口は開口部も広く、スロープがなくても介助者が1名で十分な高低差です。ホームと車両の隙間もせまく、さすがという感じ。
![Dsc_0028 Dsc_0028](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/85/c2fdebd410b90762694a9dc6bc678185.jpg)
出入口のすぐ横が多目的室。お向かいに多目的トイレが設置してあり、乗り込むとすぐに多目的室に入れます。
曲線をうまく使ったデザインで、とても広く感じます。
![Dsc_0036 Dsc_0036](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/12/326921169935fc4887ed07fe71a83513.jpg)
シートの脇には手すりもあり、移乗して利用するのも楽でした。
このシートはそのままベッドにもなりますので、身体の状況に合わせて楽な姿勢で旅行が楽しめそうですね。
移動の負担が少ないことは何より嬉しいことです。
![Dsc_0086 Dsc_0086](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/be/b3b503d69b1a6ce9fa894b4654fe38ae.jpg)
ソファの状態で利用するなら、介助者も対面で利用できるように、折りたたみのいすも設置されています。
緊急呼び出しボタンも複数設置されていて、とにかく安心出来るスペースです。
![Dsc_0090 Dsc_0090](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/2e/e98fffafc73367e73c0af419ea735908.jpg)
向かい側にある、多目的トイレも限られた空間を巧みに利用して、広く使えるように工夫してあります。
![Dsc_0049 Dsc_0049](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/80/49558b9b359ff728579183182067f1d8.jpg)
オストメイト対応便器などもあり、大阪までの旅もこれなら安心ですね。
![Dsc_0053 Dsc_0053](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5a/e25cd0da24673abff2d64e62e011825c.jpg)
ちなみに、一般客室にも車いす用スペースがあります。
![Dsc_0099 Dsc_0099](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/65/ca98f59a17c21f380aed07a45d4a1a84.jpg)
通常2列のシートが1つしかなく、シートの横のベルトで車いすを固定します。基本的に車いすからシートに移乗して、折りたたんだ車いすを固定するのが目的ですね。
![Dsc_0098 Dsc_0098](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/62/598d476a07dd21389e82055c00fee440.jpg)
正直操作性が悪いです。椅子に乗り移ったユーザーは自力でこのベルトを操作する事が出来ません。この操作は介助者か乗務員さんにお願いする事になりそうでです。
固定すると、こんな感じです。
![Dsc_0102 Dsc_0102](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ce/0f57af8d0532340990dc7a2ff765b5af.jpg)
やはり、決め手は自分がどの状態で乗車したいかを予約時に伝えることです。多目的室の利用なら駅で予約。客室の車いすスペースを利用するなら予約センターでその旨を伝えて下さい。
割引切符の利用をすれば、ほんとに安く楽しめます。福岡、大阪がグッと身近になりました。
便利で安全な車両です。みなさんも是非ご利用下さい。
追加情報です。
このブログを読んでくださっている方から、コメントに補足情報をいただきました。貴重で実用的な補足ですので、本文に追加させていただきました。
文書は原文ママでコピーさせていただいています。
「新幹線の詳しい情報と画像有難うございました。
私も車椅子ユーザーで新幹線で静岡や東京へ行きましたので補足させて下さい。
100キロ以上は身障者割引きが利用可能で目安は4分の1程度で介護者も
適用されます。 勿論身障者本人が駅で身障者手帳持参で指定席を予約し多目的室を
申し込みます。電話ではダメです。空いていない場合もあります。
新大阪から先は乗り換えが必要ですが、駅員さんが乗り降りやホームへの
案内などフォローしてくれますので安心ですが、乗り換え時間が普通は9分ですが、
車椅子は移動に時間がかかるので15分位の余裕の乗り換え時間がある出発時間を
薦められますのでその方が良いと思います。
さくらは多目的トイレも広いですが、同じ700系でもこだまやひかりは
狭くて車椅子はUターン出来ません。 新幹線は思ったより
揺れますのでトイレ等注意が必要です。
何か補足で参考にしてください。」
貴重な情報をありがとうございました!また何かありましたらよろしくお願いします。