みなよか日記

NPO法人UDくまもとが発信するユニバーサルな観光情報です。
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旅行支援!大阪からのお客様

2012-05-20 14:33:51 | うんちく・小ネタ
こんにちは

フェイスブックでもご紹介しましたが、大阪枚方市から全盲のお客様が一人旅でくまもとを楽しまれました。

まずは熊本駅新幹線のホームでお出迎え。基本的には駅員さんが改札まで案内して下さいますが、今回は荷物が多いとのことでしたので、念のため。
時間があったので、随所に工夫のあるホームを見学しました。
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到着がお昼どきということもあり、まずは希望のあった熊本ラーメン。駅から近い「黒亭本店」でいただきました。
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関西のラーメンに比べると、ずいぶんコッテリだと思いますが、「おいしいわ~」と楽しんでもらえました。
 
さて、本日のメインの熊本城。ここではさすがにガイドさんをお願いしました。
よかとこ案内人の中村さん。笑顔が素敵な優しい方です。
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大川さんの手引きで、案内して頂き、それを視覚障がい者向けに大川さんがさらに話したり、さわってもらったりという2段構えで楽しんでもらいました。
 
お城の観光が終わって、ちょっと城彩苑のお団子屋さんで一休み。
この日は暑かったので、冷たいもので一服しました。

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そのまま、湧々座で楽しみます。
ここは触れるものがたくさんありますから、視覚に障がいのある方を案内すると喜んでいただけるスポットなんですよね。
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クイズもいっしょにできますよ。途中からマジになりました(笑)

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この日の夕食はご希望のあった馬刺しとお寿司。予算に合わせてお店を予約して、満喫して頂きました。
市内中心部のホテルまで送って1日目は終了。
 
 
翌日は阿蘇観光。
まずは火口へ。ラッキーな事に風向きが良く、火口近くまで行くことができました。
砂千里を少し散歩して、固まった溶岩に触れたりして阿蘇の自然を感じてもらいました。

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お昼ごはんは高森の「らくだ山」で囲炉裏で焼いた地鶏を頂きました。
焼いた肉をハサミで切れるので、小さく食べやすくできますからいいですね。
ずいぶん気に入って、こんな地鶏大阪では食べられないと喜んでもらえました。

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次の目的地は白川水源。触れる、味わうがキーワードですね。
阿蘇のおいしいお水の冷たさに触れ、湧水のまろやかな味を楽しんでもらいました。

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まずは神社に参拝。スロープのある神社で、だれでも参拝できます。水の神様に感謝ですね。

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滾々と湧きでる水。阿蘇ならではの光景ですね。湧き出る様子を口頭で伝えるのは難しいのですが、大川さんが上手に伝えてました。

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2日目も天気に恵まれ、本当にいい気持。
仲良しの久永屋さんで、ちょっと一服。
ここもずいぶん気に入っていただけました。久永君、ありがとうね。
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本来無人の長陽駅を改装して週末のみ営業のシフォンケーキが自慢のカフェです。もちろん現役の駅ですから、ときどき列車が止まります。
暑かったので、特製のかき氷を注文。汗が引いて風が気持ちいいです。
シロップも手づくり。注文した「男前仕様」にはフルーツがついてさらに中にはアイスがかくれてます。

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目の前には南阿蘇の田園風景が広がり、田植えが終わったばかりの田んぼに風が渡って苗を揺らします。
最高の気分ですね。

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さて、2日間の旅行もあっという間に、お別れの時間。
ほかにもいろいろ楽しみましたので、くまもとを満喫して頂けたと思います。

お帰りの前には、もう次の来熊の予定を入れていかれましたので、よほど気に入っていただけたんでしょうね。
僕らも、ひと安心です。

無事熊本駅に到着。

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お土産をたくさん買って、満面の笑みで帰って行かれました。

今度は10月にお見えになりたいとのことですので、しっかりお手伝いさせていただきますよ。
楽しみにしています。

 


コメント
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