昨年の衆議院選挙で圧勝した民主党鳩山政権。
60%あった鳩山さんの支持率がさしたる理由もないのに10%台に下落。
鳩山・小沢が辞任した途端に居抜きで首相になった菅直人の鳩山政権パート2の支持率が60%に。
殆ど意味不明だ。
そして菅民主党は消費税10%発言のオウンゴールで参院選に大敗。
単独で参議院過半数をとれない「ねじれ」政局となった。
小沢・鳩山が民主党のために首を差し出したのにこのざまか。
このままでは民主党は何一つ法律を通せない。
従って何の変革もできない。
誰かがシナリオを書き御用メディアに「支持率詐欺」をさせていたとしたら見事なものだ。

(横田幕府のマスメディア・ハンドラーであるグリーンさん)
自民党末期は参議院を民主に押さえられ政権担当能力を失った弱体与党だった。
その状態の再現になったわけだが、当時の自民と違って民主は衆議院の三分の二を握っていない。
全くの野党頼りになってしまった。
安部さん以降、総理の首がコロコロと挿げ替えられるのは個々の総理の能力の問題ではない。
「ねじれ」の当然の結果だ。
菅・仙石は野党と協調して政局を乗り切っていくつもりらしいが、それは何もしないと宣言しているようなものだ。
何もしない内閣というのはそれはそれで一つの見識だとは思うが、この人たちはただの権力志向だろう。
「ねじれ」地獄について元TBS記者の田中良紹氏(最初の画像)が解説している。
1956年までのねじれ政局(保守合同まで)でも吉田内閣はGHQの後ろ盾があって初めて政権を担当できた。
1989年参院選(リクルート、消費税)で社会党が躍進して「ねじれ」が戻ったが社会党が
政権奪取を求めないインチキ野党だった事、そして自民党幹事長だった小沢一郎の手腕で困難な政局を乗り切った。
今の民主党と同じように衆議院の三分の二を持っていない状態での見事な舵取りだったようだ。
そして1998年、橋本内閣が参院選で大敗した後の小渕内閣も「ねじれ」で綱渡りだった。
この時の民主党代表菅直人は「政局にしない」と発言して政権交代の足掛かりにしようとしなかった。
菅直人が自分と同じお人好し野党を想定しているとしたら、とんだ間抜けだ。
今の自民は死んだと言っても経験豊富で老練だ。
ゾンビ復活もありえない話でなくなる。
そして3年前の「ねじれ」こそ自民党政権の終わりの始まりだった。
長い間政治の中心で修羅場をくぐってきた小沢。
政権を担当するに当たり「ねじれ」をそのままにするとは考えにくい。
政界再編成なのか。
それとも公明党との連立か。
それは嫌だけど「やり方は任せる(はっちゃん)」。
悪魔にひれ伏しても、といって自由党と連立した野中さんの自民党。
地獄にとどまり何もしないよりはいい、と思う。
小沢が勝つにしろ負けるにしろ、立候補したことで「ねじれ解消」に向けた大きなうねりが
起こり始めたのだろう。
田中良紹ブログ
「ねじれ」にお気楽な人たち
60%あった鳩山さんの支持率がさしたる理由もないのに10%台に下落。
鳩山・小沢が辞任した途端に居抜きで首相になった菅直人の鳩山政権パート2の支持率が60%に。
殆ど意味不明だ。
そして菅民主党は消費税10%発言のオウンゴールで参院選に大敗。
単独で参議院過半数をとれない「ねじれ」政局となった。
小沢・鳩山が民主党のために首を差し出したのにこのざまか。
このままでは民主党は何一つ法律を通せない。
従って何の変革もできない。
誰かがシナリオを書き御用メディアに「支持率詐欺」をさせていたとしたら見事なものだ。

(横田幕府のマスメディア・ハンドラーであるグリーンさん)
自民党末期は参議院を民主に押さえられ政権担当能力を失った弱体与党だった。
その状態の再現になったわけだが、当時の自民と違って民主は衆議院の三分の二を握っていない。
全くの野党頼りになってしまった。
安部さん以降、総理の首がコロコロと挿げ替えられるのは個々の総理の能力の問題ではない。
「ねじれ」の当然の結果だ。
菅・仙石は野党と協調して政局を乗り切っていくつもりらしいが、それは何もしないと宣言しているようなものだ。
何もしない内閣というのはそれはそれで一つの見識だとは思うが、この人たちはただの権力志向だろう。
「ねじれ」地獄について元TBS記者の田中良紹氏(最初の画像)が解説している。
1956年までのねじれ政局(保守合同まで)でも吉田内閣はGHQの後ろ盾があって初めて政権を担当できた。
1989年参院選(リクルート、消費税)で社会党が躍進して「ねじれ」が戻ったが社会党が
政権奪取を求めないインチキ野党だった事、そして自民党幹事長だった小沢一郎の手腕で困難な政局を乗り切った。
今の民主党と同じように衆議院の三分の二を持っていない状態での見事な舵取りだったようだ。
そして1998年、橋本内閣が参院選で大敗した後の小渕内閣も「ねじれ」で綱渡りだった。
この時の民主党代表菅直人は「政局にしない」と発言して政権交代の足掛かりにしようとしなかった。
菅直人が自分と同じお人好し野党を想定しているとしたら、とんだ間抜けだ。
今の自民は死んだと言っても経験豊富で老練だ。
ゾンビ復活もありえない話でなくなる。
そして3年前の「ねじれ」こそ自民党政権の終わりの始まりだった。
長い間政治の中心で修羅場をくぐってきた小沢。
政権を担当するに当たり「ねじれ」をそのままにするとは考えにくい。
政界再編成なのか。
それとも公明党との連立か。
それは嫌だけど「やり方は任せる(はっちゃん)」。
悪魔にひれ伏しても、といって自由党と連立した野中さんの自民党。
地獄にとどまり何もしないよりはいい、と思う。
小沢が勝つにしろ負けるにしろ、立候補したことで「ねじれ解消」に向けた大きなうねりが
起こり始めたのだろう。
田中良紹ブログ
「ねじれ」にお気楽な人たち