今日は苦学までして卒業した一番最初の大学学部に関わっている研究所のWeb講演会がある。午後である。グーグルズームでやるのだそうな。もうこっちは慣れている。先々週、所属している学会でもグーグルズームでやっていただいたから、途中まで参加していたから。塾があったので退室してしまったけど。
ありがたいもんである。卒業生だからお誘いのメールがきた。来たから即対応。申し込んでみた。東京まで行く必要がない。だからありがたいもんだと思うのである。テーマは東洋学。詳しくないけど、興味はあるから申し込んだのである。
もっとも最近大学に入学した人たちは、かわいそうだけど。大学に行けないのだからなぁ。大金払って入学したのに。
同級生たちとの会話もないだろうから。
そんなんで母校という意識は育たないだろうに。
塾でのバイトもやっているから、大学進学情報というのは嫌でも耳に入ってくる。たまには高校生も担当するので、関心は持っていないとアカンから。大学受験の理数科はできないけどねぇ。完全人文系である。しかも、惚けてきている。忘れている部分もかなり多いからなぁ。
それよりなにより、基礎的な部分がまったくわからない中学生あたりに教えている方がタノシイ。
ふれあいがあるからだ。考え方をメインにこっちも一緒に勉強させていただいている。小学校の算数文章題も面白い。実にタノシイ。こんなにタノシカッタのかとしみじみ思っている。鶴亀算が実にその代表である。なぜそんなことをするのかということになるからだ。
それがタノシイのである。
だから、今のボキには退職前に何をやっていたのかと言う意識はまったくない。他人に前****とも言われたくない。そういう意味では、珍しい人間なのかもしれない。一切拘っていないからだ。
池波正太郎の作品で剣客商売というのがあるが、あれだよ、あれ。還暦過ぎても40歳も年下の若い女房を持ち、日々寓居で昼寝を楽しみながらうつらうつらと過ごしているジジイである。そして、たまにすてきな料理屋で美酒を楽しみ、世の中の悪を懲らしめる。こんなタノシイ日々はないだろう。
もっとも、ボキ、金とチカラがないから懲らしめるなんてぇことはできないけど。
さ、それではこれから腰を伸ばすために昼寝じゃ、ヒルネ。
BYE-BYE!