もう何十年も前に、広島からやってきた柿の木ですが
今年は今までにないくらいにたくさんの実が付きました。
こんなのは初めてのことで、5cm位の実が鈴なりに付いています。
本当は摘果すれば良かったのですが、ほったらかしで・・・
確か西条柿という種類で、渋柿です。
少しかじって見たらホントに渋かった。
何年か前に5個くらい生ったので渋抜きを試みましたが
それほど美味しいとは思えず1回でやめてしまいました。
とりあえず、手の届く範囲を収穫して見たものの
干し柿・・・剥くの面倒だな~・・・柿の状態はどんなのを・・・?
あとから考えるに、この時期に干し柿にすれば良かったらしい。
ネットを彷徨っていたら柿酢と云うのに出くわす。
無農薬だし、これなら簡単そうとやってみることに・・・
完熟の方が良いらしいけど、中に固い柿でもOKとの記述あり。
それでも少しでも熟させようとしばし放置してから
果樹酒用のビンに放り込んで寝かせてあります。
うまく酢になってくれるでしょうか・・・?
そんな時にタイミングよくこの柿の木をくれた従妹の息子さんが来札。
いろいろ聞いて教えてもらいました。
干し柿にするには赤く熟したら駄目で、ほんのり色づいた頃とか
そしてTの字の枝をつけて収穫するのだと・・・
枝ごと切るのはどうかなと思い、葉の上部で切ってしまっていた。
上の収穫した柿を見て、紐を結ぶ所がないので竹串で・・・との事。
まだ固そうな柿7個を干してみました。
雪が降った入り氷点下になったりのこの時期
外に出したり家の中に入れたり
暖房の入ってない部屋でって云われたけど
暖房の入っている部屋で干している人もいるから
あまり気にしない方が良いと
渋柿を取り寄せて干し柿を作る会らしきことをやっている人の言葉でした。
先週の雪が降り積もった翌朝、一晩で柿の葉が落ちてしまいました。
こんな景色も良いもんだと・・・
順調に発酵し、1カ月後に濾しました。
料理に、少しづつ使っています。
今年、我が家は不作、もう食べ終わりました。
柿酢は、夫が作って飲んでいるようです。
自然の物が一番ですね。
柿酢はまろやかな酢が出来るそうですね。
ちゃんと出来るか心配ですが1ヶ月後が楽しみです。
10月中旬頃なら外に干しても大丈夫だと思うので
来年こそは・・・!
お稽古仲間も取り寄せては干し柿を作っているようです。
その数やもの凄い、100個とか200個とか・・・(^^;)
それが渋柿だったんです^^。
段ボールのミカン箱の上下左右新聞紙で壁を作ります^^。
渋柿のへたの部分に35度の焼酎を霧吹きや刷毛で塗ります^^。
それを箱に並べて行くんです^^。
二段目の下にはやはり新聞紙を^^。
最後に密閉して箱の蓋をガムテープでふさぎます^^。
1週間ほどして開けてみてください^^。
様子見で頻繁に開けないように^^。
これで渋柿が甘い柿に変わります^^。
多分渋抜きするには時期が遅かったのか、
渋は抜けたのですが柔らかい実になってちょっと・・・という感じでした。
あまりも柔らかい柿はちと苦手です。
もっと固い実の時に渋抜きをすれば良かったのかも知れませんが・・・
もっと大きな実が生ったら、また渋抜き試してみたいと思います。
おまけに北海道の柿の木なぞ見せていただき感激です
柿や柑橘の実がなるのは道産子の憧れの様に感じていましたが、あるところにはあるんですね
柿の木は30年以上も前に広島からやって来たものです。
こんなに実が付いたのは初めてで、これも温暖化のせいかと・・・
札幌でも近頃は柿の木を見たという話を聞きますので
道南ではもっと見られるのじゃないかと思っていますが・・・