恵方巻き

昨日は節分、明けて今日は立春ですが
春は名のみ、まだまだ冬真っ只中の北国です。
それでも今日はプラス気温になるそうな・・・

関西の風習『恵方巻き』が
すっかり宣伝に乗せられてここ北海道でも浸透して来ました。

節分に　縁起の良いとされる方角『恵方』を向き
無言で巻き寿しを一本のままかぶりつく。
恵方を向くのは商売繁盛や無病息災等を願うのだそうで
無言でまるかぶりするのは福を逃がさない為とか・・・
巻き寿しは福を巻き込むもの　
切らずに食べると縁が切れないに繋がるのだそうで
私も宣伝に釣られて買ってきました。
今年の恵方は南南東だったそうですが、ちとずれてしまった。

のり巻きを一本ままかぶりつく事で思い出す事があります。
何回目かの入院生活を送っていた時　
隣のベッドの奥さんの所に、ご主人が太巻きを持って来ました。
多分切るものがなかったのだと思いますが　そのまま食べだしたのです。
青天の霹靂でした。
のり巻きは切って食べるものと思っていたので・・・
あぁ　こう云う食べ方もあるのだと。
治療食しか食べられない身としては、とても美味しそうに見えました。　
その時はまだ『恵方巻き』と云う風習があるなんて事は
夢にも思っていませんでした。