ゆる~い毎日が好き

大好きな針仕事と、旅立ったわんにゃんたちの思い出などを載せています
(手芸のレシピも紹介しています)

栗の渋皮煮の作り方(手抜きバージョン)

2016-09-15 | レシピ・料理
今年も秋の大仕事!

栗の渋皮煮の時期になりましたね~~

何年も作り続けて私なりにいろいろ改良しています。

では~

栗の渋皮煮の作り方


    

☆ 材料   

栗     2キロ(作りやすい量)
ザラメ   700グラム
重 曹   小さじ  4
醤 油   大さじ  1.5

☆ 作り方


☆ 下準備
お湯を沸かした中に栗を30分ほどつけておく。

鬼皮が柔らかくなったところで、渋皮に傷をつけないように鬼皮をむく。


① 鬼皮を剥いた栗がかぶるくらいの水を張り、重曹小さじ2を入れ茹でますが
  沸騰する寸前に弱火にして10分茹でたら火を止めて自然に冷めるのを待ちます。
  (自然に冷ますことによりゆっくり栗の中に熱を通し栗がわれないでやわらかくなります)

② 冷めてから水を取り替えて、また重曹を小さじ2入れて①を繰り返します。



一回目に茹でた状態はこんな感じになります。

③ 三回目は重曹は入れずに水だけで茹でます。
  今までと同じように沸騰する寸前に弱火にして3回目だけは30分煮て火を止めて自然に冷めるのを待ちます。

2回重曹を入れて茹でることにより渋皮はかなりきれいに取れますが、3回茹でた後は一個一個

流水で指の腹を使い気を付けながら渋皮を破かないようにきれいに洗います。




↑こんな状態になります(2キロ、60個くらいですね)

3回茹でて柔らかくならない栗は、これ以上茹でても駄目な栗ですからあきらめましょう~


注 意


この仕事だけでまず一日はかかります。

今の時期は暑いので栗が痛みやすいので3回茹でた栗は水切りして冷蔵庫に保存しておきましょう

翌日は、茹でた栗に味付けをします。

☆ 蜜作り

水    6カップ(1200ml) 
ザラメ  700グラム
醤 油  大さじ1.5を入れてタレが沸騰したら

きれいに洗って水切りした栗を入れますが、
このときも栗を入れて沸騰したら弱火にして30分煮ます。

栗だけを取り出して蜜を煮詰めます。



しっかり味をつけたい方は蜜は半分くらいに煮詰めますが、薄味の好きな方は
あまり煮詰めない方が上品なお味になります(ただし日持ちはしません)



少ない蜜でまんべんなく栗にしみこませるには ↑ こうして
ナイロン袋に入れて蜜を入れると栗にまんべんなく味がしみこみます。


出来上がったものは必ず冷蔵庫で保存してください、

一週間空10日くらいは大丈夫ですができるだけ小分けにして保存してくださいね。


(食べごろですが、味を付けてから丸一日置いていただくと甘さが芯までしみておいしくいただけます)

 
渋皮煮は作り方は難しくありませんが根気が必要で、途中で手抜きをすると必ず失敗します。

注意することは絶対沸騰させないこと(栗が割れます)

沸騰する寸前で弱火にしてコトコト茹でたり似たりしてください。

自然放置して予熱で栗の芯まで熱を入れるとふっくらとおいしい渋皮煮が完成しますよ~


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