応仁の乱以前からあったと伝わる「大船鉾」、元治元年(1864年)の大火により焼失しその後は休み山となっていましたが
今年は142年ぶりに山鉾巡行に唐櫃(からびつ)で参加することになりました。
御神体の神功皇后の人形に着せる衣装も新調され
透き通るような顕紋紗(けんもんしゃ)と呼ばれる技法で仕立てられた純白の狩衣(かりぎぬ)が居祭で飾られています。
(居祭りとは大火などにより復興が叶わない休み鉾の懸装品などを飾る飾り席)
鉾の先につけられたという約2mの大金幣はほぼ制作当初の状態で保存されているそうで迫力ある大きさ!
復興のため扇や絵葉書、てぬぐい、粽などが販売され町会所では寄付もできます。