東京からの来客に便乗し、先日知恩院の宿坊「和順会館」に泊まって来ました。
場所は三門斜め前で、昨年法然上人八百年大遠忌に合わせリニューアルされたばかりの真新しい建物
宿坊というよりはもはやホテルと言っても良い程の綺麗さです。
普通のホテルとの違いは玄関には寺紋の幕暖簾がはられ
フロントスタッフさんはいかにもお寺の方という感じで宿坊らしい雰囲気
南門のすぐお隣、門をくぐると円山公園、八坂神社にも簡単に出られるアクセスの良さ
3階建の2,3階が客室で地下には大浴場なども備え
各部屋バストイレ付でアメニティなども充実していてほとんどホテルと変わりません
和洋室はとベットと布団の両方利用できる面白いスタイル
宿坊ならではと思えるのは毎朝、知恩院で行われる
晨法要に参加することができるという貴重な体験ができます。
夏の法要はとても朝早く、宿坊の館内放送が4時50分に鳴ります
(参加は自由で音が出ないようにも設定可)
その後5時10分までにロビー集合早朝にもかかわらず以外と沢山の人が参加!
まずは宿坊を出て三門横の女坂に続く石段を上り
阿弥陀堂に到着、すでに檀家の方のお参りが始まっていて
その後に知恩院の住職さんのお参りがあり
次に本堂(御影堂)の方へ移動し、そこから本格的な朝の法要が始まります。
ありがた~いお話を聞ける法話などもあり全てに参加すると1時間以上~
5時前に起きるのかやや根性いりますが
早朝の清々しさは他では味わえない宿坊ならではの体験かもしれません。