2012年「京の夏の旅」で特別公開されている上賀茂の「梅辻家住宅」
梅辻家は上賀茂神社の神主に就任することができた7軒の社家、賀茂七家の1つで
建物は長屋門、主屋、書院などが京都市指定文化財になっています。
当主が上賀茂神社の神主であった時に神社の実印を収めていたという
御印殿とよばれる小さな祠が残されています。鬼瓦には家紋の松皮菱
切妻造りの屋根の高さは上賀茂神社の一の鳥居よりも低くするように定められていたとか
書院は御所の学問所を移築したと伝わり黒書院作りで全て黒で塗られた以外と質素な感じ
庭に設けられた雨水を排水する為の排水路は建物からやや離れた場所にありますが
雨どいの先を長く伸ばし家の土台が腐らないよう工夫がされています。
鳥居型の内玄関、雨よけのために建物よりも大きくせり出す屋根のひさし
室内等は撮影禁止なので写せる場所は限られていますが庭はOK
京の夏の旅は9月30日(日)まで