仁王門通に建つ琳派の絵師、俵屋宗達ゆかりのお寺「頂妙寺」
普段は公開していませんが『京の冬の旅」で3月18日まで特別公開を行っています。
俵屋宗達のものと伝わるお墓もあり、宗達筆の「牛図」(重文)が公開されています。
この絵図が一番の見どころで下地の乾かないうちに次の色を落とす
たらしこみ技法という方法で逞しい牛の筋肉が表現されています。
掛け軸になったもので作品自体は小さなものですが迫力ある牛が迫って来る感じです。
仁王門通の名前の由来となった仁王門には運慶作と伝わる持国天と多聞天像を安置
秋は境内の銀杏が美しい所ですが観光寺院ではないので日頃はひっそりとしています。
特別公開で観光バスなども入り沢山の人が訪れていました。