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夏の定番!ツルツルのそうめん

2024年06月01日 18時20分28秒 | Weblog
今は6月の上旬ですが、
既に夏日となっている日も多く、
早くも真夏のようです。
暑くなると冷たい飲み物や食べ物が恋しくなりますね。
今回は、これからたくさん食卓に並びそうな
「そうめん」について書きたいと思います。


手延べそうめん

そうめんの原材料は
小麦粉、塩、水とシンプルです。
さらに、
コシの強さが特徴の「手延べそうめん」には
植物性油が使われています。
そうめんをねじるように引き延ばして
よりをかける工程で油をかけて
麺が乾燥したりくっついたりするのを防ぐのだそうです。
手延べそうめん特有のあのコシは、
生地を3〜4万倍(!)も引き延ばして
熟成を繰り返すことで生まれています。
麺の太さが細いほど高い技術を要する高級品で、
美しく桐箱に納められご贈答品としても喜ばれます。


「そうめん」と「ひやむぎ」

そうめんとひやむぎは何が違うの?
と思われている方も多いかと思います。
よく似た二つの麺は同じ原材料で作られていますが、
日本農林規格(JAS)は麺の太さによって分類しています。
直径1.3mm未満(手延べは長径1.7mm未満)がそうめん、
直径1.7mm未満(手延べも同じ)がひやむぎです。
そして直径1.7mm以上になると「うどん」に分類されます。


日本三大そうめん

日本全国に美味しいそうめんの産地があるのですが、
ひと際有名なのが日本三大そうめん。
奈良県の「三輪そうめん」、
兵庫県の「播州そうめん」、
香川県の「小豆島そうめん」です。
いずれも現在はスーパーマーケットで手に入るようになりました。
私は旅行でよく奈良を訪れるのですが、
大神神社(おおみわじんじゃ)二ノ鳥居近くのお店の
「にゅうめん(温かいそうめん)」が大好物です。
ツルツルののどごしと薬味の三つ葉・しめじの香りがたまりません。


いまから1300年も前のこと。
疫病や飢饉に苦しむ人たちを救いたいと
土地の有力者が神様に祈願したところ、
三輪の地で小麦を育てるようにとお告げがあったのだとか。
その小麦を粉状にし、
湧き水で延ばして糸のように細長くしたのが
三輪そうめんの起源だそうです。
我が家では夏の朝食に冷たいそうめんを食べます。
いわゆるぶっかけスタイルで、
たっぷりのネギとツナとごま油、
めんつゆで和えたものが定番です。
他にも刻んだシソとほぐした梅干、
茹でた薄切りの豚肉をぽん酢で和えたものなど、
色々アレンジして食べています。
食欲のない時でもツルツル食べられておすすめです。
皆さんはどのようにして食べてますか?
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