適当に快適

の~~んびり、充実した日々を過ごしたいなぁ。

恋愛でトキメクと綺麗になる?

2012年02月20日 17時59分31秒 | Weblog
充実した恋愛は、精神的満足感や信頼感を与えてくれる幸せの大切な要素です。また、ときめくことで、脳には快感物質が分泌され、生き生きと若々しくいられます。しかし、とかく異性の気持ちはわかりにくく、幸せな恋愛を続けることは簡単なことではありませんね。でも、だからこそ、それを知ることが良好な人間関係を保つ大きなポイントになるのでしょうね。

進化学における理論の一つに「利己的遺伝子論」というものがあります。これは自然選択や生物進化を、遺伝子中心の視点で理解しようとするものです。動物行動学の考え方に従えば、我々の社会行動はすべて「より多くの遺伝子のコピーを遺すという目的に沿うため」で説明でき、恋も浮気も遺伝子に組み込まれた行動の一つとなります。ヒトという種を効率良く繁殖させるために、我々は恋をしたりセックスを求めたりするように出来ているわけです。より多く、より確実に子孫を遺すためには、より良い相手が必要ですね。一般的に男性が若い女性を好むのも「より多くの子供を産んでくれそう」という本能からくると言われています。また「あの娘は財産(目当て)にくらがえした」と陰口を叩くことがありますが、女性が経済力や権力を持つ男性に魅力を感じるのは、生物学的にみれば自然な傾向となるわけです。芸術的才能やリーダーシップや腕力など、どのパワーに惹かれるか、胸が大きいとか太っているなど好みのタイプの個人差は、種としてのバリエーションを広げるためには必要なことなのです。民族による魅力の多様性も、ヒトという種を守るために、生物学的にみて非常に合理的なんですね。もっとも、今の日本には利己的な遺伝子が働かない「草食系」もいるようです。これはイデオロギー教育の中で、闘争心をかきたてるような取っ組み合いの喧嘩もなくなり競争の中で学んだ経験がないので、動物のオスとして育ってこなかった影響が大きいのでしょう。それがすべて悪いとは言いませんが、子孫を遺すという視点では、なんとも心もとないことですね。企業活動も政治活動もいずれもある意味、闘争ですから、宦官(去勢を施された官吏)のように便利に使われることはあっても、使う側にはなりにくいですね。恋愛能力に欠けると、ビジネスでも成功しにくいことの裏付けの一部だとも言われます。

恋をするとある変化が表れます。「きれいになったね。恋してるんじゃない?」とのからかいには、実は科学的根拠があるのです。「好きな人や魅力的な人の前に出るとドキドキしちゃう」。これは、一連のアドレナリンの作用による活性化兆候で、心拍や呼吸数の増加、血圧の上昇などによるものです。実はこれ、軽くジョギングしているのと同じような健康にとってプラスの状態なのです。そのほかのホルモン分泌も改善されたりします。こういった一連の生理学的なレベルでの活性化が、恋をすると魅力的になったり若返って見えたりする仕組みになっているのです。また、これまで着たことがないファッションにチャレンジしたり、未経験の遊びに手を出したりと、恋によって行動パターンも変化します。そのうちに生活全般が豊かになり、潜在的な能力も引き出されます。

「恋におちた」なんて言い方がありますね。英語でも「fall in love」と言いますね。しばしそこからの脱出が難しくなるのが恋。(だから「ハマる」とも言うのかもしれませんね(苦笑))好きな相手しか目に入らず、その人なしには生きられない感覚にとらわれ、普段とは違う高揚感とハイテンション……。その状態は、ある種の急性中毒とも言われます。これには脳内麻薬とも言われる神経物質「ドーパミン」が、大きく関与しているからです。付き合い始めたばかりの燃え上がるような快感を求める人は、長い付き合いでドーパミンの分泌が減ると、物足りなさを感じます。すると、新しい恋を渇望するようになります。逆に長く付き合って、ドキドキするかわりにホッとするようになった「その安心感が好き」という人もいます。安心感や幸福感で分泌されるのは「セロトニン」という物質です。逆に愛情が強すぎて強迫的になると「セロトニン」の分泌が低下すると言われます。本人はいつも真剣なのに恋人がコロコロ変わる、二股になるという人は、およそ前者です。決して浮気者を擁護するわけではありません。これはあくまで脳の嗜好性のタイプの話なのです。一夫一婦制で子供を育てることが前提の、日本の結婚制度に当てはめた場合、どちらが向くか向かないかとは、別のお話ですね。また、恋愛中は俗に言う「恋愛ホルモン」の一種、神経伝達物質の「フェニルエチルアミン(以下PEA)が分泌されます。PEAは、脳内で分泌され大量に出ると、麻薬とほぼ同じ快感物質が生まれ、このままの状態でいたいという願望を持つようになります。恋をすると何だか一日中ボケーっとしてしまうのも、PEAのしわざです。面白いことにPEAは、順調な恋愛よりも、許されない恋をしている場合、さらには失恋や何らかの事情により喪失した場合のほうが、大量に分泌します。そのため麻薬のモルヒネを摂取したような症状も見られ、高揚感や自己陶酔による快感に襲われるとともに、全身のチカラが抜けるような脱力感も味わいます。実はPEA、ごく少量ながらチョコレートにも含まれています。チョコ中毒の人はほろ苦い甘さで擬似恋愛も味わっている可能性があるかもしれませんね。
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潜在意識とドッキングしよう

2012年02月07日 13時18分30秒 | Weblog
潜在意識はすべてを受けいれる。

潜在意識が、人間の心と知性とを結びつける絆であることはすでに証明されています。人間は、無限の知性と好きなようにつながりを持つことができるのです。凄い!思いついたことを現実のものに変えることができるのは、潜在意識なのですね。また、切なる願望を聞きとどけることができるのも、潜在意識なんです。潜在意識と結びついた創造力の可能性は、はかり知れないほど大きいのです。その大きさは、畏怖の念すら感じられるほどです。潜在意識について話をしようとするとき、私たちはどうしても無力感と劣等感を持ちがちになってしまいます。なぜなら、私たちの潜在意識に関する知識は、あまりにも浅薄だからです。でも、潜在意識の存在を認め、潜在意識に願望を実現させる脳力のあることを理解したら、例えば「目標を明確に」とか「目標を紙に書け」なんてよく言われることの意味も十分に納得がいくと思います。そして、これらのノウハウを実行していくには、確固とした信念がいかに必要であるかということも解ると思います。これらのノウハウを数回行って潜在意識に到達できなかったからといって、決してくじけてはいけませんよ。潜在意識は、それが習慣となって初めて、思うように動いてくれるからです。もしかしたら、これまで十分な時間をかけて実行していなかったかもしれません。もしかしたら、もっと我慢強く、忍耐力を持たなければいけなかったのかもしれません。そして覚えておきたいのは、潜在意識というのは、努力に関係なく、思いのままに働くということです。つまり、恐怖や貧困や否定的な考えを排除して、もっと積極的な願望を与えなければ、潜在意識は否定的なものをどんどん実行してしまうということです。ああ恐ろしい。潜在意識は正直なんですね。ついつい否定的なことを考えてしまう人は気を付けないと、潜在意識はそれをどんどん受けいれてしまいます。潜在意識は、消極的なものや積極的なものを無差別に継続的に取り入れてしまいます。私達は、毎日洪水のような情報の渦の中で生活していますよね。それらの情報がどんどん潜在意識に飛び込んできます。その中には消極的なものもあり、積極的なものもあります。私達は、消極的なものを締め出し、積極的なものを受け入れる努力をしなければなりません。これができるようになったとき、私達は潜在意識のドアを開くカギを手にしたことになるんです。しかもそのドアを自由に開け閉めできるので、好ましくない情報が入ってくるのを防ぐことができます。創造はすべて「思考のヒラメキ」から始まる、と言われています。人間というのは、心にひらめいたものでなければ、決して創造することはできないものなんですね。心にひらめいた情報は、創造力の助けを借りて、計画の中に組み込まれていきます。創造力は潜在意識と協力し合いながら、あらゆる分野の成功へと導いてくれるんです。
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