適当に快適

の~~んびり、充実した日々を過ごしたいなぁ。

忘れてはいけない感謝の気持ち

2022年04月30日 20時24分48秒 | Weblog
先日、母校を訪れる「過去の自分を振り返るツアー」に行ってきました。
中学高校時代は辛い部活の思い出ばかりでした。
あれからずいぶんと月日が経ちましたが、中学校のグランドへ行くと当時の練習の記憶が鮮明になり、高校の通学路は街並みが大きく変わっていたことに気づきました。
過去の記憶を客観的にとらえられたことで、あれほど辛かった練習も「耐える」と言う貴重な経験になったと思えたし、移ろいゆく街並みに「過去は過去だ」と気持ちが割り切れました。
後悔や挫折も成長の糧になっていたことがわかったら、勇気が湧いてきました。
「過去に固執していては未来には進めない」。
そう感じました。
ただし、忘れてはいけない過去もあります。
それが、お世話になった人々への感謝の気持ちです。
母校を訪れた際、かつての恩師とお会いし、互いの近況を話した事は何より楽しい時間でしたし、支えてくれた恩師の存在の大きさを改めて感じました。
素直に感謝の気持ちを伝えたことで、不思議な感覚を覚えました。
過去の思い出がひとつ消化され、どこか余裕が生まれ、心にゆったりとした新たなスペースができたような感覚です。
恩師に感謝を伝えたり、会うことができない人は、お世話になった人を順に書き連ねる「恩人リスト」作るのも良いと思います。
家族、先生、友人、先輩、同僚などの名を書けば、自分1人の力では今に至っていないことに気づくはずです。
そして、たとえ厳しい状況に置かれていても「昔は今より大変だったけど、あの経験があったから乗り切ることができた」「あの頃は先生や友人のおかげで楽しい毎日だった。また一緒に笑えるように頑張ろう」とゆとりと前向きな気持ちが生まれるはずです。
皆さんも機会があれば思い出の地に足を運び、記憶を整理してみてはどうでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする