心構え

そして、行動。

物事に対処する心の準備である「心構え」とは何でしょうか？
仮に、農業に例えてみましょう。
美味しい「実」がなるには、必ずそこには健康な「木」があり、その木の根っこには豊かな「土」がありますね。
もし、この「土」がしっとりと健康的なものではなく、カラカラな不健康な状態だとしたらどうでしょうか。
そうですね、決して美味しい実がなることはありませんよね。
それ以前に木そのものが枯れてしまいますね。
つまり、この「土」にあたる部分が「心構え」になります。
「土」が私達の「心構え」であるならば、「木」が私達であり、「実」が「成功」になります。
「土」が最も重要だとすれば、「心構え」も最も重要だと言うことになりますね。

「心構え」を疎かにして長期的に成功している人はあまりいないのではないでしょうか。
しかし、「心構え」がしっかりしているにもかかわらず、「成功」を手にすることができない人もいますね。
なぜ「成功」を手にすることができないのでしょうか？
それは、彼らは「行動」をしていないのです。

そして、「成功」の素となる「行動」が何により決まるかと言えば、「思考」となります。

「思考」が「行動」を決め、「行動」が「成功」を決めるのですから、「思考」を固めることがまず先決となりますね。

農業でいえば、まずは土を耕すことでしょうか。

しかし、耕した「土」が豊かになったことに満足し、「種」を撒かなければ、決して「実」がなることはありませんよね。
「種」を撒いたとしても、水やり、肥料まきなどの世話を疎かにすれば、こちらも当然、収穫には至りませんね。

「思考」は重要ですが「成功」には直接つながりません。
「成功」は私達の「行動」に託されているのです。
「思考」がしっかりしているにもかかわらず、「成功」を手にすることができない人は、
このことができていないのですね。

「忙しい」
「環境が悪い」
「時代が悪い」
「面倒臭い」
「時間がない」
「怖い」

と、行動しない理由はたくさんありますね。
行動しない理由作りをして何もしなければ、現状のまま一向に問題は解決しません。
どんな理由であれ、行動しなければ環境は変化しません。
「成功」を手にすることはできないんですね。

「思考」の重要性が分かっている人にとって、それ自体を学ぶことは実に気持ちの良いことです。
なぜなら、学ぶことで「満足感」を得ることができるためですね。
「やった気」になってしまうのです。

しかし、「成功」に直接つながるのは「行動」です。

「行動」あるのみですね。