ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

賞品

2012-04-19 05:00:00 | 読書

会社へ行くことが無くなって、悪友に飲みに誘われることが無くなり、最近は深酒する機会も無く、もちろんお金も有りません。無い無い尽くしなのでお酒も家で嗜む程度、深酒した折は朝までグッスリ眠れたのですが、今も眠りに就くのは以前と変わらず9時か10時頃、夜中の2時や3時に目が覚めて仕方がありません。就労中なら仕事に差し支えるからと無理にでも眠っていましたが、今はそういう気遣いも無用の身、目を醒ましたら横になったままベッドで本を読む夜というか朝というかが続いています。

先々月串本に帰った折に新潮文庫の『Yonda? Club』の応募券が貯まったのでブックカバーを貰おうと応募した記事を書きました。2月の下旬のことでしたから、まだまだ寒さが身に滲みる頃でした。応募要領には発送まで4ヶ月かかると書いてあったのですが、到着したのが3月下旬のことでしたから、忘れる前にやってきたという感じです。新潮社の予想より応募する人の数が少ないのかも知れませんし、以前新潮社から貰ったものもそんなことが書かれていたのに早々と到着した経緯があるので、大袈裟に言っているのかも知れません。

             

同じ2月にブックカバーを4つも買ったのに何故またブックカバーなのか、それは新潮社が用意している商品の中に他に欲しいものが無かっただけのことなのです。

             

革製かと思っていたのですが、布製です。未だ使ってはいませんが、見た限りではどうも使い勝手が悪そうな気がします。ファスナーが付いているので本の他に何か入れれるようになっているのかと思っていたのに、そうでも無さそう、ひょっとすると無用の長物になってしまうのかも。ブックカバーで自分のブログを検索してみると、5年前にも新潮社から貰った形跡があるのですが、使った覚えも無く、何処にあるのかさえ不明になってしまっています。

             

先月田舎で詠もうと帰る間際に買った本が2冊、双方ともたまたま講談社のものだったのですが、中に解説目録を進呈するという応募はがきがあったので、それも応募しておいたら早々と届きました。文芸文庫を買ったのは井上靖の『補陀洛渡海記』が最初でしたが、他の文庫本より値段が相当高いので意見として書いておきました。

学術文庫の目録を読んでいると、読んでみたいと思う本が続々とありますが、無闇にあれこれ読んでも身には付きますまい。書店へと足を運ぶ機会も減ったこの身ですから、新聞の書評やこのような目録が本を選ぶ際の参考になることでしょう。

                       

韓流という言葉が好むと好まざると使われ初めて久しいのですが、TVで放送される韓流ドラマを観たことがありません。しかし、パチンコを全廃したという韓国、宇宙開発と銘打って弾道ミサイルを発射した北朝鮮、元は高麗、李氏朝鮮という名の一つの国でした。その国の支配思想が脈々と受け継がれた儒教であったことと、二つに分かれた国がそれをどう受け継いでいるのか、あるいは否定しているのか。そういうことを知りたかったのです。

彼の国を支えてきた儒教と言う思想がどんなものであったのか、興味があって読んでみたのですが、儒教と言う思想がどのようなものであるのかを書いた書物ではありません。要は儒教内部それも儒教の一派に過ぎない朱子学の各派閥の争いの中で勝ち得た者が政局を支配した歴史が語られています。そして朱子学こそが儒教であるという一尊主義が朝鮮の科学や経済の発展を阻害してきたことを強調しています。

             

但し、朝鮮を支配した儒教にのみ焦点を当てているわけでもなく、それぞれの時代の中国(漢から三国時代を経て隋・唐・元・明・清など)や倭国や日本国の歴史と対峙しているので、東アジアの歴史の流れが掴める一冊となっています。でもイマイチ韓国へ行ってみたいとも思わない私は朝鮮の地理が頭に無く、600ページ弱にも及ぶ論文は理解がし難いものでした。

時折頭を過るのは北朝鮮のこと、彼の国が社会主義的政策が執られている国、国名の如く民主主義国家だとは思ってない私ですし、理に適わない行動を取り続ける国でもあり、何とかならんのかと思いますが、現の大阪市長のようなあからさまな敵意を剥き出しにするのは如何なものかと思っているのです。

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