ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

どんどろの森

2010-05-28 05:00:00 | 田舎
案内板があります。『どんどろの森』ってあまり知られてないのでは・・・どんなところなのか楽しみでした。でも結果から言うと、何も無いところでした。

             

ツツジが咲いていますが、もう時期も終盤、萎えている花も多く、アップで撮るには耐えません。

この先の公衆トイレまで車で行くことが出来ます。

             

トイレより奥に池があり、案内板には日南川(ひなたがわ)池と書いてありました。水はきれいですが稚鮎はいないようでした。ハエ(ウグイ)の姿が見えました。

             

池の水の無い部分、といっても水の無いのが大部分なのですが・・・案内板ではこの奥から川が流れてきており、『神秘の水たたき』というところと、『ドンドロ坂』があると書いてあったので、川を溯ることにしました。

             

きっとこれが『神秘の水たたき』なんだろうと思われます。そしてここまでで川上に向かって左側(右岸)の道は途絶え、川の対岸に道があるようです。

             

対岸といっても川幅は2mぐらいのもの、石伝いに渡ることは簡単です。

                  

しばらく右岸の道らしき道を歩いていると、お地蔵さんに出会いました。道標になっていて、「右ハこだ(こざ)三丁」「左ハ日なた川三丁」と刻まれています。和歌山の人はザ行をダ行で発音する人が多いのですが、それは発音だけかと思っていましたが、書く人もいるのですね。

尺貫法では3.3mが1尺、6尺で1歩(19,8m)、60歩で1丁(1188m)ですから3丁は3564mとなります。これはおおよそでしょうが、この地点から古座の方へ3,5kmというと鶴川橋を超えて明神辺りだと思われます。

             

そして歩き続けたのですが、すぐに左岸の道も行き止まりになってしまいました。

             

ドンドロ坂は何処にあるのか、頂上を目指す道は見つかりません。古座川町の役場に電話しようと思ったのですが、圏外の表示では電話することも出来ずに、道だと思って行ったら道ではなかったということも起こりうるので、仕方なく引き返すことにしました。

             

公園まで降りてきて、役場へ電話してみます。はやり山道は素人では分らないだろうということ、一枚岩の上には行けなくて、坂を登ると相瀬へ抜けれるということでした。地蔵さんがあったことを言うと、その先まで行けば日南(ひなた)の村落跡があるということでしたが、道が無くなってるというと、川を渡ればまた道があるとのことでした。
             

役場の人は遊歩道を登れば、一枚岩を望める絶景ポイントがあるとのことでしたが、今度日南(ひなた)の村落跡を訪れたときに遊歩道も歩いてみたいと思い、その日は『どんどろの森』を後にしました。

一枚岩の前に建つ道の駅・鹿鳴館を望遠で捉えておきました。


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2 コメント

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どんどろ・・・ (ちのと)
2010-05-28 05:51:31
どんどろの森ってなんか、宮崎アニメの中に出てきそうな名前ですが、私も行ったことはないのでワクワクして読みました。

どうやらぼんくらさんは、単体行動!で動くみたいだから、途中でまたエライ目にあったんじゃ・・とドキドキ。途中で戻ったのは正解のようですね。一枚岩のことは鹿鳴館にだいたい居る室(むろ)さんに聞くとわかりますよ。先月も一枚岩・嶽の森探索ウォークがあり、近所の女性も参加して来たって話を聞きました。ときどき、よそから来た人が個人で探索しようとするみたいで、危ないからと説明するらしい。中には背中に子供を背負って登りたいという夫婦がいて、その時はいくら背負っても、木の間をすり抜けたりしたら、その子の顔を引っかきながら進むことになる、と諭したこともあるんだって。まぁ、あのぼんくらさんが惑わされたパンフがあまりにも、容易に行けそうに書いてますから、都会の山間ハイキングのように捉えてしまうんでしょうね。

古座川も携帯がほとんど使えると思ったけど、やはり山の中は厳しいのですね!

いつか一枚岩の上に行きたいのですが、かなり高いらしく歳を重ねて、高所が苦手になってきた私に、追いうちをかけるように嶽の森ウォークに参加した女性が、「体力的にはきつくなるで」と言われてしまい思案中です。案内なしに無理と言われるし・・・。
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一枚岩の上から (ぼんくら)
2010-05-31 08:13:13
下を覗くと怖いでしょうね。でも一枚岩の上へと登れる道は無いようです。きっと道なき道を伝って登った人はいると思います。

単体行動って?単独行動ですか。別段こだわってるわけではありませんが、一緒に行くような友達がいないだけのことです。ちのとさんが一緒に行ってくれるなら、大歓迎ですよ。次回はどんどろの森の遊歩道を登るのと、日南の村落跡に行ってみたいと思っています。
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