ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

平城京 大極殿

2010-11-25 05:00:00 | 
先週土曜日、かねてから収賄させられていたN田君と、その奥さんと娘のM子ちゃんを伴って、約束どおり奈良観光に出かけて来ました。

天気予報では当日は雨、前日の夜飲み会からの帰りには雨が降ってきたので、その時から覚悟は決めておったのですが、当日朝の天気予報を見ると曇りから晴に変っていました。外を見ても曇ってはいるものの雨は降っていません。

             

予定通り、近鉄の難波駅から7時6分の急行に乗り、30分で大和西大寺駅に到着、案内はするものの私も平城京跡に行くのは初めてです。去年興福寺に行った時、電車の中から大極殿が造営されているのが見えていましたから、方角などは分っていましたが、どの道を歩くのか分りません。まぁ適当に歩いていったら15分ぐらいで平城京の北の端っこに着きました。

おそらくこちらから入場するのではなかろうとは思いながら、そこから入場しないわけには行きません。未だ人もまばらな道を遠くに見える大極殿を見ながら歩いて行きました。

             

歩いていると、大極殿の後方に白い煙がもうもうと立ち上がっています。N田君は時代劇かかって狼煙とか言いますが、そんな半端なものじゃありません。

             

本当に火事かと思うほど白い煙が見えるのですが、幸い焔は見えませんし、消防車のサイレンも聞こえません。結局大極伝を見物し終えても状態は変らなかったので、あの場所では日常茶飯事のことだったのでしょう。

             

8時頃になってやっと大極殿の正面に到着、だだっ広くて何も無い広場を縦断して大極殿を見物です。遷都祭の開催中のことですが西大寺に住む友人からは、もの凄い人が来ていると言われていたので少し早めに来たのですが、近所から散歩に来ているような人がパラパラいるだけ、まぁ誰にも邪魔されずに写真が撮れますが、なんだか肩透かしを喰らったような感じです。

             

額に書かれた大極殿の字、よく見ると極の字が違います。極の下に四つ点が打たれています。こんな字は手書きパッドに入力しても出てきません。

             

まっさらな金ぴかのシャチホコのような飾り、ここら辺りの大きなお寺には東大寺や唐招提寺にしてもこのような飾りがあります。私はこれを見て、鯱と言うより鬣があったりして馬の頭に見えるのですが、これを鴟尾(しび)と言うようで、これが変化してお城のシャチホコになったのだそうです。

            

広場の芝生が養生中となっていて、堂々と歩くわけにもいかないので、迂回して大極殿の後ろ側も見て回りました。

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