ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

湊川神社の紅葉

2008-12-15 06:00:00 | 神戸にて
12月初旬の湊川神社です。
神鉄の湊川駅からJRの神戸駅方面に歩いて帰るのですが、この湊川神社は名前とは裏腹に湊川駅からは遠く、神戸駅の近くにあります。

       

境内にはもう来年の干支を掲げられています。
いくらなんでも少し早いような気がしました。

     

何処の神社でもよく見かける伊勢神宮の神宮式年遷宮への募金の訴え、20年に一度、550億円もの巨額ををかけて敷地を移転し、社殿を建て替え、神宝類も新たにするような制度があり、62回目を迎えるということになっています。

下の絵が面白かったので撮ったのですが(写真で見るとこの絵は皆が右を向いて歩いているような感じに見えますが、実際には左に向かって歩いています)、文を読んでいて今のような不景気な世相に、このような無駄遣いが行われて良いものかと憤慨したくなります。

文中「千三百年の歴史を有するこの式年遷宮は、清浄を第一とするわが民俗が、万物の“いのちの蘇り”をその心とするもので、日本固有の麗しい伝統文化です。」とあるのですが、①財界から75億円もの寄付を受けておいて、清浄と言う言葉は当て嵌まらないでしょう。日本国のほんの一握りにしか過ぎない財界の言うことを聞かなければなりません。
②一旦失ってしまった命は、決して蘇ったりするものではありません。心の問題などという論理自体が非科学的です。
③このような無駄遣いが日本固有の伝統文化などと言うのは、その日暮らしを精一杯生きている私共庶民の感覚からはかけ離れています。という3点で誤っていると私は思います。

       

拝殿の前に置かれている狛犬には、ハッキリと角がありました。

後ろのモミジの紅葉が美しいでしょう。

       

ここは社務所から拝殿への渡り廊下、狛犬の後ろに写っているモミジが見えるところです。

       

拝殿の反対側にある御祓所のモミジも色濃く紅葉していました。

       

山門から入ると新しい鳥居が建っていますが、その手前にも1本のモミジが紅葉していました。

       

こうやって1枚1枚を撮っても、あまりきれいではないのですが、全体的に見ると非常に美しい紅葉なのです。

       

           gooリサーチモニターに登録!