
今回の記事は、6/6に行われた「Ayaka Hirahara Concert Tour 2007 そら」長崎公演の模様をレポート風にお届けいたします。福岡公演・広島公演に引き続き、某平原綾香ファンサイトのBBSに書き込んだ内容を、ちょこちょこ修正しながら再掲したものです。今回も内容的には完全に重複しておりますので、どうぞご了承くださいませ。今回のキャピ度は…多少押さえたつもりです(^^);

この記事内容の性質上、壮絶なネタバレをしております。今後ライブに行かれる方で、演奏される曲目や演出を知りたくない方は、お読みにならないよう、あらかじめお願いいたします。










長崎といえば、あーやパパ・平原まことさんが幼少期を過ごされた場所であり、そして今年は「ココロねっこ運動」のテーマソングを親子で作られたということもあって、やっぱり「何か」起きそうな気配が漂っていましたから、行きたい~!と思っていました。だけど、仕事などの都合で難しいかなと思っていましたが、福岡でお会いした緑のハッパさん(以降「ハッパさん」)にチケットがあると言われまして、気持ちはグラグラ傾いておりました。そして、幸いなことに仕事の都合もつき、大念願の長崎公演に行けることになったのです。しかも最前列ど真ん中という、ものすごい位置を取ってくださったのでした! 全てはハッパさんのおかげです(>▽<)
当日は14時頃に長崎入りいたしました。特急を乗り継いで約3時間…結構疲れました(^^); だけど、これから待っている素晴らしいコンサートを思えば、ここでバテるわけにはいきませんから、ユンケルローヤルC2(510円ナリ)をグイッと一本飲み干して頑張りました(笑)
15時にハッパさんと会い、ロイヤルホストで食事しながら、たっぷり2時間以上もあーや&ドラクエ談義(笑)。17時を過ぎた頃、会場の長崎ブリックホールに向かって歩きました。開場まで少し時間がありますので、会場周辺や、昨年、「夏・長崎から」※が開催されたという稲佐山を撮影したり…。
※さだまさしさんの呼びかけで毎年行われていた平和を願うコンサート。昨年で惜しまれつつ最後となりましたが、あーやがゲストに呼ばれ、稲佐山の野外ステージで「Jupiter」など数曲を披露したそうです。
![]() | 長崎ブリックホールは、まだ新しいホールなのだそうで、とてもキレイで音響も良かったです。コンサートのほか、劇団四季もたまにミュージカルを上演しているそうです。 だけど開場時間になり、入場してからも「まだ仮開場です。客席へは入れません」とのアナウンスが流れ、なんと15分も待たされてしまいました。ちょっと手際が…?(^^); このときはそう思ったのですけど、もしかすると、このときあーやが感謝状を受けたりしていて、その関係で遅れたのかもしれません。開演も15分近く遅れてしまいました。 ![]() |
さて、これまでの2回のライブでは、99%あーやに釘付けだった私ですが、今回は3度目とあって、若干気持ちにゆとりも生まれ、バンドメンバーの皆様のテクニックや演出効果などに注目することができました。とはいえ、やっぱり90%以上はあーやに釘付けでしたけどね(^^);
オーバーチュアの「Voyagers」が流れ、「Wall」のイントロであーやが現れると温かい拍手が…。福岡では歌の一部を上げていましたが、広島と長崎では通常の歌い方(CDと同じ)でした。ハッパさんは「Wall」が一番のお気に入りだそうですが、本当に良い曲ですね。私も元々好きな曲の一つではありましたが、ライブで聴いたとき一層心に染み渡り、大好きになりました。続けて「誓い」…やっぱり生で聴くとジーンとしてしまいます。あきらめてはいけない気持ちにさせられます。
そしてMCへ。あーやが「みなさん、こんばんは~」と言ったのですが、会場からの「こんばんは~」は、とっても疎らでした(汗)。あーやも思わず「…もう一度お願いします!」と(^^); ゴメンナサ~イ(涙)。2度目は小さなお子さんの「こんばんは~(^○^)」って声も後ろから聞こえてきて、「あら!カワイイ声が♪」とあーやも嬉しそうでした。「アルバムはもう聴いてくれましたか?」のときの拍手も随分少なくて(大汗)、あーやは「少ないでーす(涙)」と…。九州のファンとしては、返す返すもゴメンナサ~イ!って気分でした(T◇T)
あとは…結構記憶がおぼろげになってきましたが、終演後にハッパさんと一緒に思い出しながら書いた手元のメモによりますと、今回は9泊10日で(!)、明日はやっとお家へ帰れるとか(お疲れさまでした~!)、宮崎や沖縄に行ってきたけど、「焼けなくて良かった」とか(笑)、そういうお話をしてくださいました。
続いて「Everyday」…この曲は、愛犬家の私が大好きな曲なので、聴くたびに目が潤みます(T◇T) 「Graduation」「Smile」のちょこん♪座りも健在! かわいすぎます~(>◇<) 「歌う風」あたりで、今回のツアーでの演出…朝~夜までの色々な「そら」の表情をイメージしていることに改めて気がつきました。ここまでの曲では、午前中のゆったりとした時間の流れをイメージしたのかなと思いました。ちなみに「歌う風」は、このタイトルを頂いて自分がファンサイトを作ったりしたものですから、最近は個人的に思い入れが大きくて、またも嬉し泣きでした(*▽*)
そして婚約カップルですが、長崎では紹介がありました!「これまで、婚約カップルがいなかったり…色々なことがありました」と、あーやはMCで振り返っていました(T_T) 婚約カップル&ご両親に対する祝福の眼差しとともに歌われる「感謝」は、やっぱり最高でしたね~! あーやも、婚約カップルがいなかった広島より格段に嬉しそうでした。
追記ですが…婚約カップルの新婦さんのお名前が、またもや「エリさま」でした(笑)。なんだか「エリさま遭遇率」が高い今日この頃…(^^);
さて、長崎のご当地バンドですが……楽屋に差し入れがあったということで「ちくわバンド」になりました。私の予想はオーソドックスに「ちゃんぽん」か「カステラ」、ハッパさんの予想は市の花から「あじさい」だったのですが、見事に予想外!のソフトバンク状態でした(^^);;
サックスを持って戻ってきたあーやは「I LOVE YOUR SMILE」を熱唱!そして見事なサックスを披露! あーやのサックス見たさに、横須賀公演の模様が流れたNHKの「ウエンズデーJ-POP」を繰り返し見ている私ですが、やっぱり生の迫力は格別ですね~(>▽<)
「虹の予感」のイントロが流れましたが……誰も立ちませんでした(^^); 私もハッパさんもシャイなので、周囲が誰も立ってくれないと、なかなか立てなかったりします。ゴメンナサイ(T◇T) あーやの「良かったら立って~♪」の一声で、ピョコン立ちした我々は、誠心誠意、力いっぱいに手拍子を送りました! 続く「Circle Game」も含めて、会場はノリノリな雰囲気に包まれ、あーやも呼応するかのようにノリノリでした(^^) 「Re:PEPPER」のイントロ部分では、あーやはニコニコしながら「みなさ~ん!素晴らしいです!!」と…褒めてくれました~!(*▽*) ただ、長崎では「Re:PEPPER振り」は浸透していないようで、あーやがやり始めると同時に始めたのは、私とハッパさんと、あと数えるほどだけでした(^^); そこで曲の合間にあーやが「みんなも恥ずかしがらずにやってみて~」と言い、それから後は会場全体が「Re:PEPPER振り」に包まれました。拍手の温かさからも、会場のみなさんがあーやを応援している気持ちは伝わってくるのですが、あんまり慣れてないって感じですかね。ファン歴1年未満という新米の私が言うのもアレなんですけど(^^);
あーやが衣装替えに走った後の「Re:PEPPER」ラスト部分ですが、今回はバイオリンの今野さんが、すんごくハッスルしていた気がします(^^); 今まではどちらかというとギターの稲葉さんの方を見ていたのですが、今回は今野さんから全く目が離せませんでした。最後は軽く飛び上がってましたし(笑)。カッコイイです今野さん! どの曲か忘れましたが、今野さんが Dr.kyOnさんの前でキーボードを弾いていた箇所もあって、なんでも出来るんだなぁ~とビックリしてしまいました。(私の見間違いでなければ…)
さて、午後の明るい日差しを浴びて盛り上がったコンサートも、午後の静かなひとときへ…。美しい赤のドレスに身を包んだあーやが現れて、名曲「しあわせ」を披露してくれました。さっきまでノリノリだった会場も、あーやの静かな歌声に酔いしれました。
そして卒おめMC…宿題を友だちに手伝ってもらったり…という秘話を暴露(笑)。すぐ後に「大部分は自分でやりましたけどねっ!」と自己フォローするあーやがカワイイです(^▽^);
「Skool for AH」は今回もカットされ、「夢暦」へ…。この曲を聴くと、茨城の愛娘(笑)を思い出します。彼女はこの曲を胸に、柔道の稽古に励んでいるのです。続く「君といる時間の中で」は、バックの風景が鮮やかなオレンジ色で、夕方の風情がとても出ていて素敵でした。「1秒フィンガー」は、私もハッパさんもペンライトを持っていなかったため断念しましたが、私たちの左隣何人目かの方が指だけでやっていました(笑)。
「Jupiter」は、いつもより最初のブレスが大きかったように思います。会場に走る、空気が変わるような緊張感がたまりませんでした。演出は夜の入り口あたりでしょうか。ミステリアスで、なおかつ荘厳な雰囲気が素晴らしかったです。やっぱりこの曲を聴くために会場に来ている人も多いと思いますし、あーやを代表する名曲ですから、生で聴くたびにゾクゾクしてしまいます。続く「明日」も緊張感の高まる出だしから素敵でした。
「シチリアーナ」で会場は真夜中の雰囲気に…。薄闇に舞い上がる雲の映像と、風になびくあーやの黒の衣装が、彼女の哀しみの心を表していて、一つの舞台作品のような仕上がりになっていることに感心してしまいます。最前列ではスクリーンに近すぎて、登っていくあーやの映像が鮮明ではないのが惜しいところですが、少し引いた場所から見ると、とても幻想的なラストになっていると思います。DVDは絶対に発売してくださいねっ、ドリーさん!(・∀・)v
そして、アンコール曲「そら」「ありがとう」で、静かなメロディとともに、夜に終わりを告げて、また新しい朝がやってきます。本当に素敵な演出です。終わると万雷の拍手&スタンディング。バンドメンバーの手繋ぎバンザイでは、私とハッパさんもマネしたのですが、タイミングが微妙にずれてしまったせいか、ちょっとスベりました(笑)。だけど、今回もとても素敵なコンサートでした!
……と、いつもならここで終わるのですが、今回はまだ終わりではありません。いつものあーやは「ありがとう」の後のカーテンコールでは、拍手を浴びて、とってもにこやかに立っていますが、このときのあーやの表情は前の2回とは全く異なっていました。とても厳しい表情なのです。いや、別に怒ってるわけではありません(^^); 「今日の私の使命はまだ終わっていない!」と感じさせるような、決意に満ちたような表情でした。その姿がカッコ良すぎて、早くも膝が小刻みに震え始めました。
バンドメンバーが全員退場しても、あーやはその場に残ったままです。会場ではアンコールを求める拍手が鳴りやみません。マイクに向かったあーやは、「もう1曲歌います!」と高らかに宣言! 予想していたとはいえ、私の顔は\(>▽<)/になってしまいました(笑)
あーやは「さっき、長崎のとっても偉い人に表彰されました!」と嬉しそうな顔で一言(^^); とっても偉い人とは副知事、表彰は感謝状だと後に判明するのですが、「ココロねっこ運動」への協力に関する感謝状を、まことさんと一緒に受けられたのです。そして「虹色のアーチ」と「ココロねっこ運動」について、あーやが一通り説明したのですが、感動のあまり、ここら辺の内容の記憶は頭から飛んでしまいました(^^);
あーやが話した後、「虹色のアーチ」のイントロが流れます。あれ?ココロねっこ運動のホームページで流れるイントロと違う! どうやらホームページでは、最初の方がカットされてるんですね。でも、このカットされていた部分が本当に素敵でした。私だってこのライブで1回しか聴けていないのですが、本当にもったいない話です。早くCDを発売して頂いて、皆さんにも聴いて頂きたいと願っています。
そして、あーやが歌い始めたのですが…この曲はライブでは初披露なんですよね。そのためか、あーやの気合いの入れ方は最高潮でした。ホームページで試聴したときと歌い方がまるっきり同じ! 全く淀みがないのです。音楽はカラオケ(生演奏ではなく)でしたが、フレーズの一つ一つに、しっかり魂をこめた歌い方で、小刻みに震えていた私の膝はガクガクし始め、気を抜くと後ろに倒れてしまいそうでした(^^); どうにか踏ん張って立ったまま聴き続けました。
間奏中、サプライズゲストとして平原まことさんが舞台に登場!! 曲のサックス部分を生演奏で披露してくれたのでした(*▽*) 見事な親子共演で、歌が終わると会場は割れんばかりの拍手! あーやは「サックス・平原まこと! パパでした~!!」と紹介してくれました。にこやかに退場するまことさんの笑顔に、親子の深い愛を見ました(*▽*)
改めて生で聴くことの出来た「虹色のアーチ」、本当に素晴らしい曲でした! これが全国発売されないなんて本当にもったいない! ある意味「スタート・ライン」よりも不遇な名曲になってしまいそうです。全国発売して、それで得た収益を「ココロねっこ運動」に生かすとか、そういう風にしてくれれば良いのにと思いました。ハッパさんには、県知事にそう伝えておいてと頼みました(笑)
終演後、舞台上手の方で、あーやに握手を求める奥様がたが数名…(^^); 優しいあーやは、少し驚きつつも握手してくれていたのですが、1人がやると、みんな待ってました!とばかりに握手を求め、プレゼントを渡す人まで…。プレゼント阻止部隊は二人ほど立ってましたが、阻止できてないし、これじゃ完全に無意味です(笑)。こういうときって、そりゃ握手して欲しいのはファン共通の夢でしょうから、やっぱり手を出したい気持ちも生まれますが、私もハッパさんも、やっぱりマナー&ルールを守るのがファンとして大切だろうと、手の届きそうな位置にいながらグッと我慢したのでした(T◇T) どなたか褒めてくださ~い(笑)
最後は、よくガマンしたね!
上出来上出来(笑)
だって~…Gaiaさんでは支部長でも、こっちでは意味わかんない人も多いでしょうから~(^^); 遅ればせながら宮崎出張お疲れさまでした!(笑)
長崎公演レポ(力作ですね)、読ませていただきました。
やはり、「虹色のアーチ」歌いましたか!是非とも聴いてみたいですが、市販の予定はないのでしょうか。お父様との共演といい、長崎公演はプレミアライヴでしたね(羨ましい)。
「1秒フィンガー」、初めて目にする言葉です。ペンライトを振るのですね。そういえば、宮崎公演で私の近隣でペンライトを掲げた方がおられましたが、係員に止められていました。各々の会場の判断によるということでしょうか。
握手を堪えたご判断、非常に正しいお考えだったと思います。このような出来事が度重なるようですと、一層、アーティストとファンとの間の距離(物理的&精神的)が広がってしまうと思います。一時の欲情に流されることは長い目で見ると決して良い結果には結びつかないと思います。
DVD発売は最重要要望ですね。ドリーさんに期待します。
それでは失礼致します。
ペンライトは会場によってNGなところもあるみたいですね。広島では一緒に行った中暴さんが係員さんに確認を取ってOKをもらっていました。別に危険物ではないし、演出的にNGなら全会場で禁止にするはずだし、ちょっと基準が分かりにくいですね。
カーテンコールでの握手&プレゼント贈呈は、基本的に小心者だから足が動かないというのが正直なところなんですが(笑)、やっぱり禁止行為とされている以上、それを守った上で楽しみたいと私は思っています。全員がきちんとルールを守ってくれれば、無粋な「プレゼント阻止部隊」なんてのも、必要ないんですからね。といって観客のモラルだけに頼るのも、なかなか難しいんでしょうけど…
それもまたまた目の前でとは!!
なんとも羨ましい限りです。
最終のフォーラムまで暫く間がありますが、願わくば『虹色のアーチ』をこちらでも披露していただけたら…と淡い期待をしているんですけどね(^^)
勿論CD化もして欲しいものです。