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随時随所楽しまざるなし

肺炎騒動で原点回帰

2020-03-20 10:05:07 | Weblog

 おはようございます。

 大人の助言に従わない人ほど、専門家の自宅待機の要請を無視し、勉強せず、することがないと言い、町でたむろするでしょう。何もすることがないはずはないのに。すぐにポジティブフィードバックがあります。

 孫が今年高校3年生でした。周囲のアドバイスは聞かない子でした。日曜日になると、中高の同級生が家に遊びに来てゲームを夕方までしていました。自習の勉強をしないため、辛うじて進学できる低い成績でした。

 小学校の時に好きだった絵の塾に行きたいと、高校2年の夏休みに言い始めました。貧乏でも絵の塾に通うことを許され、美大を進学志望。その受験科目は絵と国語と英語。英語塾に2年生の2学期から通い始めました。

 志望のタマビとムサビに合格。生活費以外の学費が4年で1000万円ほどかかると分かりました。孫は大いに迷い、長岡造形大学に進学。学費は4年間で半分程度。生活費が毎月10万円程度、4年間で500万円程度か。ブランドを自分が諦めました。

 塾代が高く、知り合いのパートのお母さんは子供の勉強にかかるお金が大変と言っていました。正規社員の介護士のお母さんも子供の高校進学に苦労していましたが、志望校に粘り、制服が素敵な松戸高校に入学できました。

 今は少子化時代です。不運な人もいるでしょうが、自分で進路を決められる人は適した良い大学や高校に入学できます。最近、入社の内定取り消しのニュースに驚きました。でも旅行代理店ならあり得ると思いました。

 会社から内定を出したのに、今年に入って肺炎騒動があり、経営が行き詰まり、内定を取り消しました。旅行業界は全て不況でしょう。3月の募集企業は限られています。第三次産業、サービス業に限られてしまうかも。

 大手のホテル、航空会社、旅行代理店はお客が激減しました。ANAもJALもアテンダントを自宅待機させます。格安航空会社は破綻し、リストラか合従連衡で生き残る策を考え、新規採用はないでしょう。

 サービス系の会社の緊急募集はあり得ても、資格が無い新卒者が中途採用の経験者に勝つのは大変です。就職は当面諦め、専門学校で資格を取って、来年度に入社できても、目的もない人が勤続するのは大変です。

 良い資格や良い会社に入り、仕事ができる力は簡単には得られません。準備は早く始める、早起きは三文の得です。小学校から中学高校で、子供に準備する心や精神を養えない今の教育と先生が変なのです。

 私は外野席、無職のヨイヨイですが、教育とは生きる力の伝授、学びとは習得と思っています。今私が考えている良い教育と良い学び、そしてお金のない家の子供が生きる力を得られる条件を改めて考えたいと思っています。

 今日はここまでにします。

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