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箇条書き手法の例題

2017-07-06 04:29:54 | 小論文

 おはようございます。ここから第1章、題名はパソコンが変革するハイテク市場です。

 章のはじめにが先頭に箇条書きで6項目書かれています。その中からkoderaの小論の手法に則り4項目を選んでみます。何でも良いのです。いい加減に選んでも会社でも大学でも合否には関係しません。数項目書き、書きやすそうな項目を選ぶのが良い手です。今回は先頭の2項目を飛ばし、3項目目から転記します。実は全部転記するのも面倒ですし。

・従来、漢字と日本語処理の障壁によって、日本市場のパソコンの価格は高値にいじされてきました。しかし、この状況は完全に変わりました。誰もが世界的なパソコンの進歩を享受できます。

・新しいパソコンは新しい使い方を想像します。ハイテクマーケットでは『今日の真実は明日の誤り』と。変化を前提に考えることが重要です。

・新しものが好きなあなたは、ハイテク市場の重要な担い手です。ハイテク市場はユーザが参画する市場です。

・パソコンを選択する場合、個人のニーズも大切ですが、省電力と拡張性は多くのユーザーに共通な大切な要件です。

 当時のパソコン市場を考えるとなかなか良さそうな項目が並んでいます。でも今のハイテク市場の小論に使うなら、少し遅れた考えもありそうです。この箇条書きは誰かが書いた文章を読み、その中から書きだした文章だと仮定しましょう。このままではパクリ、コピーライト違反に問われてしまいかねません。

 そこで各項目を私が勧める4項目の箇条書きの手法でまず変換します。選び方も題名はいい加減で構いません。題名は『私が考える新規事業』としましょう。まず各項目を、目的語を先頭にして短文にします。そのため、用いるキーワードは抽象概念を持つ言葉に置き換えても構いません。厳しい制限があり、どうしてもそうしたくなるでしょう。

・価格破壊を実現する

・市場の常識を疑う

・ユーザを参画させる

・省電力と拡張性を優先する

 これなら文系だろうと理系だろうと、大学だろうと企業だろうと、思う所を書きなさいという課題に使えると思います。最後の項目が難しそう、少し独自な意見を書けそう。この4項目は誰もが合格のために使える例かもしれません。

 今日はここまでにして、並べ替え以降の話は明日からにします。

 

 

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