おはようございます。
書類に不備があっては文章作成の能力を疑われます。逆に抜群の書類を提出すれば、一発で欲しい人材と認識してもらえます。提出資料は何度も推敲し、訂正することになります。
文章の校正は、サラから文章を入力するより、ケアレスミスが増えるものです。タイプミスは誤変換となり、気が付きますが、誤って一文字余計に削除してもソフトは何も応答してくれません。てにおはを間違ってダブって入力しても、すんなりと読めてしまうのが作者故。念には念を入れて校正し、可能なら他人に最終チェックをしてもらってください。
記述項目の順番を入れ替えると、項番の順序が正しくなくなります。項番の前後関係や記入漏れ、ダブった番号などに特に気を付けてください。項目番号の付け方は大学のレポートなら問題にはなりませんが、マニュアルを書くなら規格があります。経歴書は規格を知っていることを見せるために、その一般の取り決めに則ることをお勧めします。その順序は1、(1)、①の順番です。
トータルで3ページの最終ページのフッター部に、3/3と記載します。その1行以上前の、文章の終わりの行の次行に、右寄せし、以上と記入します。文章部分はこれで終わりを表します。
職務経歴書のような特に大事な資料の文章の文字には文字飾りは凝らないようにしましょう。強調したい部分を色を変えて打ってはいけません。強調したい成果も強調文字にしてはいけません。客観的な資料を書いて、読み手に評価を委ねてください。押しつけがましい飾りは決してポイントにはなりません。むしろ評価者に減点ポイントを探させるきっかけになるかもしれません。
文字フォントも一種類で押し通します。デザイナー志望でない限り、職務経歴書は明朝体が無難です。飾りがあれこれあると、見たくない資料となり、読んでももらえず不合格になるかもしれません。
会社や部門が変わり、職務が変わった人は職務経歴書はいくつかの部分から構成させます。でも、個々の職務を枠などで囲わないでください。枠は手書きの文字で生きるもの。ワープロで作成した資料には邪魔者です。
まず作成者が校正する時に枠が邪魔です。一方、読み手は枠外の文字を読み落とすかもしれません。枠が応募者の強調したい部分のはずだと思い、枠のない部分を急いで読みがちになるからです。人は無意識で何でもしてしまいます。
読まないでも分かるような部分は書かず、できるだけ文字数が少ない、洗練された文面にすべきです。
今日はここまでにします。