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新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

歴史から未来を見る

2020-10-15 04:05:57 | Weblog

 おはようございます。

 グローバリズムが世界に蔓延し情報過多と激しい競争。日本は小農家が多く、高齢化した農村が過疎化。金融、組合、商業、農業など大変です。座、無尽、頼母子講に似た仕組みがまた復活し、過疎の村にも企画次第で有望事業が生まれています。ポピュリズムの最たるものです。日本システム構築に参考にすべきです。

 危機や災害に対応しようと現業の人が集まり作った新しい仕組み、村社会のシステムは当初上手く機能します。上手く運営されると古顔が力を持ち始め、腐り始め、改善を避け、楽な運営と自分の利益を考え始めがち。不正やその筋の人に利用され始めます。良いシステムほど改善保守が難しいのです。

 明治維新の殺し合いで江戸時代のシステムは壊滅。人材不足になりました。若い勝ち組の諸藩の一部が日本のトップに座り、国の形ができたと私は思います。人が少ないため、当初は意思決定が速かったでしょう。しかし若い官僚は人を育てる経験が足りません。次第に明治の国の指導者は時代遅れになったと思います。世界の変化が急激だったからです。

 その結果、相次ぐ国の命運を賭けた戦いが続きました。国体維持のために文部省は神話教育を根幹に据え教科書を作りました。海軍も陸軍も神話を作り教科書に採用させました。軍神広瀬中佐、橘大尉など。無能な大将のために創った話だと私は思います。

 日本は極東の島国。国は移動できません。国土の改善は微々たるもの。大国のグローバリズムに対抗したのは奈良時代からです。防人の苦労は万葉集に伺えます。北条時頼、時宗が元寇の危機を乗り切り、時頼作の伝承があるいろは短歌、時宗の名言集も苦境の裏返しでしょう。

 大航海時代に宣教師は先兵。運よく日本は戦国時代。日本刀の技法があり、良い鉄砲を大量に製造。信長、秀吉、家康の家臣団が先進諸国の植民地化を防ぎ、武器が劣っていたアフリカ、北米、南米の原住民は悲惨でした。

 キリスト教布教のため当時のローマ法王が原住民虐殺を支援したと長谷川先生は言います。八紘一宇も最悪。ヒトラーは理想主義。正義を謳い他国侵攻。理想主義、宗教だけでなく、グローバリズムがそもそも危険です。

 ソ連は降伏後の満州に侵攻。抵抗しない日本人を捕虜にしてシベリアの農奴扱い。樺太、千島列島に侵略し、交換台の女性を殺害。東ヨーロッパでも侵略と虐殺。でもヨーロッパ諸国は見ているだけでした。

 日本は自国も守れない、アメリカの属国のような国。でも歴史は正直です。マッカーサー万歳の幸運でした。トランプはポピュリズムの激情家。ポピュリズムならまあ良いか。バイデンなら先行き不鮮明です。

 今日はここまでにします。

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