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新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

イカロスの神話も面白い

2018-11-01 04:14:40 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 まずイカロスの不思議の記事の後半部分を以下に貼り付けす。

『イカロスの言葉から微かな記憶が蘇ってきました。それはギリシャ神話です。鳥の羽をロウで張り合わせ、巨大な翼を作ったイカロスという若者。調子に乗り、太陽の近くまで飛び、ロウが溶け、墜落する話、です。無鉄砲だった私は「桂馬の高飛び歩の餌食」と言われ、「イカロスになるな」と教えられました。有名な絵画、「イカロスの墜落」(ピーテル・ブリューゲル(父)、 1557年頃)の絵は美術の教科書にあったのでしょう。覚えがあります。

 絵の謂れを調べました。ギリシャ神話はギリシャ時代よりはるかに昔の伝承をギリシャ時代やローマ時代の詩人や作家がまとめたもの。ダイダロスとイカロスの親子がミーノス王の怒りを買い、迷宮に閉じ込められました。彼らは翼をつくり、空を飛んで脱出した話が基でした。

 イカロスは父の警告を忘れ、高く飛びすぎ、太陽の熱でロウを溶かされ、墜落死と、オウィディウスの詩にも歌われています。彼の詩はギリシャ時代ではなく、今の時代の感性にあっているのかも。このまま続けるときりがありません。ここで止めます。

 まとめです。成功を目指した最新技術の宇宙帆船にイカロスと名前をつけた理由が私には分かりません。本当に不思議です。太陽に溶かされ、帆が溶け、失敗することを予定していたのか。それとも冗談か。あまり期待していないプロジェクトだったのか。だから挑戦に成功したのかもしれません。それなら納得できます。真実は何時も不思議だからです。』

 コピーは以上です。最後の段落は今もそのまま使いたいと思います。常に真実は藪の中、虚実同根だからです。神話は虚構のようで現実の出来事に近い話です。脱獄に失敗した有力者が居たのかもしれませんし、脱獄も運が良ければ成功します。脱獄に成功し、調子に乗って殺された若者がいたのかも。

 私はオリンピックやワールドカップの応援や放送が嫌いです。勝てば官軍、負ければ賊軍だからです。不倫話も同じ。一億火の玉、池に落ちた犬を打つ、の復活。個性個性と言う割に、随時随所楽しまざる無しがありません。今の教育は勝者になることを強いています。結局、凡人も上昇志向させられます。

 規制や補助金を上手く使い、革新的な挑戦を薦めますが、友人や他人と仲良くすることも望まれて、変人やできない人を苛めることになりかねない。せいぜい渋谷で騒ぐだけ。SNSが普及するほどその性向が強まるでしょう。老人の偏屈さも、一強政治も怖くないが、大衆の大衆迎合の行方がわかりません。

 ますますポピュリズムがはびこり、飛び出せと凡人や障害者も言われています。凡人や障害者は太陽を目指し、蝋が溶け墜落します。墜落する凡人が多数派になりました。特高が復活しなければ良いのですが。今の子が可哀想。随時随所楽しまざる無しと、楽しめば良いだけなのに、周囲やメディアが煩すぎます。

 南無大師金剛遍照。今日はここまでにします。

コメント
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