おはようございます。
堺さんの講演会の思い出から思ったことをしばらく続けます。
悪い人は話しやすい人に近づいてきます。仕事で付き合うと、儲け話、自慢話を始めます。危ない人に被害を受けた人は若い人や管理職など、地位と歳によりません。針小棒大に自慢する人は危険です。自慢や叱責は能力不足の裏返し、能力不足と言われても、自分が自分を褒めましょう。
自信家の友人が会社を辞め、投資を薦められました。4回ありました。手切れ金と思い、投資せず、お金をあげ、おさらば。全員失敗、事業は破綻。無事でした。数少ない成功者は自力で起業した人。一番危なかったのは、手を貸した件。アウトボクシングの手数が良かったと思い、冥途に行きます。
人は自己中、相手を甘く見て、声をかけます。その言葉は願望です。言葉が美味しいほど危険です。聞き手の理解にも誤解があります。たくさん友人を作るのは良いことですが、言葉を信じてはいけません。お金はなお危険です。ただより高い物はない。父母の教えでした。それで私は何とか無事でした。
騙された人が加害者や犯罪者になるのが一番怖いのです。自殺した同年代の優秀な慶応経済の先輩がいました。彼は自己破産。親は成城の大きな自宅を失いました。悪徳商法撲滅は堺さんの領域。阿保な私は人の言葉を鵜呑みにしないで、行動と実践を見て冷静に評価しています。良い人は騙されて、優秀過ぎる人は行き場を失うことも多いのです。
困った友人が居て、頼まれてもお金を貸してはいけません。貸したい時はあげましょう。行いが良い人にです。過去に頼まれた人は5人いました。2人は断りました。返してくれたのは1人だけ、1人は消えました。1人は最近ですので、見ています。
今日はここまでにします。