函谷関に行く途中で
ランチです。

この地域で一番のホテルです。

この地方の郷土料理らしい。
お魚は淡泊だけど柔らかい肉質で美味しい。

全部少しずつ鳥のように
ついばんでみた。
チキンを口に入れると骨付きだったのには
みんな閉口していた。
スイカは食感がシャリシャリしていて
日本のとは違いがありますが
普通に甘くて美味しいので食べた!
函谷関へは280㎞ 約4時間の道程。

リンゴ畑がつづく
函谷関は西安から南東方向の河南省北西部
にあります。

どうやら到着です。

離れているので、カートに乗って移動します。

途中にある金ぴかの老子像
老子はこの河南省出身なので、像がありますね。
周の役人であった老子は、国が衰徵するのを憂いて
身を隠すために函谷関を超えるが、その時、
関所の役人の求めに応じて書物「老子」を
遺し、その後仙人になったと伝えられている。

着きましたが
なんか映画のセットのようでしょぼい。
テレビの始皇帝でみた函谷関の方が重厚感が
あって印象に残っている。

ガイドの単さんが憤慨しながら言う。
「函谷関も始皇帝陵も項羽がすべて焼き払ってしまった」
その項羽の愛妾であったのが虞美人。
後に戦いで項羽側の敗戦が色濃くなると
自害する。
この項羽、一つの眼球に二つの瞳孔がある
重瞳(ちょうどう)だったという。
中国では重瞳は貴人の相として表現される
ことが多いが、実際に項羽が貴人だったかは
疑わしい。
函谷関の門をくぐって
ずっと進んで行くと

林の向こう側にはラクダが繋がれています。

函谷古道
この場所ではまだ道幅がありますが
徐々に狭くなって2m程になります。
ここで函谷関の戦い(紀元前241年)があり
楚、趙、魏、韓、燕の5国合従軍と
始皇帝の秦との戦いで、この函谷古道に
誘い込み5国合従軍をせん滅させて
秦が勝利した。
何千、何万ともの命が散って
歴史がつくられたこの場所に
現代の自分が立っている不思議。
この空間には、幾層にもなった魂の叫び声が
聞こえてきそうな気がします。

ずっとばあさんたちに付いてきた野良犬
ごめんね、餌は持ってないのよ。
古道で孤独なのね。
函谷関からバスで1時間の三門峡へ

これが黄河です。大きい!!
世界四大文明の一つの黄河文明
正にこの地で紀元前3000~前1500年の
間に農耕や彩文土器などの文化が発祥。

ここで中国の文明が生まれたのね。
中国という国の奥深さに
感慨もひとしおです。
ここはもう下流に近いので、河は黄色く
ないのです。
三門峡駅に行って
中国の新幹線、高鉄に乗って西安にもどります。

駅構内に入るのにパスポートが必要です。
幾重にもなった検査。
まさしく今は北京で全国人民代表大会が
開催されているせいで、警備が半端ない。

チリ一つ落ちていないホームに
入ってきた高速鉄道車両。

西安からここまでバスで4時間かかった
のが、たった50分しかかからないのです。
119.5元(2629円)

清潔な車内。
掃除のおばちゃんが、ひっきりなしに通る。
侮れない高鉄。全然揺れないし、静か。
最近、連結部分が外れたりの事故が多い
東北新幹線。高鉄に負けている。

ブーツを穿いた赤い制服の車掌さん。
ここでもパスポートを確認にきた。

西安駅を出て食事会場へ

西安鍋料理
羊肉一皿、牛肉二皿と野菜など
〆は麵で、うどんのように太い麵です。
ゲリばあさんはうどんを少しと
お肉をチョットだけ

バス中から
ライトアップされた城壁を見ながら
ホテルへの帰路に。
今日も一日、ゲリピー子だったばあさん。
固形物を食べなければいいのだろうが
栄養も摂らないと歩けないし。
お水を飲んでも、直ぐに胃のあたりが重いし。
西安での観光はまだ始まったばかり
あと三日、頑張るんだ!
今日も来てくださってありがとうございます。
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