白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

戸隠忍者村

2010-07-16 23:22:23 | その他
次の日は、野沢温泉から来るまで約1時間の山奥、戸隠に来ました。

昔ここは戸隠流忍者の里だったそうで、今はちょっとしたテーマパークになってます。


本当に山奥にあるの。
この日は平日だし、学校はまだ夏休みじゃないし、人里はなれた山奥だし、っということで、客は私たちだけでした。ははは




アスレチックや、からくり屋敷など、子供たちがすきそうなものがたくさん。
ただ、マー君は忍者を知らない。
う~ん、価値が半減かも。

野沢温泉

2010-07-16 22:47:01 | 家族
2週間遅れてダディーが来ました。
マー君の学校はこれでおしまい。

これから家族4人で、車をレンタルして、ちょっとした温泉旅行。

東京から車を飛ばすこと約4時間。
山間の小さな村、野沢温泉村に来ました。


自然に囲まれたすごくかわいい町。

泊まったのは、アメリカの日本語教室でお知り合いになったお母さん友達の実家。

くつろげる、すごく素敵な宿。
かけ流しの温泉は、家族貸切で使わせてもらいました。最高。


食事はすべて手作り。
山菜をふんだんに使った郷土料理。

おいしそうでしょ~。

村の人口は約5000人。
歩いてまわれる程度の小さな村。
山から流れる水の音が常に聞こえて、すごくすがすがしい。


狭い道で、山の裾野にあるため、坂だらけ。
そこがまたかわいい。
冬は雪が降るため、道には滑り止めが。


あちこちにある小川。
流れが速くて水が澄んで冷たい。


あちこちに、自由に入れるかけ流しの足湯がある。
でも、熱くて入れられない。


ここも足湯


ここも足湯


自由に入れる外湯。
賽銭箱が設置してあって、お金を入れて入る。
温泉がどんどん湧き出ているから、ただ同然。
こんな温泉があちこちにある。


町並みがかわいい。


源泉。90度のお湯で、村の人が野菜を煮たりするために使う台所になっている。
危ないから村の人意外は立ち入り禁止。



温泉卵だ。





丘の上のほうで一枚。
背景の山が綺麗。
ちなみにここも足湯。




背の高い消火栓。
冬には雪が何メートルも積もるため、こんなに高いんだって。


これは地下水からの湧き水。
冷たくてすっごくおいしい。
ペットボトルを持っていって毎朝たくさんついで来ました。

村一番の神社へ。



山の神社ならでわの石段。

見事な欄間

自然との調和がすごく綺麗で、でも写真一枚に入りきれないから、ちょっとビデオを撮りました。




井の頭公園

2010-07-16 22:38:48 | 家族
この日は子供二人を連れて井の頭公園へ。
すごく安いのにびっくり。
子供は入場料無料。
乗り物はどれも100円。
しっかり遊べて、なかなかいい。




モルモットと遊ぶ広場。


マー君、結構運転うまいかも。さすが車好き。




小さい子が乗れる乗り物ばかりだから、小さいお子さんがいるかたにお勧め。


日本最長老のおばあちゃん像、花子。



マー君がダディーにしていた説明では、「あんまり動物がいない動物園で、遊ぶところが多い。」そうです。
しっかり6時間遊びました。
私の方がくたくた。

多摩六都科学館

2010-07-16 22:27:36 | 家族
週末は、妹の赤ちゃんあっ君と一緒に、みんなで多摩六都科学館へ。


妹の赤ちゃんは1歳2ヶ月。
とってもおとなしいいい子で・・・家のやんちゃ息子が大声を出すと、びっくりして泣き出しちゃうの。

科学館は面白い仕掛けがいっぱい。
マー君は夢中。

光を上手に当てると進む、ソーラーエネルギーの車。


自転車をこぐと発電して、模型の町に電気がつく。


映像に合わせていすが動くため、実際に自分たちが動いている気分になる。

楽しかったけど・・・ただ一つ気になったことがある。
この日は日曜日。
お父さんの姿がほとんどない。
これはカフェテリアの写真。

みーんなお母さんと子供ばっかり。
お父さんは家でお昼寝?

アメリカだったら、必ずママとパパは一緒だと思うなぁ。
父親の育児参加、まだまだ遅れているね。

マー君の小学校体験

2010-07-16 21:42:11 | その他

今回帰国のメインの目的だったマー君の体験入学について書きましょう。

アメリカのお母さん友達に散々脅されてきました。
「うまくいけば、日本の子供たちにも先生にも歓迎されて、本人もいい思い出をたくさん作って帰ってくるけど、迷惑がられて本人もトラウマになるほど嫌な思いをして帰ってくることも。
両極端だよぉ~。
さぁ、マー君は吉と出るか凶と出るか。。。」
どうなるんだろう。。。

初日、区役所に手続きに行って、それから学校に向かったために、着いたのは3時間目の途中。
しかもその日の3時間目は授業参観日。
なんでこんなにタイミングが悪いのかしら。
迷惑をかけないようにと一生懸命だったのに、これじゃぁ出だしから迷惑かけまくりじゃないか。

結局、4時間目から授業に出ることに。

はじめの自己紹介を教室の後ろから見せてもらった。
みんな外人っぽい顔のマー君に興味を示すかとおもいきや、みんなの興味は一気に補聴器に。
「ねぇ、耳になにつけてるのぉ?なんでぇ?」っと質問攻め。
少しかわいそうに見えた。

たい君もいるし、さっさと教室を去ることにした。

それから数時間後、学校に迎えに出向く。まだ帰り道がわからないからね。
っで、マー君の初日の反応は。。。
「もう行きたくない!」

ガガーーーン。
こまった、こまった、このまま行ってくれなかったら、この計画が全部台無しだわ。
色々と説得を重ねるものの、マー君は「もう行かない。」の一点張り。

もうだめかとあきらめていたところ・・・
ありがたいことに次の日は土砂降りの雨。
なぜありがたいかというと、妹に頼んで買ってもらっていた新しい傘とレインコートを使いたくて、喜んで登校。

単純です。


待ちきれなくて、朝早くから外に出るマー君とたい君。

この日は一緒に行って先生に事情を話すと、マー君のお世話係として男の子を一人つけてくれた。

この子がまたいいこで、いいこで。
びっくりするほど礼儀正しくて、はきはきと話をして・・・
きっとクラスの中でもしっかり者の優等生をつけてくれたんだわ。

そしてこれまたこの先生が、いい先生で・・・。

たった2週間しかいない子供のために、何をやったって何の評価にもならないだろうに、
ただ余計な仕事が増えるだけだろうに、嫌な顔をするどころか、それはそれはマー君のためにいろいろやってくれて感謝感激。

結局マー君は、行きたくないとぼやいたのは初日だけで、その後は元気に登校。
最後には、「楽しかった、また来るからね。」っと言うほどに。

最終日、わざわざマー君のためにお別れ会までやってくれて、しかも、短い間に文集まで作ってくれた先生。
一人ひとりマー君と一緒に写った写真と、子供たち直筆のマー君へのお手紙。
感動です。

そして、さようならを言いながら、涙を流してくれた先生。
あ~、こんな言い先生に出会えてマー君は本当にラッキーでした。


これが学校。典型的な日本の小学校ね。


学校ではプールの授業も。
こんな写真載せて大丈夫かしら?まぁ、生徒の顔は見えないからいいでしょう。。。はは


アメリカにはない給食風景。先生が撮ってくれました。


アメリカにないものといえば、やっぱり昇降口。
建物の中に入るのに靴を脱ぐのは日本ならでわ。


毎日ランドセルを背負って、たい君と一緒に歩いて登校しました。


お友達と一緒に下校。
子供だけで歩く姿を見て、つくづく日本は安全だなぁっと思いました。

いい思い出ができてよかったね。

貴重な体験をさせていただいて、本当にありがとうございます。