金魚cafe

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夜のひよっこ(12)止まった時間とビートルズ

2017-07-05 23:46:38 | 佐々木蔵之介さん
月、火、水と録画したひよっこまとめて観ました。

今週というか先週から宗男叔父さんがメインなのですが。

すっかりなじんでいますね。

なんでいうかその場がパッと明るくあったかい雰囲気になります。

すずふり亭でもシェフが宗男と下の名前で呼ぶほどです。

宗男叔父さんのその明るさとビートルズ愛はどこから生まれたのか?

それが明らかになるとあまりにも重い。

その重さは本人にしかわからないものですね。

戦争に行ったシェフは宗男叔父さんの背負ったものの重さに気づいていたのですね。

宗男さんよりも激戦なところではなかったかもしれませんがシェフも話さないだけで辛かったのですね。

ナレーションで変なおじさんといわれるほど朝ドラ史上強烈な叔父さんだった宗男さん。

でもピュアで少年っぽいところもありで良いキャラだなあと思っていました。

その少年っぽさは戦争に行ったときから時間が止まっていたのではないだろうかと。

仲間もほぼ亡くなってしまうほどの激しい戦場から生き残ってきた自分。

だから何があっても笑っていこうと。

それはまだ忘れられない、終わりにできないからだったのですね。

シェフも宗男さんを通して自分の戦争に行ったことを思いだしてしまった。

忘れたいけれど忘れてはいけない。

そんな重いものを皆背負ってるんですね。

ビートルズを観れたら背負ってる重いものも少しは軽くなるのでしょうか。

婿養子に行った先で滋子さんに頭が上がらずでと思っておりましたが滋子さんだから手のひらで好きにさせてくれていたのかも。

滋子さんにしてみたら息子が4人いるようなものですね。(宗男のミニチュアが3人いたとは)

じっちゃんも、実お父ちゃんもわかってるけれどあえて何もいわず黙って見守ってくれていたのだなあと。(やっぱり家族だ)

シェフ、夏なので暑さを吹き飛ばそうと辛口スパイシーなカレーライスが食べたいと思っておりましたがツヤツヤのドビソースのハヤシライスとモチモチのお赤飯が食べたくなりました。