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金魚cafe

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まれ観てます(3)

2015-09-19 23:54:36 | ドラマ
まれも来週が最終週。

洋ちゃんの徹さんは途中で姿を消したまま。

まあこれは徹さんが(中の人)あちこちにいかなくてはならないお仕事があったのでこういう展開になったのだと思いますが。

これに良く似たパターンで「医龍4」の藤吉先生(中の人)がニューヨークではなく新橋演舞場に行ってたということがありました。

藤吉先生出番少なかったです~~。

きっと帰ってくると信じておりましたが、今お父さんから連絡あったと心身ともにへとへとのまれちゃんに教えて良かったのかなあと。

というかまれちゃん以外の家族、友人(一子ちゃん)は知ってたわけで皆さんどれだけ口が堅いのかと感心しました。

やっとパテシェらしいところが観れたのに終わりとは残念です。

今日の夜まれを観て漆の実が食べられると知らなかったのでへえ~~と驚きました。

美味しいのかな~~?興味がありますね~。

本当なら徹さんは姿を消さなくてもいい方法はあったのに家族や相手のことを考えての失踪を選んだ。

ダメダメな父となってますが、そんなにダメダメな人かなあと。

家族思いの徹さんがダメな父ならもっとひどい人いるし~~と思ってしまうのです。

来週は洋ちゃんが「おじいちゃん」と呼ばれるところを観るのと素敵なケーキを見れるのを楽しみにしています。





松本清張時代劇ミステリー「雨と川の音」

2015-09-15 23:04:12 | ドラマ
今日松本清張時代劇ミステリーの最終回なのですが、まだそこまで観ていないのです。

やっと「雨と川の音」まできました。

罪を犯したわけではないのに無宿人というだけで捕まってしまった与太郎と市助。

与太郎は八丈島、市助は佐渡島に送られると決まっています。

生き残れる確率はといえば生きて帰れぬ佐渡島の市助よりも南の島へ行く与太郎のほうが生き残れるかもしれませんが、市助のささやきに負けてしまったのですね。

無事脱走できただけもうけものと思えばよかったのにまた悪事を重ねていく二人。

こういう人たちだから捕まっちゃうわけでこれだけで明るい未来はないなあと思ってしまいます。

そして駕籠かきを襲って自分たちが駕籠かきになりすましたところにお金を持ってそうな訳ありの男女が乗せてくれと頼みます。

ここで仁科貴さん、まあお父様そっくり、時代劇にはかかせない俳優さんになられましたね。

市助は与太郎を裏切り、女とお金をかっさらって逃げていき、与太郎は誤って男を殺してしまい、自分の指まで失ってしまいます。

あちこち逃げ回りながら裏切った市助を捜し続ける与太郎。

ふとしたことから市助らしい人のうわさを聞くのですが。

訪ねた先で待っていたのは市助なのか?

綿密に張り巡らさせた罠にはまるのは誰なのか?

あの爽やかで書道の師範の免状を持ってる松村雄基さんが特殊メークをしてまであんな役をするなんて。

時代劇も人材がいないのか?それともそういう大御所がやる役が回ってくる年齢になられたということでしょうか。

水先案内人の蔵之介さん夏らしく涼やかな衣装と髪の毛もさっぱりとされてます。(今は秋なのですが。)


何回かに分けて収録されていたのですね~。






「まれ」観てます(2)

2015-08-26 00:21:56 | ドラマ
朝は忙しいので観るというより用事をしながら聞いてるという感じの「まれ」。

夜放送の「まれ」はゆっくり観れます。

最初はいつパティシェになるのか能登の食材は紹介しないのかお店はどうするのかと思いながら観ておりましたがやっとお店を持って一国一城の主となりましたね。

その店を見届けることなくまれの父徹さん(洋ちゃん)がいろんな問題を抱えているので姿を消してしまいました。

家族は皆心の中では寂しいと思うのですがまれや圭太はお店と塗師屋が忙しく、藍子さんも一徹も毎日の仕事や何やかやで追われて悲しんでる暇はないみたいです。

それに朗報が飛び込んできたのですから。

みのりちゃんも赤ちゃんが生まれたところに今度はまれもおめでた。

徹さんと藍子さんが3人の孫がいるじーじとばーばになるのですよ。

あんな若くて綺麗なばーばと夢見る少年のままのじーじなんて。

洋ちゃん、父親役からじーじの役になっちゃったのです。

今は姿を消しているけれどきっと戻ってきますよね。
そう祈ってます。

アラフォーの洋ちゃんがじーじをするぐらいだからもし蔵之介さんがなにかでご出演されるとしたら(もう一回朝ドラで観てみたいのですが)じーじをやらなくちゃいけないのかなあ。

父親役は想像できるけどじーじは想像できないです~。

20人役を1人で演じられたのですから、今の蔵之介さんはどんな役のお仕事がきてもOKじゃないかなあと。


松本清張時代劇ミステリー「虎」

2015-08-24 00:04:21 | ドラマ
甲府の鯉のぼり問屋「皐月屋」というのがありまして、江戸時代は端午の節句に鯉のぼりや勇ましい武者絵を飾っていたそうです。

渡り職人の与助は虎を書かせれば右に出るものはいないということで皐月屋の主平兵衛さんはなんとか与助を自分の手元に置いておきたいと給金を上げたり、食事のおかずを増やしたりと待遇を良くしていたのですが、与助本人はやっぱり江戸で絵の修行をして名をあげたいと野心を抱いております。

主の気持ちを察した女中のお梅さん、お店のためと自分の気持ち与助に惹かれているのであの手この手でなんとかつなぎとめようとします。

彼女が惹かれたのは与助の手、今だと手がキレイな男の人っていうのはほめたことになるのでしょうがお江戸では華奢な手よりがっちりした手のほうがいいと思うのでしょうか?

与助はそんな至れり尽くせりが窮屈なのと江戸で勝負したいと逃げ出します。

追いかけてくるお梅さん、お守り代わりに肌身離さずもっている張り子の虎、それを見せてなんとか思いとどまるように説得するのですが、与助は思いあまってお梅さんを殺してしまいます。

それ以来絵を描くことをやめ、江戸で医師了庵の薬箱持ちをしながら日々を送っています。

このシリーズ、オトナのための時代劇といいましょうか結構きわどい内容が多いですね。

私が小さいとき、まだ時代劇が盛んにTVで作られていた時は、家族一緒に観れる健全な勧善懲悪もの、ちょっと遅い時間ならオトナが観るようなダークな際どい内容のものと住み分けがあったような気がいたします。

今では時代劇もリアルさを追求して内容も健全な感じでもう少しいろいろあった方が面白くなるのではないだろうかと思うのですが。

このシリーズはそういう面では頑張っているのではないかと私は思っているのです。

そうして江戸で幸せを見つけて暮らしていた与助にまた昔を思いださせるものが現れます。

張り子の虎というと西に住んでるものとしては神農さんという薬の神様がいらっしゃって笹に張り子の虎をぶら下げてるのを見たことがあります。

日本には生息していない虎というのは強さの象徴だったのですね。

そして虎はすべてを見ていたのです。^^

与助を演じる内田朝陽さん、「鷗外の怪談」で舞台拝見しました。

そのときは正義感あふれる弁護士役でした。





松本清張時代劇ミステリー「大山詣で」

2015-08-21 00:28:53 | ドラマ
マクベスがちょっと落ち着いたので(あと1回残ってるんですが)溜まってる松本清張時代劇ミステリーを観なくてはと。

「大山詣で」原作は蝋燭問屋なのですが、やっぱりテレビ的には呉服問屋のほうがわかりやすいのかと。

このシリーズの出演者はテレビ東京さんの2サスによく出ている方が多いなあと現代劇か時代劇か違うだけでサスペンスはサスペンスですね。

呉服問屋山城屋の主利右衛門さんは年の離れた後妻をもらいましたが、床につくことが多くなってしまい、店の切り盛りは番頭の兵助さんに任せています。

お医者様でもわからぬ病のため、これは祈祷でもしてもらわねばと大山権現様に女房のおふでさんと兵助さんがお詣りに行くことになりました。

当時の江戸は庶民の旅行というのは許されなかったのですが、信仰のためお詣りするのは許されていたのです。

同じころのヨーロッパでも女性の旅というのは上流階級に限られたものでそれもあまりなかったそうですが、江戸時代はお伊勢参りが最高の旅であり、江ノ島までは盛んに遊覧がされていたそうです。

「東慶寺だより」でも女一人で東慶寺さんまで駆け込むのですからそこそこお金があれば自由がきいたのだなあと。

お詣りするのに講というのを作ってメンバーを集めてお金を積み立てたりして旅行に行くのです。

その大山詣ででおふでさんが同行する蔦屋の若旦那久太郎さんと道ならぬ恋をしてしまい、そこから破たんしていくのです。

お店もおふでさんも両方頂こうと企む兵助さんのわなにはまったわけですが、兵助さんも最初からそんなことは考えていなかったのに、おふでさんが他の男性と不倫しているのを見たらお店のためにコツコツ働いていたのが馬鹿らしくなったのかもしれません。

このドラマのシリーズ年の離れた夫婦は夫が邪魔になってしまうパターンが多いのですが、何不自由なく暮らしていても何でこんな年寄りと結婚したのだろうと不満がある、それが兵助さんみたいな男性から見るとわかっちゃうんですね~。

安定を求めるとドキドキしたくなる、お店の女房というのはそんなに退屈なものなのでしょうか?

お店は手代も番頭さんもいるし、家の中のことは女中さんがやるので指図するだけだとやっぱりそうなのでしょうか?

兵助役の袴田さん、イケメン枠だったのに今では脇をしっかりかためてドラマを支える役になってきたんですね。

現代劇も時代劇でも完全犯罪というのは難しいです。

どこかでほころびが出てきます。