金魚cafe

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歴史秘話ヒストリア今こそ知りたい! ジョン万次郎

2013-11-07 00:06:18 | テレビ
江戸幕府が鎖国を止めて開国にしたとき活躍したのがジョン万次郎。

彼は14歳の時捕鯨船に乗って嵐にあい遭難してアメリカ人のホイット・フィールド船長に助けられます。

当時の日本は鎖国状態このまま帰ると罪に問われるかもとアメリカに渡ります。

そこで彼は英語だけでなくアメリカのいろんなものを吸収し学びます。

アメリカの生活にも慣れてきたときに外人が日本に漂流したら対応が悪いと言われます。

この時彼の心に日本を開国させたいという気持ちが生まれます。

今ならあらゆる情報があるのでこの国はこんなところと知識があります。

当時14歳でいきなり全く知らない言葉も通じないところで生きていくというのがすごいなあと思います。

とても自分ならできないでもそうしなければ生きて行けないとなったらできるのでしょうか?

18~19世紀の間に記録に残っているだけで日本の船が遭難して外国の船に助けられたというのが30件、その中でジョン万次郎以外で有名なのが浜田彦蔵(のちの日本初の新聞を作った人)ロシアに渡った大黒屋光太夫など一般の人たちです。

日本に帰りたくなった万次郎、まず琉球にたどり着きます、そこでいろいろお上から取り調べられ、次に薩摩、長崎とでようやく土佐に着いたのが琉球上陸してから1年後、いかに幕府が密航した者に対して厳しかったのかがわかります。

帰国した万次郎は地元で英語を教えたり、アメリカでのことを書物にまとめます、それを読んで影響を受けたのが坂本竜馬で船中八策もこれを参考にしたと言われています。

そして万次郎が活躍するときがやってきます。

ペリーが浦賀沖に黒船4隻でやってきて日本に開国を迫ります。

回答を1年後にと日本を後にしたペリー、幕府は開国するかしないかで意見は分かれ、アメリカについて何の情報もないのでいい案は浮かびません。

そこへジョン万次郎を推薦する話がでてきて江戸に呼ばれます。

万次郎は老中阿部正弘に「アメリカは我が国とのよしみを結びたいのだ」と開国の必要を説きます。

ここで交渉時の通訳として幕臣にとなるはずが、水戸の徳川斉昭によってそれはかなわぬこととなります。

万次郎がアメリカに恩義を感じているのでアメリカに有利なように通訳するのではないかというのが言い分です。

けれどアメリカの記録には交渉中万次郎は姿を見せず隠れて通訳していたと書かれていたそうです。

開国するしないと右往左往しているのが今と似ていなくもなく、幕府はとりあえずこの問題を不平等な条約ではあるけれど結んだわけです。

こうして結ばれた日米和親条約、漂流民の保護、捕鯨船の補給のための港を開くなど万次郎が願っていた開国が実現されました。

ここまでは教科書に載っていたり、幕末の大河ドラマならよくあることで皆さんも知っているのですが、明治になって万次郎はアメリカにわたりお世話になったホイット・フィールド船長に逢いに行きます。

そして子供、孫と交流は続きます。

それが太平洋戦争で中断しますが、終戦後万次郎の子孫のところへホイット・フィールド家の使者が無事を確認しに訪れてまた交流が復活し現在も続いているそうです。

こちらではジョン万次郎というのは遭難してアメリカに渡った人というぐらいですが、向こうでは図書館に彼の本が置かれているぐらいポピュラーなのだそうです。

14歳で異国の地でたった一人で生きてきたその生き様が子供たちの心をとらえたのですね。

逆輸入という形で入ってきて、彼についてもっと考えてもいいかもしれませんね。




たべものがたり彼女のこんだて帖

2013-05-19 23:27:24 | テレビ
NHKのBSプレミアムで夜放送されているたべものがたり彼女のこんだて帖。

日常のふとした気持ちとそこから生まれる一皿をレシピとともにドラマ仕立てで紹介されています。

明日は月曜日早く寝なくてはと思っているのについつい観てしまいます。

面白いなあと思ったら角田光代さんの原作ありきだったんですね。

今夜は長年連れ添った妻に先立たれた男性が妻の作ってくれたある一皿がどうしても食べたくて料理教室に通います。

そこで料理の名前がわからない、ただ豚肉とごぼうのささがきが入って卵でとじて三つ葉クレソンをちらしてる。

教室の人は「貧乏すき焼き」と言ったけれどそれは「豚肉の柳川風」だったのです。

習い始めたばかりで慣れない手つきでだしをとり、ごぼうをささがきにする。

包丁の切る音、火にかけた鍋が煮えてくる音。

そんなところを丁寧に撮っているのが料理に対してみんな愛情があると感じさせてくれます。

その一皿がいろんなことを思い出させるのです。

私が思いだすというか心に残ってるのは家では作れない今はもうないお店の春巻きです。

家族で出かけて外食するときいつもそこで食べていたのですが、今はもう閉めてしまわれました。

あれから料理の本をみて似たような春巻きを見つけてレシピを見ながら作ってみるのですが、その味にはなりません。

食べたい春巻きはいろんな味のハーモニーが混ざり合っていて自分で作るとき何かが足りないのだと思います。

いまなら有名店のレシピなんて調べられる方法や本も出ていますが、ずっと昔の話なので今となっては幻の春巻きとなっております。

寝る前になぜ食べ物の番組なんかと思いますが料理のシーンがこまやかで丁寧でつい引き込まれてしまいます。

難しいレシピもありますが、次の日曜日頑張って作ってみたいそんな料理ばかりです。

あの日にかえりたい

2013-03-05 22:49:34 | テレビ
TBS系列で時々放送する「あの日にかえりたい」。

自分のベストの状態だった「あの日」に帰るため過酷なダイエットをするという番組です。

理想は1か月1キロずつおとすとリバウンドせず減量できるのですが、それだと番組にならないのでお医者さんのサポートのもと短期間で減量するという。

大変だな~と思いつつもサポートしてもらって綺麗に減量できるというのはちょっとうらやましいです。

ハードな減量をするとリバウンドというものが待っているのですが、その後の皆さん維持されてるか、もっとスリムになられて素敵になってます。

ずっとTVもその後を追跡取材されているのでそれで気を引き締めてらっしゃるのかもしれません。

ダイエット番組で減量に成功しました~。良かった~~。はいさようならで終わると、その方たちすこしずつリバウンドしてるよ~~となっちゃうことが多いです。

やっぱり健康のことも考えるともうリバウンド大丈夫っていうところまでは一緒に付き合わないといけないんじゃないかなと思います。

番組をみていて気になったことが骨盤は開いてしまうと痩せられないってことです。

自然の原理で重力は下へ。

その余分なものが骨盤を押し広げるってなんか恐ろしい~~。

よく骨盤を正しい位置にと言われてますがそういうことだったんですか~~。(--;

簡単な運動で骨盤を正しい位置になおせるそうなので私もやってみようと思います。(三日坊主にならないように)

体重はなんとか増えないよう攻防戦をやっておりますが、なかなか減りません。

停滞期なのかな~~。(^^;

ここで踏ん張らねばこれからどんどん薄着になっていくのに困ったことです。

NHKアーカイブス「新八犬伝」

2013-02-24 22:21:05 | テレビ
これをご存じの方はある程度限られていると思います。

私が子供の頃(ばれますね^^;)これが大好きで大人になってからも東京にいったとき辻村ジュサブローさんの美術館にいこうと水天宮を巡ったこともあります。(残念ながら時間が遅くて閉まっていました。)

いまでこそきちんと保存されていますが、当時はビデオテープが貴重だったため、使い回しをして全部残っていないのです。

TV局がそれですから一般の人が映像残せるわけありませんよね。

それでも何話か残っているものを観て改めてこんなに素晴らしかったのだと感動しました。

まず語りと主題歌を歌っていた坂本九さん。

この方ホントにエンターテイナーだったんだと八犬伝ですから基本音楽は三味線、太鼓なのですがそれにピタッとあわれて流れるように語るところ、そしてところどころにユーモアを挟んで飽きさせません。

モチロン歌もこれは九ちゃん(ずっとそう呼んでたので)だからこそ歌える歌で今九ちゃんが元気で活躍されてたらTVってどんなふうになってただろうと思います。

そしてジュサブローさんの人形の素晴らしさ子供のときは玉梓という怨霊がでてくるのですが、あまりに怖くて夜出てくるんじゃないかと寝るのが怖い時もあるぐらいよくできていました。

今考えてみるとコドモが観るからといってコドモのレベルで作っていなかったんですよね。

ストーリー、人形、舞台装置、ナレーション、どれも大人がみても素晴らしいと思えるものでした。

今になっておもうと日本の古典芸能のわかりやすく見せてくれてたんだなあと思います。

歌舞伎の要素や、文楽っぽい人形の動き、今歌舞伎とか見てもわからないながらもなぜか親近感かんじるのは「八犬伝」のおかげかもしれません。

夕方になると「八犬伝観たいから帰る」といって遊ぶのやめて家に帰ったのも懐かしいです。

今人形劇放送されていませんが、これは続けて欲しいです。

生身の人間が演じるより人形が演じることによって感動することがあるからです。

それは何もすり込まれていないコドモのときに観ることに意味があるとおもいます。


良い会社とは

2012-11-12 21:40:29 | テレビ
今日地元の情報番組で今就職難だということをとりあげていました。

不景気は今に始まったことではありませんが、ここで良い会社だな~と思われる特徴をと何項目か取り上げていました。

まず綺麗な会社。

やはり整然としているというのは会社にゆとりがあるということだそうです。
そして観葉植物の手入れが行き届いていること、枯れた植木鉢がそのまま置いているとことはちょっと...。だそうです。

これはもし面接にいかれて「御社とどちらの会社と取引なさっておられますか?」と質問してみて「~~さん」ですと相手様にさん付けするところは社員にもそれなりにきちんと対応するところと思ってよいそうです。

もし「~~社」と呼び捨てにするところはどうかな~だそうです。

つぎにもしそこの会社に知ってる方などがいて、「貴方の会社のビジョンや理念はなんですか?」と聞いて社員が答えられない会社もNGがおおいそうです。
お金儲け以外の理念とかが社員に浸透していないというのは会社として伸びて行かないかも??

最後に社員がルンルン気分で出社している会社だそうです。
会社でルンルンというとちょっと誤解されそうですが、仕事が楽でなくても楽しいと思えるかというのが大事なんだそうです。

ゲストの方がこの条件を満たしている企業は何パーセントぐらいでしょうかと聞くとコメンテーターの方は10%満たないそうです。

もしこういう会社が増えれば景気がよくなるんでしょうか。

なって欲しいですね~。