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金魚cafe

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散歩する侵略者

2017-09-12 23:59:24 | 映画
イキウメの前川知大さんの映画化された「散歩する侵略者」を観てきました。

宇宙人が地球を侵略するという。

最初の映像が衝撃的でずっとこんなふうなら私映画最後まで観れるかなとちょっとドキドキしました。

宇宙人に身体を乗っ取られた夫真治役の松田龍平さんとそれが理解できず振りまわされる妻鳴海役の長澤まさみさんがだんだんと理解し合うところが素敵でした。

別の宇宙人と共に行動して特ダネを得ようとする記者役の長谷川博己さんがこの映画の中心だったのではなかったかなあと思いました。

シン・ゴジラの時のように地球のピンチが似合う方です。

ちょっと前に「美しい星」を観た後で共通するのは宇宙人というのは地球を侵略するものなのだろうかと。

仲良くしようとするのはⅯ78星雲のウルトラマンだけなのかと。(他にも友好的な星はありますが)

それと宇宙人(異星人)は地球は自分たちより文明が遅れている星だという設定。

地球の危機も知らずの~~んびり暮らしているとちょっと上から目線。

ちょっとそこまで行ってくるという感じで侵略していきます。

そりゃ月に行くのがやっとの地球人ですからはるか遠くから簡単にやってくる方々には遅れてるなあと思われても仕方がないのかも。

その割には向こうもあんまり地球のことを知らずにやってくるんだなあと。




地球人(人間の)の目に見えない、形にできない、数字に表せない概念(自分の中の強い想いというもの?)を盗んで理解するのですが、それで本当に理解できるのでしょうか?

人間同士でも理解できてるかというとなかなか難しいです。

すぐそこまで宇宙人が迫ってきているそんなピンチでも人間の逞しさ強さを感じました。



















家族はつらいよ2

2017-05-29 23:03:36 | 映画
大笑いしてちょっとホロリとさせてと皆一番好きなパターンのコメディ。

前回これで終わりじゃないよね?と待っていたら続編が作られてやった~~~!!


と大喜びで観に行ってきました。

前回熟年離婚で周りを大騒動に巻き込んだ平田周造さん。

久々に見るといきなり鼻毛のお手入れをして香水などを振りかけてさっそうとお出かけ。

前回奥様に日常の細々したことがイヤ!と言われて改善されたのかと思ったら全く反省しておりません。

まあそこがいいところなのかな。

奥様はもう達観してこれからは自分の好きなことをするわとさっさとオーロラを観に北欧にお出かけしちゃいました。

鬼のいぬ間に羽根を伸ばそうとした周造さんがまた平田家を大騒動を起こすことに。

周造さんのやることが家族にとっては迷惑というか悩みの種なのでしょうがこれはどこのお家でもあるあるな話なので「うんうん」と頷きながら観てしまいます。

笑ってるけれど結構シビアな話もうまく取り込んでいて高齢者に優しい社会なのかということを考えされられました。

車の運転が危ないから免許証を返上しなくてはとか、それなら家から出るなというのかと今問題になっている私たちの日常に起こることを笑いというオブラートで包んでいるなあと。

そして人間ここ一番大事な時、真剣にやらなくちゃいけないときにその緊張が破られるちょっとしたことで笑ってしまうのだなあと。

緊張と緩和があるから生きているのだと。

主演の橋爪さん、この前までゴキブリ並の生命力の小清水さんだったのが頑固で困った、けれど憎めないお父さん。

そして長男が去年湯長谷のご家老相馬さまだった西村さん、面白い親子をやってました。

この長男さん、だんだんと周造さんに似てきて親子で同じことで騒動おこしそうな予感をさせます。

だからこの平田家の行く末をずっと観ていきたいそう思わせるので「寅さん」みたいに続くのではないかなあと。

この平田家の家族の皆様それぞれのキャラクターが面白いのでネタは豊富にあると思います。

上質なコメディというの観た後爽快な気持ちになります。

なので続いてくれたらなあと希望します。




サバイバルファミリー

2017-03-18 00:21:05 | 映画
「破門」外に観ようと思っていたのは「相棒劇場版Ⅳ」と「サバイバルファミリー」でした。

私の地元では「破門」と上手く時間が合わなくてわ~~観れないかもとあきらめかけていたらギリギリセーフで観に行けました。

観たいなあと思ったのは予告が面白かったからで予告って大事ですよね~~。

映画観る前に「3月のライオン」の予告も観れまして明日公開ですものね。

見どころを凝縮して上手くまとめた予告、本編も観るのが楽しみです。

映画は題名通りのサバイバルな内容なのですが、東京都内の高層マンションに住む4人家族の鈴木家、アラフォーの会社人間の義之、おっとりした妻の光恵、大学生の賢司、高校生の結衣は親子のコミュニケーションよりも友人たちとのSNSの交流の方を優先するイマドキの子たち。

主役義之を小日向さん、ん??何か違和感があるけどなんか変。

そして妻が深津絵里さん、え~~っ小日向さんの奥さんってすご~~く年離れてますが~~でもその存在感はハンパなかったです。

同じ屋根の下家族はテレビに夢中の父、スマホを手放さない子供たち、まあこれが今の日常なんでしょうが、それが翌朝にはとんでもないことに。

なんと、電気という電気が来てないのです。

最近と言ってももう2度はそういう経験をしてきた私たちそれぐらいではパニックにはならないのです。

次の日にはなんとかなるだろうと楽観してたらいつまでたっても電気が来ない。

電気がなくてもガスと水道は大丈夫じゃないかとか思っていたら私たちのところに届けられるこのライフラインが電気があってからこそのライフラインだったのです。

今までは自家発電なり急いで復旧したからこその最低限のライフラインは確保できていたということだったとあらためて知りました。

そうなると水と火を起こす道具、食料を求めてスーパーに押し寄せますがそれも限りある資源となるのです。

だって電気がなければ作れないのですもの。

水と食料を求めて東京を捨てる人たち、ライフラインがなければ何もないところだったのかと。

そこから鈴木家のサバイバルが始まるわけですが、この会社人間の父が非常時全く役に立たなくてこんなものかなあと。

スマホを手放さない子供たちのほうがネットの情報からサバイバルを乗り切ったりしてでそこが面白かったです。

それでもやっぱり父は父、エライ!と見直したシーンもありでSNSとか情報がなかったら信頼できるのは家族、家族が一致団結しなくちゃ生きていけないので何もない中から生まれてくるものもあるんだなあと。

ちょっと前までは何でも自分でやらなくちゃいけなかったのが便利になりすぎてあ~~~どうしよう~~とうろたえてしまうのですね~~。

お天道様が昇ったら起きて働きお天道様が沈んだら寝る、すごく心身ともに健康に暮らせそうですが、今の暮らしは維持できないですね~~。

家に帰って非常用のお水と火を起こす道具チェックです。

それと内容とは関係ないのですが家族が静止しているシーンは何ともなかったのですが、小日向さんたちが水と食料を求めてすごく動き回るのです。それにあわせてカメラが動いているからでしょうかものすごく揺れてるので車酔いをしたような感じになり、しばらく天井がグルグル回っていました。(@_@;)

相棒劇場版Ⅳ

2017-03-10 22:00:41 | 映画
いつもなら公開されてすぐに観に行っていたのですが、今回は「破門」があったためにどっちを優先するかと言われれば、「破門」>「相棒」ってなっちゃうわけで早く観に行かなくちゃと思いつつもやっとです。

4度目、伊丹さんのを入れると5度目の相棒映画(米沢さんのはついに映画館で観れませんでした。(T_T))もう間違いなく安心して観れるのですが、なんだろうなあ~~。

劇場版の相棒では警察の前に現れる犯人というのが悪いことをしてるんだけど「赤いカナリヤ」の本田篤人のような自分の利益じゃなくて大きな目標を掲げた敵っていうのがとても魅力的に描かれているのです。

今回のレイヴンもそういう感じでした。

彼らを観てると正義の味方の警察がなんなのこの人たち自分たちの利権しか考えてないじゃないのというのが相棒の中の警察という組織なのです。

そんな中を生き抜いてる刑事部長と参事官ある意味すごいですわ。

彼らを観てるとわかりやすくてホッとしました。

あと久々の米沢さんと神戸さん、時々は出演していただきたいです。

番宣の予告が流れてきてそうなんだろうなあと思ったのですが、小野田さんが以前に亀山さんに「彼の正義は暴走するよ」と忠告していた右京さんの正義がこんな形になるなんてという衝撃的でした。

右京さんの絶対的な正義の前に立ちふさがるのは小野田さんしかいなかったのでもう止める人がいないんだなあと。

そろそろ小野田官房長や好敵手片山雛子議員のような方を登場させていただきたいなあと。

それはなかなか難しいですね~~。




グッドモーニングショー

2016-10-17 16:06:11 | 映画
朝、時計の代わりにつけてるテレビ、どのチャンネルもワイドショーやってます。

そのワイドショーの裏側とキャスターの悲喜劇な一日を描いた映画です。

朝、8時に放送されるからといっても3時(まだ朝じゃない!!)に毎日起床してテレビ局にむかう「グッドモーニングショー
」のキャスター澄田(中井貴一さん)さん、その日は朝から奥さんと息子とケンカするわ、同僚のアナウンサーから不倫を公表すると言われるわ、番組打ち切りを伝えられるわと踏んだり蹴ったり。

それでも朝から爽やかな誠実そうな笑顔で番組を進行しなくちゃいけません。

番組の進行工程もきちんと決められていますが、突発的な事態に対応するため台本なしの手書きのホワイトボード。

せっかくコツコツと取材をしてもポイされることもある。

厳しい世界です。

そんなとき立てこもり事件発生で澄田さんは現場に行くことに。

本来ならば報道キャスターとしニュースを読んでるはずが何でワイドショーなのか?

それと立てこもり事件と関係があるのか?

映画の中で時任さん扮するプロデューサーが「視聴者はテレビのプロだ」というセリフがあります。

同じテレビ局なのに報道だバラエティーだワイドショーだと縄張り争い。

そのプロの私たちでも報道とワイドショーとどこで線をひいているのかわからないのですが。

なんなのでしょうね~~。

そのバタバタに振り回される澄田さんを演じる中井貴一さん最近コメディで光ってますね~~。

無理に笑わせようとしているのではなくてその困った~っていうキャラがハマっているのかなあと。

同僚の不倫相手の?アナウンサー役の長澤まさみさん、真面目新人アナウンサーの志田未来ちゃん(蔵之介さんの娘、妻役だったのがつい最近のような)とのかけあいも面白かったです。

そして濱田岳さんと中井貴一さんのかけあい、濱田岳さんというのは不思議な魅力でどんな人とも上手く調和する人なんですよね。

約2時間、茶の間でワイドショーをリアルに観ているように終わっちゃいました。

テレビはどこまでがウソで真実でとわからないところがあり本当のワイドショーでこんなふうだったらちょっと怖いなあというところもありましたが、本当にこんなふうに何でもありだと隠すところなく番組を制作しているのであればもうちょっとちゃんとテレビを観なくちゃいけないかなあと思ったりもして。