田辺市は町村合併で、何と熊野本宮まで田辺市になった。田辺市は別名で「口熊野」とも呼ばれる。
田辺市は弁慶の出生の地であるという。
義経記から弁慶の誕生を写します。
…限りある月には生まれず、十八月にぞ生まれける。
生れ落ちたる気色は、世の常の2-3歳ばかりにて、髪は肩の隠るるほどに生ひて、奥歯も向歯も殊に大に、口一杯にに生ひてぞ生まれたる。
湛増別当「さては鬼神ござんなれ。水の底にも柴漬け(簀巻きで漬ける)にもし、深山に磔にもせよ」別当の妹預かり京へ具して上り、鬼若と名づけけり。
鬼若の成人して弁慶は勇ましい。田辺駅前の肖像。
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町の鎮守の神社が闘鶏神社である。拝殿。
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左:源平の合戦で、初めは平家方であったが、壇ノ浦の合戦の間際になって紅白の鶏を戦わせ、白い鶏が勝ったので源氏方についた。
右:誕生の記録。しかし、現代の世では弁慶の存在すらも否定する人も居る。夢のない…
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闘鶏神社境内の湛増・弁慶の親子像。
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紅白の鶏を戦わして、占っているところ。
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いろいろとお宮さんには残っている。
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紅白の絵が付いている絵馬。闘鶏神社大鳥居横の石碑、読み難いですね。
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左:市内の八坂神社の境内にある弁慶の腰掛石。
右:闘鶏神社境内の弁慶社が新しい。彼は3月3日が誕生日でした。
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どうやら、実在しているようですが、だいぶ、誇張されているみたいですね。
そういえば聖徳太子も実在しないという説があったような…
どんどん進んでますね。
弁慶の話は面白いですが、産湯の釜など出てくると、うん?なんて分からなくなって悩んでいます。
不勉強なので初めて聞く話しが多く、勉強になります。
弁慶ほどユニークな話題の多い武将?も、そう多くはいないと思いますが、彼は人々の憧れの人だったかもしれませんね。
芝居でも、物語でも、かなりな誇張がありますが、楽しいですね。
当昆布blogの緒方三郎のオダマキ伝説(4/21)など、豪傑には神がかり的な話が付いてきますね。
いくら鞍馬で修行したとはいえ、豪傑の弁慶が負けるわけはないと思いますが、どうでしょう。
忠君の弁慶像が、印象に残りますね。
聖徳太子の話の大部分は、後世の人たちの作り上げていった人となり、とか聞きますね。
歴史はロマンですね。
ずいぶん古い時代のことですので、
一体いたのかどうかも含め、詳細を
知ることは難しいでしょう。
弁慶は好きですから、勧進帳などに
見るイメージのままを信じたいです。
まさにヒーロー。愚直なまでに信じ
た主人に忠義を尽くす。そして、
その主人も家臣に尊ばれるだけの存
在でいる。いいなぁ。
弁慶が999本の刀狩で後1本を牛若丸から奪おうとするなど、それが京の五条の橋の上であるところなど、痛快なことこの上ないです。