昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

武蔵坊弁慶

2009-06-02 | 歴史・文化遺産

田辺市は町村合併で、何と熊野本宮まで田辺市になった。田辺市は別名で「口熊野」とも呼ばれる。

 田辺市は弁慶の出生の地であるという。

 義経記から弁慶の誕生を写します。

 …限りある月には生まれず、十八月にぞ生まれける。
 生れ落ちたる気色は、世の常の2-3歳ばかりにて、髪は肩の隠るるほどに生ひて、奥歯も向歯も殊に大に、口一杯にに生ひてぞ生まれたる。
 湛増別当「さては鬼神ござんなれ。水の底にも柴漬け(簀巻きで漬ける)にもし、深山に磔にもせよ」別当の妹預かり京へ具して上り、鬼若と名づけけり。




鬼若の成人して弁慶は勇ましい。田辺駅前の肖像。






町の鎮守の神社が闘鶏神社である。拝殿。






左:源平の合戦で、初めは平家方であったが、壇ノ浦の合戦の間際になって紅白の鶏を戦わせ、白い鶏が勝ったので源氏方についた。
右:誕生の記録。しかし、現代の世では弁慶の存在すらも否定する人も居る。夢のない…






闘鶏神社境内の湛増・弁慶の親子像。





紅白の鶏を戦わして、占っているところ。





いろいろとお宮さんには残っている。





紅白の絵が付いている絵馬。闘鶏神社大鳥居横の石碑、読み難いですね。



左:市内の八坂神社の境内にある弁慶の腰掛石。
右:闘鶏神社境内の弁慶社が新しい。彼は3月3日が誕生日でした。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
弁慶 (kawa)
2009-06-02 00:21:54
実在しないなんて話を、この間、はじめて聞いて、ビックリしました。
どうやら、実在しているようですが、だいぶ、誇張されているみたいですね。
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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2009-06-02 05:38:56
弁慶が実在しないという説は私も初めて知りました
そういえば聖徳太子も実在しないという説があったような…
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ちょっと見ない間に (西恋おじん)
2009-06-02 08:58:35
PCの具合が悪く、ちょっと見ない間に皆さん
どんどん進んでますね。
弁慶の話は面白いですが、産湯の釜など出てくると、うん?なんて分からなくなって悩んでいます。
不勉強なので初めて聞く話しが多く、勉強になります。
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kawaさんへ (tetu)
2009-06-02 09:42:39
  実在しなかったと言われる話に、聖徳太子なども入りますね。学者はいろんなことを言って、新学説を展開します。尤も、それもロマンかも…。

 弁慶ほどユニークな話題の多い武将?も、そう多くはいないと思いますが、彼は人々の憧れの人だったかもしれませんね。

 芝居でも、物語でも、かなりな誇張がありますが、楽しいですね。

 当昆布blogの緒方三郎のオダマキ伝説(4/21)など、豪傑には神がかり的な話が付いてきますね。
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アガリさんおはよー (tetu)
2009-06-02 09:55:17
 ♪京の五条の橋の上、大の男の弁慶が、長ーい長刀振り上げて、牛若めがけて斬りかかる♪

 いくら鞍馬で修行したとはいえ、豪傑の弁慶が負けるわけはないと思いますが、どうでしょう。

 忠君の弁慶像が、印象に残りますね。

 聖徳太子の話の大部分は、後世の人たちの作り上げていった人となり、とか聞きますね。
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西恋おじんさんへ (tetu)
2009-06-02 10:13:50
 腰掛石とか、産湯の釜とか、四国徳島の弁慶の岩屋とか、江ノ島の近く腰越の満福寺の弁慶の腰掛岩とか、全国にいろいろありますが、もう御伽噺の世界ですね。
 歴史はロマンですね。
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どうせわからないのですから. (地理佐渡..)
2009-06-02 20:01:44
こんばんは。

ずいぶん古い時代のことですので、
一体いたのかどうかも含め、詳細を
知ることは難しいでしょう。
弁慶は好きですから、勧進帳などに
見るイメージのままを信じたいです。
まさにヒーロー。愚直なまでに信じ
た主人に忠義を尽くす。そして、
その主人も家臣に尊ばれるだけの存
在でいる。いいなぁ。
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地理佐渡..さんへ (tetu)
2009-06-03 00:47:12
 伝説も、まんざらすべてが創作ということはないと思いますが、英雄伝説は尾ひれがつき、膨らんでいって、ロマンを楽しむことが出来ますね。

 弁慶が999本の刀狩で後1本を牛若丸から奪おうとするなど、それが京の五条の橋の上であるところなど、痛快なことこの上ないです。

 
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