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日本酒のこと / 鈴鹿山脈の山歩きのこと

鈴鹿:入道ヶ岳 2016-11-26

2016年11月27日 | 山歩き - 鈴鹿山脈
2016年11月26日、久し振りに入道ヶ岳に登り、林道経由で下山した。
出発は椿大神社の登山者専用駐車場(P3)。社殿から一番遠いのだが、歩きに来たのだから文句もない。「椿縁結び市」の旗が立ち、第1駐車場ではイベントの準備で人が多い。フェンスには「登山者の皆様へ」との貼り紙がある。この神社が、このような形で登山者に興味を向けたのは始めてかも知れない。

椿大神社、登山者の皆様へ

井戸谷から磐座経由のルートは何回か歩いている。各所を徘徊し、到着した山頂では多数の登山者がくつろいでいた。
パラグライダーが3機、見えたが、これは雲母峰第2峰から離陸したもののようだ。
2009年4月に四日市市の公共施設で墜落死した事故を思い出す。利用者を巻き込みかねない無許可着陸が常態化しており問題視されたが解決したのだろうか。入道ヶ岳山頂から離陸していたときは、地面の植生が削られて土が露出していたが、離陸を取りやめて以降は回復している。吹き流しは放置したままなので、再度利用するつもりか。この連中も荒らすだけではなく、保全に気を配れば、もう少し好感を持てるのだが。まあ、登山者も他人のことは言えないか。

入道ヶ岳山頂

入道ヶ岳

林道

林道

北ノ頭から林道に下りて、長い道のりを歩く。シカやイタチが姿を見せた。
宮妻峡の林道では「生態系保護のためペットを連れ込まないでください」との表示を各所で見た。本来、その環境にいない動物を連れ込むべきでないのだろう。この辺りの理屈を理解している訳ではないが、イヌやネコの糞に潜む寄生虫を考えると、まともな対応のように思える。これに比べると、以前、山頂にドッグランを開設した御在所ロープウエイの異常さが際立って見える。企業に対して疑いの目が向けられても仕方なかろう。
たくさん道草をしたが、一周約8時間、椿大神社に戻ると足の疲れが酷かった。

山行記録 鈴鹿:入道ヶ岳 (鈴鹿山脈/登山日記
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空き瓶集合 32

2016年11月25日 | 日本酒 - 空き瓶集合


日本酒の空き瓶です。左から、
◯萩の鶴 特別純米 無加圧直汲み 萩野酒造株式会社(宮城県)
◯瑠璃2016 生もと純米 新正酒造株式会社(秋田県)
◯鳳凰美田 Black Phoenix 純米吟醸酒 瓶燗火入 小林酒造株式会社(栃木県)
◯天遊琳 手造り純米酒 秋純 株式会社タカハシ酒造(三重県)
◯雑賀 純米吟醸 株式会社九重雑賀(和歌山県)
◯多賀治 純米吟醸 山田錦 にごり生原酒限定品 十八盛酒造株式会社(岡山県)

地元・鈴鹿山脈の伏流水で醸した酒は、今回は「天遊琳」だけ。
雑賀は容量180ml、他は四合瓶。
「多賀治」はガス圧があり、開栓時に栓が飛んだ。危ない。
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キットカット日本酒

2016年11月24日 | 日本酒




2016年10月25日、興味を惹かれて、近くのイオンで「キットカット日本酒」を買った。税込み397円なので、キットカットとしては高めの価格設定だろうか。

「奥深い日本酒の味」とあり、原材料名に「粉末酒(清酒、酒精、デキストリン)」が入っている。
酒精はエチルアルコールのこと。「アルコール使用量0.8% お子様やお酒の弱い方はご遠慮下さい」と書かれいるが、上の写真で見ても気付かないような端の方に印刷されている。それ以外の注意書は見当たらない。
食べてみると、なるほど奥深い。何か、とても微妙な味がする。少し冷感があるように感じたが、アルコールの影響だろうか。日本酒を飲んで冷感がするとは思わないので錯覚か。ブラインドでこれを日本酒だと言い当てる人が、どれだけ存在するだろうか。
価格を考えると購入したことを少しばかり後悔した。
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油正(三重県津市)

2016年11月23日 | 日本酒 - 蔵開き
2016年11月23日、三重県津市久居本町・株式会社油正の蔵開きに出かけた。
ここはホームグラウンドの鈴鹿山脈を少し離れて、「布引山系雲出川の伏流水」を仕込みに使う酒蔵だ。ただ、蔵開きの運営方針が個人的嗜好と合わず、残念な時間を過ごすことになった。

近鉄名古屋線・久居駅に9:54に到着。駅から南西の酒蔵を目指す。目的地の間近で「右さんぐう道」「左ならみち」と彫られた新しい石標を見る。そういう場所なのだ。酒蔵前の駐車場は満車、消防車が1台置かれていた。

場内に入ると、既にテーブル・椅子は事実上の満席。酒屋なのに子供連れも多いよ。弁当やおつまみを売る店など出店多数で、一大イベントであることに驚かされる。消防署員が見廻り、地元商工会議所の半被を着たおじさんが闊歩する。
入口でもらった試飲券を握りしめ、見学コースに入ると見学ではなく試飲場所だった。搾り立てらしい酒は少し酸味が強いと感じたが、嫌らしいモノではなし。「あらっぱしり」の生原酒、4合瓶・1,400円、お祭り価格を購入した。印刷された製造年月は2016.11.23。今日ですね。

さて、他にどんな酒を造っているのか。有料試飲にせよ、量り売りにせよ探したが、やっていない。来場者は瓶売りの酒を買い、プラカップを貰い、おつまみを購入することになる。この時期だし、人数は多そうだし、無理なのかなぁ。30分足らずで会場を出た。
東に歩くと「しまむら」があった。ここでは30分以上を過ごすことになった。

株式会社油正 蔵開き

株式会社油正 蔵開き

株式会社油正 蔵開き

株式会社油正 蔵開き

株式会社油正 初日

帰宅して購入した酒を飲むと、やたらと浮いたような酸味はなく、アル添酒だが良い酒だった。交通費を考えると、高額の酒ではある。
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鈴鹿山脈を見られるライブカメラを探して

2016年11月22日 | ライブカメラ
鈴鹿山脈を見られるライブカメラを探して「鈴鹿山脈周辺のライブカメラ」として整理している。

直接に鈴鹿の山を狙っているカメラは少なく、御在所岳(三重県)、藤原岳(いなべ市)、雲母峰(菰野町)しか見当たらない。しかし、これらのカメラは、画面が小さい、プライバシー問題を抱えている、地味なうえにカメラが傾いているといった問題含みのモノばかり。監視業務との兼ね合いがあるのか、カメラ性能なのか、通信回線が旧態依然の細さなのか、なにかと事情もあるのだろうが満足感は薄い。
ライブカメラがあるだけで良いとするべきか。

残りのカメラの大方は道路や河川の監視カメラであり、鈴鹿山脈が背景として映り込んでいるものだ。夏季ならば、山登りの日の朝、自宅を出る前に天気を確認するには充分なカメラ映像かも知れない。積雪で白くなった山も確認できる。

三重県側に対して、滋賀県側では鈴鹿山脈が映り込んだカメラを探せていない。頼みの河川監視カメラも律儀に川面ばかりを写している。プライバシー問題を懸念してのことか。
多くのカメラは琵琶湖を写しており、鈴鹿の山には興味がないのだろう。そんなライブカメラからびわ湖バレイのものを見つけた。





大きめの画面で解像感がある。画像更新は10秒間隔。是非とも、何処かのロープウェイ会社も見習って欲しいものだ。
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鈴鹿:釈迦ヶ岳 2016-11-16

2016年11月17日 | 山歩き - 鈴鹿山脈
2016年11月16日、鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳に登った。
すでに山頂部は冬枯れの景色。山麓の朝明渓谷が紅葉の時期となった。相変わらずヒザの具合が良くない。現状、朝明渓谷から庵座谷、山頂、県境尾根の周回が歩行できる限界だ。


庵座谷の標高840m付近にある鋼製堰堤。一部が破損している。工事道路などありもしないところだが、どうやって建設したのだろう。


大蔭


県境尾根の猫岳


羽鳥峰峠にて。ハートと、もうひとつ何かあるが解らない。結構な作業量だと思う。


羽鳥峰湿原にて


猫谷の林道。今年の紅葉は遅かったためか色彩が冴えないように思う。

山行記録 鈴鹿:釈迦ヶ岳鈴鹿山脈/登山日記
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三重県、山岳遭難は増加傾向

2016年11月14日 | 山歩き - メモ
2016年11月4日付け中日新聞の電子版(CHUNICHI Web)に、三重県警の発表として、山岳遭難が増加傾向にあるとの記事が掲載されている。

「遭難者のうち約四割が単独登山」
「昨年の山岳遭難六十一件のうち登山届が提出されていたのは十件だけ。例年、提出率は二割以下」
「登山届を担当する警察署に提出してほしい」
「今年十月の山岳遭難件数は前年同月比二件増の十件。いずれも鈴鹿山系だった。」
などとある。

残念ながら、三重県警のサイトを捜しても、この発表は掲載されていない。新聞社向けの資料配付だとしても、せっかく Web Site という広報手段を持っているのだから掲載して欲しいものだ。

同サイトを"山岳遭難事故の発生"でGoogle検索すると2016年10月分は何故か皆無だが、僅かながらも鈴鹿山脈での遭難情報を拾うことが出来た。

2015年04月20日 入道ヶ岳を下山中の男性3人(いずれも19歳)から道迷いの連絡。無事保護。
2015年06月30日 入道ヶ岳で夫婦で下山中、女性(64歳)がはぐれて遭難。死亡が確認された。
2015年07月13日 いなべ市大安町石榑南の登山道で登山道整備中の男性(64歳)が沢に滑落し負傷。
2015年10月26日 鎌ヶ岳を夫婦で下山中、滑落して男性(54歳)が死亡。
2016年09月26日 入道ヶ岳で女性(38歳)が道に迷うが、怪我等なく発見保護。

同サイトには電子申請の窓口はあるが、登山届の電子化はされていない。田舎の県だから仕方ないか。発表資料は掲載されず、事件事故情報は恣意的なのか山岳遭難の情報はなかなか出て来ない。
何のために Web Site を開設しているのだろうか。
登山道の標識整備など、所轄の警察署は良くやってもらっているのだがと、新聞記事を契機にして調べてみると思った次第。
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防災訓練

2016年11月13日 | 日記
2016年11月13日、今日は地域の防災訓練。
近年、11月に実施されるので暑くなくて良いのだが、行楽の時季であるためか参加者は少ない。
小学校の授業に取り込まれたようで、参加者は小学生と年寄りばかり。AEDの体験も小学生ばかり。そんななかで、この地域でも遂に女性消防団が登場した。
訓練を運営している地域ボランティアや消防団の方々には頭が下がる思いだが、鈴鹿の山は遠くなるばかりだ。
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鈴鹿:宮指路岳 2016-11-03

2016年11月05日 | 山歩き - 鈴鹿山脈
2016年11月3日、滋賀県側の猪足谷林道から「犬返しの険」経由で宮指路岳に登った。
林道歩きは長いが、林道から宮指路岳山頂までの標高差は150m程度のお気楽登山だ。陽が射せば、秋の色彩が美しい山歩きだった。猪足谷林道や、田村川川の林道は良い状態で維持されており、登山で歩くには何の支障もない。

林道から見上げる宮指路岳
林道から見上げる宮指路岳

宮指路岳山頂
宮指路岳山頂部

宮指路岳山頂
宮指路岳山頂部、馬乗り岩

NTT鉄塔

NTT鉄塔
NTTの鉄塔

何時も遠くから見ていた鉄塔は、NTTコミュニケーションズの甲賀無線中継局とあった。うちは中小企業ですと言う不愉快な親爺がいた企業だね。

猪足谷林道と水沢峠越え分岐の看板

この看板は、猪足谷林道と水沢峠越え分岐にあったもの。
標識は県境尾根を除けば、大河原橋南詰に「水沢峠」、鉄塔の道路から県境尾根に行く入口に「宮指路岳0:40h」と「宮指路岳 鈴鹿スカイライン」のいずれも古いモノを見ただけ。市町村合併後の甲賀市観光協会パンフレットダウンロードしてみても、野州川ダムから東の鈴鹿山脈は地図の範囲外になっている。国定公園とはいえ、この地域にはまったく興味がないようだ。
甲賀市の観光に興味を持つことも止めようとか、どうでも良いことを思ってしまうのだった。

古くて壊れそうな標識

山行記録 鈴鹿:宮指路岳・弥栄鉱山跡 (鈴鹿山脈/登山日記
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