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日本酒のこと / 鈴鹿山脈の山歩きのこと

利益相反(conflict of interest)

2016年02月25日 | メモ
ある医学系の先生の講演を聴く機会があった。
冒頭、パワーポイントで利益相反(COI)に関する説明がされたので調べてみると、例えば日本内分泌学会から「利益相反(COI)について」という資料が出ていた。リンクを追って「臨床研究の利益相反(COI)に関する共通指針」を見ると、「(1) 学術大会、講演会、その他の研究集会の開催」が対象になっているので、このような説明がされたのだろう。
「Ⅴ. 利益相反状態との関係で回避すべき事項」には、次のようにある。
1.対象者の全てが回避すべきこと
臨床研究の結果の公表や診療ガイドラインの策定などは、純粋に科学的な根拠と判断、あるいは公共の利益に基づいて行われるべきである。・・・その臨床研究の資金提供者・企業の恣意的な意図に影響されてはならず、また影響を避けられないような契約を資金提供者などと締結してはならない。


このような指針を作成するのは、「資金提供者・企業の恣意的な意図に影響」されているという現実があるからだが、とにかくこのような形で整理されているのは良いことだ。工学部の先生が、医学部を指して「やつらは利権で動く」と揶揄するのを否定する気になどなれないのだから。
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大須観音

2016年02月22日 | 日記




6時30分頃、久し振りに大須観音を通る。素通りできないので本殿へ。春節なのか、こんな時刻でも中国語らしい会話が参詣客から聞こえた。
写真は、P330の最高感度だが、上の写真ではもの凄いノイズに驚いた。リサイズすれば、ある程度は目立たなくなった
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鈴鹿 藤原岳山麓 セツブンソウ

2016年02月14日 | 山歩き - 鈴鹿山脈


膝が痛む。鈴鹿の山登りは無理だが、平地ならばと藤原岳山麓に出かけた。午前中は春一番だったが、午後には雨が上がった。見上げる藤原岳は、この時期としては異常なほどに雪がない。



三岐鉄道の西藤原駅に移動して徘徊すれば、セツブンソウが咲いていた。あまり期待していなかっただけに嬉しいものだ。
鈴鹿山脈/登山日記の山行記録は開店休業の状態。爺さんになったときのために用意した山麓徘徊が本格稼働しそうなのは困ったことだ。
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名古屋市市政資料館

2016年02月11日 | 日記
名古屋市東区、名古屋城の外堀東側にある名古屋市市政資料館に立ち寄った。「重要文化財旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎」を保存・公開しているもの。北側には名古屋拘置所がある。















裁判所なので、なかなかに厳めしい雰囲気がある。
一般の人や中学生の団体など、それなりの人数が入っている。市政資料館玄関に次の表示がある。中学生同士で記念写真を撮影すると「公序良俗をみだすおそれのある撮影」になるのか。まあ、色々と過去の経緯があるのだろう。「露出の多い服装での撮影」を禁止するに至った経緯はどんなモノだったのかな。三脚禁止は他人の迷惑を顧みないカメラ親父の出没か。苦労の跡が忍ばれますね。


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巨樹・巨木林データベース

2016年02月10日 | メモ
象牙の違法取引を指南したなどと非難されている一般財団法人 自然環境研究センターのサイトに、「巨樹・巨木林データベース」の記事があることに気付いた。環境省生物多様性センターが運用しているらしい。 
巨樹・巨木林データベース http://kyoju.biodic.go.jp/
環境省生物多様性センター

それほど巨樹に詳しい訳ではないが、鈴鹿山脈周辺で山歩きをしていると巨樹の情報が入ってくる。
しかし、地元三重県のデータを検索してみると物足りない。検索結果は272件。写真が表示されるべき場所はすべて「画像がありません」で埋まっている。確認年月日の項目は1988年、2000年又は未記載という状況。三重県指定の天然記念物である桑名市の「美鹿の神明杉」(直径2m余)は落選したのか見当たらない。鈴鹿市の「長太の大樟」は登録されているが、写真はなく、地図に表示される位置が80mほど西にずれている。確認年月日が1988年なら仕方ないか。
こちらのパンフレットによれば、平成28年3月(予定)から新ホームページが本格稼働とあるので、まずは来月を楽しみにしよう。
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無法の指南役

2016年02月05日 | メモ
新聞記事で気になる事案2件を見つけたのでメモしておく。
1件目はモンスター社員の解雇をテーマにしたブログを書いた社労士(社会保険労務士)。厚労省は業務停止3カ月とする方針のようだ。最初は、いつものように頭のネジが緩んだ御仁のブログ炎上と思ったが、書いたのはプロらしい。顔写真入りのブログの魚拓が曝されるに至っている。

Google検索 "すご腕社労士の首切りブログ"

2件目は一般財団法人自然環境研究センター。あろうことか海外から、象牙の違法取引を指南したとか、スローロリスの取引について登録制度に抜け道があると報道されている。象牙については、既に環境省から指導を受けたことが同財団のサイトに公表されている。

Google検索 "自然環境研究センター"
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