![冠頭 冠頭](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8f/76189c13698c5c59ca35b4b6b0fd25c7.jpg)
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![冠頭 冠頭](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2c/0cdf4b3c49c8327e64651b50183e232c.jpg)
![冠頭 冠頭](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/22/d9660a7dd112ff220240f02f681c4fe2.jpg)
![冠頭 冠頭](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/2c/ef4398beb4ae749edde93c8764de4f59.jpg)
アルミ製の冠頭を開封していると指を切った。
親指に長さ1センチ余りの切傷が出来たが、マキロンの開封に手間取っているうちに出血は止まった。浅い傷だが、紙で指を切ったときと同様に痛みが残ってしまい嫌らしい。
ヘマなことをしたと思う。何時かは、冠頭の開封時に怪我をしそうだとは思っていた。酒を飲んで気持ちよくなっており、注意を怠ったとしか言いようがない。
注意書きはあるのだが、「それ見たことか」という感じ。写真を見ると、冠頭の天板端部が刃物のように鋭いことが良く解る。怪我の原因は、とりあえず「不注意」ですが、「構造的欠陥」が真因でしょう。
キタ産業のカタログをみるとPL法の表示がされているが、「怪我をしないように注意せよ」との文言は酔っ払いには無駄な忠告だ。金属製の冠頭を廃止する方が先だとか、日本酒業界は認識が甘いわとか、愚痴がこぼれ出る。
空回りするネジ式のPPキャップも困りもの、再度の封が出来ないビール瓶同様の王冠を日本酒に使ったモノは罵倒に値する。機械栓も開けにくいし、何か良い栓はないかと思う。
検索していると「清酒用1.8l瓶の新しいプラスチック製替栓について」というレビューを見つけた。日本釀造協會雜誌 Vol. 65(1970) No. 7 だ。
陶製の徳利をぶら下げて酒買いに行く時代から、ガラス瓶で流通する時代となり、コルク栓に代わるプラスチック栓の開発に苦労したことが書かれている。
株式会社光陽の「一升びんの話」も流通事情の変化について簡素に書かれている。味醂ならともかく、紙パックや、チューブ、PETボトルで吟醸酒というのも嬉しくはない。
まあ、割れると「ガラス瓶は危ないから止めろ」も正解だとは思う。重いしね。
それにしても、商品としての見テクレは良いだろうが、刃物のような鋭い切断面が現れる冠頭は廃止して欲しいとは思う。
【 追記 2017-12-12 】
指を切ることがない冠頭があることに気付いた。
樹脂製の冠頭だ。
キタ産業のカタログを調べると、Sake Zork に行き当たる。
同じものではなさそうだが、樹脂製の冠頭を使用した製品に出合った。開封には何の問題も感じなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/95/5b916261752ca0cf04f17a33cde80363.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a3/688364d23fcbf85597f25497c14b6c02.jpg)
除去した冠頭を、そのまま酒瓶に巻いてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d7/9145aa09cba8547bbaa025fe3544562e.jpg)
冠頭上部が円形に開いており、栓の上面を見られる。栓は一般的な構造のものに見える。
少なくとも、これで金属製冠頭により指を切ることはなさそうだ。ただ、この日本酒は「開封注意」とある内圧がある製品だ。開封時に栓が飛ぶ事故は未解決のままだ。