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日本酒のこと / 鈴鹿山脈の山歩きのこと

Jカーブなんて存在しない

2022年07月28日 | 日本酒
ことある毎に業界が持ち上げるJカーブだけれど、また、そんなモノは存在しないという記事が出ている。すなわち、「適度な飲酒量」は存在しない、少量でも有害というもの。

日経Gooday
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/050800004/063000190/?i_cid=nbpgdy_sied_searchlist

まあ、日経Gooday の検索窓から"Jカーブ"で検索するとゾロゾロ出てくるのだが。
https://gooday.nikkei.co.jp/search/?q=J%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%96

Jカーブを取り上げた日本酒関係の書籍を見ると、著者がどのような立場で書いているのか、自ずと解ってしまう。
ところで、広島の研究所はどうなっているのやら。
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酒気帯び運転の疑いで、大学教授が逮捕されたとのことなのだが

2022年07月14日 | 日本酒
2022年7月10日付けの産経新聞によれば、酒気帯び運転の疑いで大学教授が広島県警に現行犯逮捕されたとのこと。日曜日の午前7時70分ごろのことだ。

J-GLOBAL で調べると該当者は1人だけ。福山大学薬学部の教授とのこと。何かと事情があったのかも知れないが、前日の酒が抜けたと思って運転したとの供述らしい。さすがに薬学部の先生がこれで良いのかと思ってしまった。

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油正が廃業

2021年06月27日 | 日本酒
三重県酒造組合のサイトを見ていると、津市の油正が酒造会社のリストにない。
調べると2021.4.30に廃業とのこと。
新型コロナウイルスにより酒の需要が低迷したことも廃業の原因だろうか。年初のテレビ報道で、一升瓶が売れ残っている酒造会社の報道があった。
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酒は健康に悪い 02

2019年12月11日 | 日本酒
12月9日付けで、共同通信が次のニュースを配信していた。

「1日ワイン1杯程度の少量のアルコールでも10年間飲酒を続けると、がんになるリスクが5%上がるとの研究結果を東京大などのチームが9日、米医学誌に発表した。・・・チームの財津將嘉東大助教(公衆衛生学)・・・」

少量の酒は健康に良い、酒は百薬の長、と大合唱を続ける日本酒業界は、倫理的にも非難されるべきだと思っている。
少しでも、このような報道があることはは良いことだ。
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第五回三重の酒蔵市

2019年09月22日 | 日本酒
9月22日(日)、久し振りに酒蔵市へ。
とはいえ、当日は酒を飲めない事情があり、弁当を購入して帰っただけ。期待した蔵元からは、以前の美味い酒が出されていない。購入できず残念。





10枚、前売り3,000円(当日3,500円)のチケットは、かなりお高い。
やたらと大きい五勺のお猪口を使うので、一合換算で最低でも600円、四合換算で2,400円の普段は買えない高級酒だ。多種のお酒を試すことが出来ないことも残念。
10:30の開会時に、テントを組み立てている参加者の存在は興醒めだね。
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井村屋が日本酒事業に参入する

2019年08月13日 | 日本酒
2019.08.08付けの伊勢新聞Web版によると、井村屋が株式会社福井酒造場(伊賀市)を子会社化。日本酒事業をやるらしい。
福井酒造場の名称は初めて聞く。
三重県酒造組合のサイトのよれば、銘柄は「福の聲」らしいが見たことがない。Webサイトも公開していないようだ。

40年以上前のこと、井村屋のチューブ入り豆腐を食べたが、箸にも棒にもかからない代物だった。酒造組合のイベント「三重の酒を楽しむ会」にも豆腐を持ち込んでいた。今度は酒造メーカーの立場になる。福井醸造場の実力を承知していないが大丈夫か。

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日本酒がくさい、臭い、クサイ

2018年12月10日 | 日本酒
地元の爺様達の飲み会だが、久し振りに一般の料理店での開催となった。

今、帰ってきた。
余り酔っていない。
何故なら、飲む気にならなかったからだ。

日本酒が、くさい、くさい、くさい、くさい、くさい
日本酒が、臭い、臭い、臭い、臭い、臭い
日本酒が、クサイ、クサイ、クサイ、クサイ、クサイ・・・・
これだけ書けば充分か。

飲み放題とはいえ、老香が激しかった。
こんな酒を勧められても飲めないよ。年寄り達も、ある程度は日本酒を飲んでいたが、ビールや焼酎の方が良いよね。

何故に、こんな日本酒が出てきたのだろう。
飲み放題だからとの言い分は解らないではない。不味くても、原価は安い方が良い。
店の責任か。
しかし、こんなに不味い日本酒が流通しているの?
うん、流通しているね。承知している。だけど、こんな所で出合うは思わなかった。

若い人達がこんな日本酒を飲んだら、もう二度と日本酒を飲まないだろう。私も同様だった。とても残念なことだ。こんなことでは、日本酒の業界は滅びるよ。
一部の熱心な蔵元が生き残るだけだ。
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SIDE3 ビール

2018年11月06日 | 日本酒
日本酒でなくてビールだが、福田屋酒店に置かれていたので買ってしまった。

SIDE3 税込み630円
有限会社二軒茶屋餅角屋本店(伊勢角屋麦酒

日本酒の酵母(三重県オリジナル酵母 MK-3)を使ったモノとのこと。MK-3 は「マークスリー」ではなくて、三重県工業研究所が開発した酵母で、吟醸香(カプロン酸エチル)の生成を期待できるらしい。
値段以外に、日本酒酵母だからといって何か特別にと思えるものはなかった。メーカー毎のビールの個性のバリエーションの中に収まっている感じだ。










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酒は健康に悪い

2018年08月29日 | 日本酒
酒は百薬の長とか、適量のアルコールの摂取は健康に良い影響を及ぼす(Jカーブ効果を検証:総合酒類研究所)とかの主張や実験データがある。酒の業界はコレを大合唱して宣伝しているし、講談社のブルーバックスにさえ出てくるのでウンザリしている。

当然ながら、この件、マユツバモノだと思っている。
全体的にはそうなんですが、発がん性については効果ありません。というか有害です。ご愁傷サマですとか言われそうだ。
上記の総合酒類研究所の「少量のアルコール摂取は健康に良いというJ-カーブ効果を動物実験で検証」はビール業界との共同研究なので、独立行政法人になったとは言え、同研究所には立ち位置ぐらいは考えて欲しいと思う。

適量の酒は健康に良いとする主張に対して、アルコールには適量などなくて有害とする反論は山ほどあるようだが、また新しいのが出てきたらしいのでメモしておく。
GIGAZINE : 「お酒を飲むことは総合的に見て健康に悪い」という研究報告The Lancet

まあ、交通事故とか「総合的」に考えれば、酒はタバコと同様に百害あって一利なしのキチガイ水かも知れない。既に大脳も縮小し始めているだろうが、それでも飲んではいる。

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パウチ入りの日本酒

2018年03月01日 | 日本酒
地元の大手スーパーマーケットでパウチに入った日本酒があるのを見つけた。
6種の酒が置かれており、パウチは3種類。

写真は黄桜の大吟醸。ストローが入っているのかと思ったら、エアホールドパウチと書かれた空気だめ。これでパウチが折れ曲がることを防いでいるし、手で持つのにも都合が良い。色々と考えるものだ。
柔らかいので、空気(酸素)を追い出すことも出来る。
光や酸素の透過を遮断できるのだろうか。
軽いし、割れないし、なかなか良い。





中身の大吟醸は無難な酒だった。
印刷面積も大きいので、黄桜らしくカッパを描いて欲しいところだが、小さくあった。
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中埜酒造 どぶろくまつり

2016年12月05日 | 日本酒




2016年12月4日、知多半田の中埜酒造で「どぶろくまつり」とのことなので出かけた。
5勺のぐい呑み2杯で500円だが、炭酸ガスが残る「どぶろく」は旨かった。神社のどぶろく祭りで酸敗したモノを飲んだことがあるが雲泥の差がある。樽の菰巻き作業も実演され、空樽ながら4斗樽を20分程で巻いていた。
当日は周辺で小規模イベントながら「蔵の市」が開催されていたが、さすがに12月となると日曜日でも客は少なかったようだ。



帰路、カブトビールの製造所だった赤レンガ建物に立ち寄って住吉町で電車に乗った。
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キットカット日本酒

2016年11月24日 | 日本酒




2016年10月25日、興味を惹かれて、近くのイオンで「キットカット日本酒」を買った。税込み397円なので、キットカットとしては高めの価格設定だろうか。

「奥深い日本酒の味」とあり、原材料名に「粉末酒(清酒、酒精、デキストリン)」が入っている。
酒精はエチルアルコールのこと。「アルコール使用量0.8% お子様やお酒の弱い方はご遠慮下さい」と書かれいるが、上の写真で見ても気付かないような端の方に印刷されている。それ以外の注意書は見当たらない。
食べてみると、なるほど奥深い。何か、とても微妙な味がする。少し冷感があるように感じたが、アルコールの影響だろうか。日本酒を飲んで冷感がするとは思わないので錯覚か。ブラインドでこれを日本酒だと言い当てる人が、どれだけ存在するだろうか。
価格を考えると購入したことを少しばかり後悔した。
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第二回三重の大酒蔵市

2016年10月16日 | 日本酒
三重の大酒蔵市

三重の大酒蔵市、チケットとぐい呑み

四日市市の商店街(公園通り)で三重の大酒蔵市があった。
商店街のアーケードは焼きそばやら、焼き肉やらの煙で曇っている。昨年は自動車で買い物に出たときに、偶然に出合ったので飲酒していない。

参加酒蔵は22場。開催時刻は10:30~16:00。13:40頃から会場に1時間近く留まったが、随分と人を集めていた。近くの酒屋は臨時休業だったので、こちらに人手を出しているのだろう。チケットは3,500円の10枚綴り。1枚350円也。入手したチケットには No.000250 とある。五勺のぐい呑みを入手するためチケットを1枚使用。濡れたぐい呑みの持ち帰り用にポリエチレンの袋1枚を渡される。

どの蔵もチケット1枚で飲めた。一合換算で700円、四合瓶で2,800円の相当な高級酒となる。チケット2枚、3枚の超高級酒や、購入を躊躇っていた酒なども試してみる。山廃酒(試験醸造っぽい)と聞いて思わずぐい呑みを引っ込めたくなった酒(無難な仕上がりだった)もある。
行列ができることも、ほぼ無くてスムーズに飲めた。好みでない酒を胃袋に流し込むのは骨が折れるが、今後の無駄な出費を抑えられる。都合、三合の日本酒を飲み会場を出た。
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三重の酒を楽しむ会

2016年09月17日 | 日本酒
三重の酒を楽しむ会

2016年9月16日、三重県酒造組合による「三重の酒を楽しむ会」の昼の部へ行ってきた。会場はホテルグリーンパーク津。参加は23場。

夜の部の定員700名に対して、昼の部は300名と会場はゆったりしていた。何年か前の愛知県酒造組合の会では人混みに圧倒されたが、今回は試飲もスムーズで良い。そのためか、少し日本酒を飲み過ぎたかも知れない。あるいは「おつまみ」の物量が貧弱なことも一因か。握り寿司一貫、充填豆腐など。
観察していると、参加者があまり寄りつかない蔵がある。まあ、それなりに思うところがありはするが。

鈴鹿山脈の伏流水の酒蔵を試飲し、普段は入手しにくい中勢、伊賀の酒に進んだ。幾つかのお蔵からは、自宅近くの取引先の酒販店を知ることが出来た。おつまみの物量や選定にはかなり不満があるもの良い会だった。

なお、10月16日には、近鉄四日市駅前商店街(公園通り)にて、大酒蔵市を今年も開催(10:30~16:00)とのこと。チラシをもらった。四日市観光協会などに情報がある。
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伊勢志摩サミットと日本酒

2016年05月29日 | 日本酒
伊勢志摩サミット(2016年5月25日、26日)で首脳達に供された日本酒が明らかになった。そのなかに地元三重県の日本酒が幾つかあり、全国から注文が殺到しているとの報道がある。

日本酒の名称は、外務省の「G7伊勢志摩サミット」のページに「首脳及び配偶者への食事」として掲載されており、記載がある日本酒をそのまま書き出せば次のとおり。

5月26日 ワーキング・ランチ
・乾杯酒 作 智 純米大吟醸 滴取り/ 清水清三郎商店(三重県 鈴鹿)
・食中酒 酒屋八兵衛 山廃純米酒 伊勢錦 / 元坂酒造(三重県多気郡)

5月26日 コーヒーブレイク及び総理夫妻主催カクテル
・「作 穂乃智 純米酒 」(清水清三郎商店株式会社(鈴鹿市))
・「宮の雪(純米酒)」(株式会社宮崎本店(四日市市))

5月26日 ワーキング・ディナー
・乾杯酒 半蔵 純米大吟醸 / 大田酒造(三重県 伊賀)
・食中酒 瀧自慢 辛口純米 滝水流(はやせ)純米酒 / 瀧自慢酒造(三重県 名張)

5月26日 総理夫人主催昼食会
・“清酒” やまとのこころ 微発泡酒 (福島県)
・“清酒” やまとのこころ 純米大吟醸酒 (福島県)

5月26日 総理夫人主催夕食会
・“清酒” 伯楽星(宮城県)
・“清酒” 珍珠(熊本県)
・“清酒” 花薫光(茨城県)

5月26日 ワーキング・ランチ
・乾杯酒 瀧自慢 純米大吟醸 / 瀧自慢酒造(三重県 名張)
・食中酒 而今 純米吟醸 山田錦 / 木屋正酒造(三重県 名張)

その他 サミットで提供された飲料等
・旭酒造 伊勢旭 純米酒
・安達本家酒造 純米大吟醸 富士の光
・石川酒造 噴井 純米吟醸 石川改詰
・伊勢萬 おかげさま 大吟醸
・磯自慢酒造 磯自慢大吟醸純米
・伊藤酒造 純米大吟醸 鈿女
・今村酒造 純米吟醸 白砂青松
・浦里酒造店 霧筑波30年熟成酒
・大木代吉本店 純米酒
・大田酒造 半蔵 純米大吟醸
・大田酒造 半蔵 大吟醸 伊賀山田錦
・神楽酒造 純米酒 神楽
・亀萬酒造 珍珠
・河武醸造 鉾杉 弓形穂しずく 純米吟醸酒
・寒紅梅酒造 純米吟醸 寒紅梅
・木内酒造 大吟醸古酒月下香ヴィンテージ1986年
・木屋正酒造 而今 純米吟醸 山田錦
・元坂酒造 酒屋八兵衛 伊勢錦山廃
・元坂酒造 酒屋八兵衛 山廃純米酒 伊勢錦
・(合資会社)後藤酒造場 青雲 大吟醸
・笹正宗酒造 純米吟醸
・澤佐酒造(合名会社) 純米吟醸 アンプレヴュ
・清水清三郎商店 作 智 純米大吟醸 滴取り
・清水清三郎商店 作 純米酒
・清水清三郎商店 作 雅乃智 中取り
・末廣酒造 やまとのこころ微発泡酒
・末廣酒造 やまとのこころ純米大吟醸
・末廣酒造 夢の香純米大吟醸
・須藤本家 純米大吟醸花薫光
・タカハシ酒造 天遊琳 特別純米酒
・瀧自慢酒造 純米大吟醸 瀧自慢
・瀧自慢酒造 瀧自慢 辛口純米 滝水流
・瀧自慢酒造 瀧自慢 純米大吟醸
・中井酒造場 純米大吟醸 三重錦

「その他」とは何だか解らないが、とにかく多数の銘柄が並んでいる。着色した日本酒がおそらく三重県産だろう。地元や出張先で飲んで後悔した酒蔵の酒もあれば、地震の被害を受けている熊本県の酒もある。報道によればサミットで提供されたことを知らなかったとか、一年分の売り上げ相当の注文が舞い込んだなどとある。いずれにせよ、これらの銘柄は地元でも入手しづらくなるに違いない。(入手したくもない銘柄も何故か混じってはいるが。)

北海道洞爺湖サミットでも食事が公開されているが、日本酒については今回ほどの記載がない。提供されなかったのか、或いは「その他」があるものの公開されなかったのか。洞爺湖サミットで提供されたと自己主張した酒蔵もあったので真偽を知るうえで気にはなる。
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