おにぎりの毛繕い。

気が付けば最近、

よく右の歯がはみ出している。

何故か歯が伸びすぎて、口の中に収まらなくなったとか？
それとも、老化で口の筋力が落ちたとか？

ちなみに、ベロのはみ出しは、ごくたま～に。

どちらも、出てるものには触りたくなるのは、
人間の性か？
チョイチョイ・・・。

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前回、おにぎりと呼ばれた鈴だが、

　はい、私がおにぎりと呼ばれた女です。　ムッカーーーッ、

それでも、何も無い平たい床で、
開脚毛繕いは出来るのだ。

　　　さあ、ごらん。　この見事な開きを。

それが何か？と思うなかれ。
先代はそれが出来なかったのだ。

じゃあどうしてたかと言うと、
ニンゲンに背中をもたれ掛かって、
もしくは、開脚した片足をニンゲンの足に乗っけて、
やってたのだ。

何というか、無遠慮に、
私の腰あたりに、　どん！　ともたれ掛かってくるし、
私の足の上に、　どん！　と足を置くんだよ。

その時に感じる、先代のわずかな重みが、
何とも幸せだったなぁ・・・。

布団に埋もれて胸部毛繕い中の先代。

おにぎりのわりには、
アンタには支えが必要無いのよねぇ。

　　　　三角おにぎりは安定感がありますから。

ああ、そーゆーこと。　・・・・・・か？