ゲロからベッドを防御せよ。

前回、鈴がベッドでゲロした云々を書いたが、
あれから２度、鈴はベッドにゲロをした。
他に床にも。

　　　　　　　　ゲロ多発。

この１週間だけでなく、
ゲロは最近頻繁なんである。

先代も、亡くなる前はよくゲロった。
吐いてグッタリしてれば、病院に連れて行くんだが・・・、
と思いながら、見た目元気な状態であっけなく逝った。

なので最近よく思う。
もしかして鈴とも、もうすぐお別れなんだろうか。
いつまで一緒に暮らせるんだろうか。

と落ち込んでも仕方ない。

年齢も既に先代と多分同じくらいだろうし、
病院に連れていく事自体がストレスだし、
そもそも、どーせ猫エイズだし、
どーせどーせ、いつかは別れが来るんだし。

一番大切なのは、
その日まで鈴に安心して暮らしてもらうことと、
ニンゲンの方が鈴より１日でも長く生きることだ！！！

今回犠牲になったのは、
一番下に敷いてあるガーゼケットは勿論のこと、
(その下の布団も臭ったが、大量除菌スプレーで穏便に)

この黄色と、

この茶色のひざ掛けである。

しかし、すぐに洗って乾いたとて、もう４月も終わり。
せっかく綺麗にした冬物を再び使いたくはない。

ニンゲンが寝るときに掛けるものが少なくなっていくが、
最終的には新聞紙の大量重ね掛けで凌げばよい。

そしてこれ以上のゲロの犠牲は出したくない。
そこで、これを敷いてみた。

　　　　　　　　新しい敷物をありがとう。

人間の子供用のおねしょシーツである。

　　　　　　　　おね・・・。

とりあえず、これで様子見、っつ～か、

　　　　　　　　おねしょ、かぁ・・・。

ゲロはこの上でしてくれれば、
ニンゲンのストレスも減るはず。

ひざ掛けと比べて、肌触りが良いとは言えないこれを、
ちゃんと使ってくれるかしらと不安だったのだが、

おねしょシーツの波間に眠る姿に、

とりあえず、一段階ホッとしたニンゲンであった。

ベッドにゲロを夜中に気づいた。フッ・・・。

これは、バレンタインシーズンに、
あまりの可愛さに惚れて買ったチョコである。
中身は、

　　　カワイイでしょ、ほら、カワイイでしょ。

と、嫌みなくらい、可愛さ出しまくりなんである。
それが、そろそろ賞味期限切れとなるのである。

食べるなんてそんな～と、放置してれば、
結局ゴミ箱行きである。
なので、

　　　え？食べるの？ こんな可愛いボクを食べるの？

そう、食べるのだーーー！

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先日、平日の夜。時刻は夜中の１２時過ぎ。
そろそろ寝ようと思ってベッドへ行くと、
鈴がゲロしておった～～～。

ニンゲン、ワナワナワナと震えつつ、
汚れた薄手の羽毛布団、小ぶりの毛布、起毛シーツを撤去。

そして代わりに出すのは、
仕方なく早すぎる夏仕様である。

薄い薄いガーゼケットの上に、
残ったひざ掛けや室内用上着を掛けて、
明け方の寒さに備えるわけで。

そりゃ～、今更厚手物を出すのはさすがにね～とは言え、
この有り合わせ感がさ、ちょいミジメと言うかさ・・・。

そして平日故、翌日の夜洗った毛布は、

当然室内干しなわけで、

ゆるく脱水した毛布からは、
水滴がスタスタ落ちてそれをバケツなんかで受けたりしちゃって、
ああ、なんて空しくてミジメ・・・。

腹立つのは!
汚れた布団等を撤去した後、
鈴はベッドの上をウロウロして、
ワタシは何処で寝ればいいの？とばかりに、
こちらに向かってニャーニャーと鳴いたことだ。

　　　　　　やっとガウン敷いてくれた。毛繕いして寝よ。

誰のせいで、もう！ ワナワナワナ・・・。

野良育ちでも、室内育ちでも。

鈴が爪とぎにゲロをした。
なので、

その部分をカッターでほじくり切り取った。

だってまだ新しかったんだもん。
ニンゲン、根性！

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テーブルに座る鈴。

我が家のテーブルは、
猫立ち入り禁止区域ではないのだが、
鈴はあまりテーブルに上がらない。

傍に先代お供え兼用カリカリ置き場がある為、
現在足場代わりにはしているが、
我が家に来た当初は、それすらもしなかった。

鈴を保護したお宅では、
テーブル登りは厳しく禁止してたのかもしれないな。

　　　　　　　この家に来てお行儀が悪くなりました。

ちなみに、
生後２か月で我が家に来た先代は、
テーブルによく上がってきてた。

食事中のニンゲンに
トイレしたばかりのおケツを向けられた時は、
さすがに辟易とした。

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鈴がドアの前で、開けてと無言で訴える。

こうしていれば、
気付いたニンゲンが必ず開けてくれるから。

でもね、鈴。

そのドア、すでに開いているのだよ。

なんだろうな、これは、と思う。
先代はこんなこと無かったのにな、と思う。

生まれた時から室内育ちの先代は、
閉まったドアでも、
爪を突っ込んで開けようとしてたのに。

　　　　　　　　早く、開けて、早く。

鈴は野良出身なのにな、と思う。

野良って人(猫)生経験豊富なんじゃないのか？

不思議な猫ルールがあるらしい。

３つ折り羽毛布団と、
畳んだハーフ毛布と、
各種ひざ掛け等５枚重ね。

お鈴様は５枚重ねを選ぶ。

昔々の子供の頃、
時折部屋の隅に、何故か重ねた布団が置いてあることがあった。
当時の自分の胸あたりまである高さのその上に、
親に隠れてよじ登ってゴロンとするのが好きだった。
だから、

分かるよ。それを選ぶ気持ち。

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この冬、
ニンゲンが湯たんぽをセットした後、
夜ベッドに移動するまでの間過ごした、

湯たんぽ内蔵ピックベッド。

３月の終わりくらいからだろうか。　　　　（二つ折れの腕）
パタリとその使用が終わった。

夜は少し肌寒くはあるけれど、　　　　　（いつ見ても気持ちワリ～）
まぁ湯たんぽが必要なほどじゃない。

けれど、福岡の週末。　　　　　　　　　（居間で座るニンゲンの）
寒かったんだ～。

勿論、湯たんぽは準備したさ。　　　　　（すぐ横に居たのに）
けれど、鈴は使わない。

一旦決別した冬物は、　　　　　　　（空のベッドは寂しいじゃないか）
次の冬まで使ってはいけないルールでも
あるのだろうか。

夜、ベッドで寝るときは、
相変わらずガウンが欠かせないのだけど。

不思議な猫ルール。
分からん！