けっこう皆さん、鉄道を利用するとき「電車に乗る」って言いますよね。
あれ、かなりの確率で間違いがあります。
NHKの朝ドラ「あまちゃん」でも主人公が三陸鉄道のレールバスを指して「電車」って言ってました。
レールバスは軽油をディーゼルエンジンで燃やして走るディーゼルカーの車体が短いやつのこと。
専門?的には「気動車」です。
それに対して「電車」は架線から電気を取り込んでモーターで走るやつ。
都市部で鉄道を走ってるのはおおかた電車ですから、
「あまちゃん」が「電車」と言うのも無理からぬところはあります。
また鉄道には昔の寝台特急のように機関車が牽引するものがあります。
非電化区間ではディーゼル機関車、電化区間では電気機関車が牽引しますが、
それらは当然「電車」ではありません。
こういう時の表現で便利なのが「列車」という用語です。
鉄道は大量輸送のため何両も車両を連結して運行します。
何両もの車両を連らねて走るさまを「列車」と表現したわけですね。
しかし最近はレールバスなどのように1両だけで走る単行列車。
すなわち「単行(たんこう)」も多いので悩ましいのですが・・・
今朝の岐阜新聞で同じ主旨の記事がありました。
下呂支局の方の記事なので6月14日に記事にした新型特急ひだ号のHC85系も取り上げてあります。
上の新聞記事の答えは自動車と同じようにハイブリッド車というのが正解だと思います。