






太陽光で発電した直流電流を交流に変換するパワーコンディショナー(通称パワコン)が最近きちんと働かなくなった(「パワコン不調(太陽光発電)」)。そこでパワコンの交換を依頼していたのだが、12月2日にやっと交換工事が完了した。
(左側:今までのパワコン、右側:交換した新パワコン)
見た目や大きさはあまり変わらない。しかし最近のトレンドで蓄電池の情報や、消費電力量もわかるようになっているそうだ。
それらは室内のマルチエネルギーモニターで分かるようになっている。
(左側:今までのモニター、右側:マルチエネルギーモニター)
今までのモニターが発電量(瞬間、日別、月別、積算発電量)しか表示しないのに対し、マルチエネルギーモニターでは消費電力量も表示し、その差で売電量、買電量を表示してくれる。ここに蓄電池があればwebのように蓄電池との連携も表示してくれるのだが、旧式のLEAF to HOMEとは連携できないようで、その点だけは不満である。
ちなみにこの画像では「16時14分、瞬間発電量70w、消費電力70w、買電中0w」こんな数字はあり得ないのだが、家で使っている電気はリーフから給電しているので「消費電力」と表示されているのはLEAF to HOMEが稼働するための電力である。
これはカテエネで電力使用量のチェックをしていると、給電時に使ってないはずなのに100w程度の使用量が発生しているのでLEAF to HOMEの稼働電力だろうと思っていたのが立証されたわけである。
とにもかくにも、ここ数日晴天の日でも正午ごろしか「発電」してなくて悔しい思いをしていたので、とりあえずひと安心である。
NHKの「クローズアップ現代」で『ニッポンの温泉に異変!? 湯の“枯渇”を防ぐには』が放送された。
温泉はもちろん好きだし、車中泊と立ち寄り湯をセットにして、峠漁りをやっている関係上
温泉が枯渇するのは御免こうむりたいので、録画して見てみた。
番組の案内には
各地で増え続ける日帰り温泉入浴施設。今や7800施設に上る一方、各地の温泉では、湯量の減少やお湯の温度の低下といった“異変”が報告されている。地下1000mから温泉をくみ上げてきた青森の入浴施設では十分な湯量が得られない状況に陥り、廃業を決断。さらに大分県別府市では、市内の温泉を調査したところ、広い範囲で湯温の低下が起きる可能性も明らかに。わき出る温泉を使いすぎず上手に利用するための策に迫る。
とある。
最近はやりの日帰り温泉などは1000m以上掘った大深度掘削の温泉が多い。
山中に降った雨水が湧出する自噴泉と違い、大深度掘削の温泉は長年かかって溜まった地下水なので
汲み上げると水位が下がって枯渇するのは当然という内容だった。
そして別府温泉でも市内にある共同浴場「天満湯」では湯量減少で持ち帰り禁止になったのだが、
その原因が山上にあるホテル群の大量使用にあると解説され、温泉も限りある資源と明らかにされた。
そのような温泉資源の有効利用の例として番組では福島・土湯温泉を紹介していた。
第一にこれまでの泉源で「地熱発電」をし、その後の温泉水を温泉街で使う。
また発電機器の冷却水も「オニテナガエビ」の養殖に利用するなど色々な効果を生み出している。
そんな内容に感心していたら本日(12月1日)の岐阜新聞に同じような記事が載った(ネットニュース)。
地熱発電については福島・土湯温泉が蒸気にする液体を別に使う「バイナリー式」であるのに対し、
奥飛騨温泉の中尾温泉では地熱流体を蒸気と熱水に分けて使用する「フラッシュ方式」だという。
中尾温泉と言えば我が高校の山の家がある。
そこに地熱発電所ができたということはSDGsの最先端を行ってるってことで嬉しい限りである。
ウチの太陽光発電システムは2003年8月に設置したので丸19年間稼働している。
太陽光パネルの寿命は結構長く、30年とも50年とも言われているが、発電した直流電流を家で使えるように
交流電流に変換する装置がパワーコンディショナー(通称パワコン)だが、これは通常の電気製品のように
10年を越えるとダンダン逝かれてくるそうだ。
ウチは設置してから2・3年後にそのパワコンを交換しに来たような覚えなのであるが・・・いずれにしても丸19年間きっちり動いているのは大したものである。
しかし2ヶ月ほど前から発電が不安定になってきた。外が晴れていても朝の立ち上がりが遅く、
昼日中には700w発電していたものが突然『日照不足』の表示になり、しばらくすると0w、300w、600wというように復活する。
そしてしばらくするとまた『日照不足』になる繰り返しが起こってきた。
朝9時頃
12時頃 700w
それが突然 日照不足に
しばらくすると 0w 表示に
やっと 300w台
600w台
またもや 日照不足に
ということで、これはパワコンの交換しかないという結論になった。
後日、設置してもらった業者さんに連絡してパワコンの交換を依頼することになった。
今年はエコキュートも変えたし、散財の年だなあ(~_~)
エコキュート、湯沸かし装置である。
じつは太陽光発電パネルを設置した2003年に同時に導入した。
ヒートポンプ方式は以前に入院していた大橋整形外科で見聞きしていたので抵抗はなかったのだが、
設置当初は風呂温度を自動的に維持してくれるのが嬉しかった覚えである。
2017年に投入原資を回収できる少し前2013年と2014年に故障修理している。
電気製品だけに10年もすると悪くなってくるようだが、そのあとは機嫌よく動いてくれている。
それでも、17年ものだけにいつ壊れるか全く保証がない。
飛び込みセールスしてきたセールスマンに散々脅かされたこともあって、早期に交換しないといけないなと思っていた。
そこへ以前自宅の修理をしたとき、見積りをした会社のうちのひとつが先月末にエコキュートのチラシを入れてきた。
そこそこのお値段だったので、早速交換することにした。
タンク容量は今までと同じ370L。メーカーとしてはダイキンからパナソニックへ変更になった。
貯湯タンクの横幅が狭くなったかわりに奥行きは長くなったようである。
またヒートポンプユニットはファンが大きくなったように思う。
使い勝手などはこれから体験していくが、とりあえず故障に対しては一安心だ。