峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

「流星ワゴン」鞆の浦

2015年10月30日 | 旅行
鞆の浦はポニョのモチベーションになった所だといわれています。どの辺がどうとかはわかりません。坂道の感覚からはむしろ尾道の方がふさわしいような気もします。

しかしロケといえば、ドラマ「流星ワゴン」のロケで有名です。



主人公の実家がある町。父親に叱られたときの逃げ場所は港にある常夜灯でした。流星ワゴンが決まって到着する場所です。ホテルからも見えました。実際に中にも入れます。日本一高い常夜灯とのことです。




そして主人公の実家の門もお隣のレストランの洋館もちゃんとあります。門には「永田」という表札や「丸忠総業」の看板もかかっています。ドラマの主人公の名字も永田ですし、親父の名前も忠さんでしたわ。




あと銀行の建物は町中の狭いメインストリートにありました。しまなみ信金鞆支店でした。

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鞆の浦

2015年10月29日 | 歴史
すでに旅行から1ヶ月が経ってしまい、いまさらながらですが・・・

尾道を離れ、その日のお宿は鞆の浦でした。古くからの風待ち・潮待ちの港です。
最近でもバイパスの道路工事計画が頓挫したとかニュースになってましたね。



確かに町中は所々離合ができないくらいの道路があったり、車が通り抜けできるのはカクカクとクランク状に曲がっていかないと行けなかったり、古くからの宿場町とか城下町のような狭さです。



山が海に迫っているような土地柄でもあり、陸上より海上交通に重きを置いたような所だったのでしょう。伊豆大島の波布港や鹿児島の坊津のように半円形の海岸線は天然の良港だったに違いありません。

この潮待ちの港の意味は町を見下ろす高台にある鞆の浦歴史民俗資料館のシミュレーション模型で何となくわかりました。瀬戸内を航行する船はどちらから来ても満潮の満ち潮に乗って鞆の港までやってきて、干潮の引き潮に乗って出港していく。というものでした。



そんな港ですから江戸時代には北前港としても栄え、朝鮮通信使が度々寄港。真言宗福禅寺が迎賓の場所として使われました。本堂隣の「対潮楼」が宿舎として使われ、座敷からは海と島が一望でき、通信使の李邦彦が「日東第一景勝」と賞賛しました。海援隊の「いろは丸」と紀州の船が衝突沈没する事件の賠償交渉にこの眺海楼が使われたことは大河ドラマ「龍馬伝」でもお馴染みです。



また現大河ドラマでも三条実美ら7人の公卿が、長州に下る際に寝泊まりした屋敷などもありました。保命酒(養命酒に似ています)を称えたと言われています。



そんなこんなで見どころの多い町ですから、物語の舞台やロケ地にもなってます。次回はそのお話を。

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「ガッタン ガッタン それでもゴー」今夜放送

2015年10月28日 | 鉄道
8月に行った神岡レールマウンテンバイク
それを舞台にした岐阜発地域ドラマ「ガッタン ガッタン それでもゴー」今晩10時に放送されます。



このガッタンゴーは神岡レールマウンテンバイクのキャッチフレーズです。
それを効果的にタイトルにしたわけです。出演者もNHKがらみの旬の俳優さんですからとても楽しみです。

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長良川温泉の「足湯」

2015年10月15日 | 旅行
長良川温泉の続きです。「手湯」があるならもっと一般的な「足湯」もありそうなものですね。
ありますよ。ちょっと変わった形で。ホテル石金の隣、路地のような場所です。
なんだこれは、陸に上がった舟ではあーりませんか。



そう、川舟の中にお温を満たして足湯にしているのですね。目の前の川で鵜飼が行われますから鵜舟を連想させます。グッドアイデアです。長良川温泉の泉質、鉄の色(赤茶色)が出ても木の舟なら元々が茶色ですから、大した変色もしません。舟のへりに腰掛けると足湯にピッタリのナイスサイズです。

ということで、先週の鵜飼ミュージアムの帰りに家族で入ってきました。ぬくぬくと暖かく5分も入っているとポカポカして暑いくらいです。

それで味をしめ、先週末の歓送迎会(by保養所)に行く途中で足湯に入ってみました。一緒に入った同僚も喜んでいました。帰りにまた入ろうとしたら、お湯が抜いてありました。さすがに20時過ぎは管理上無理があるようです。

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長良川温泉の「手湯」

2015年10月14日 | 旅行
長良川温泉は三田洞神仏温泉(鉄冷鉱泉)から引湯している温泉です。

岐阜グランドホテル、鵜匠の家すぎやま、うちの保養所、長良川観光ホテル石金?など三田洞側にある長良川北岸は言うにおよばず、川の南岸にある十八楼やホテルパークみなと館にも引かれています。

その十八楼の玄関横には珍しい「手湯」があります。



壁には温泉の分析表まで掲示してあって本格的です。



冬場に手が冷たいときなど、ありがたいですが、そのまま歩くと、かえって冷えますから良し悪しです💧
横にベンチも作られているので、ほっこりするスポットになっています。



それから「手湯」の看板に英語も書いてあります。「手湯」の英訳のようです。翻訳サイトで「手湯」を英訳すると「Hand hot water」と出ました。そのままですね。ここのは意訳でしょうか? でもこちらの方が温泉としては直感的でわかりやすいです。一番上の写真をクリックすると拡大写真が出ます。

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尾道、歴史博物館、千光寺、ロープウェイ

2015年10月13日 | 旅行
おのみち歴史博物館
映画資料館のすぐ近くにあったので行きました。旧尾道銀行本店だった建物を流用してます。ですから館内に金庫があるのが特徴です。大昔の大金庫でした。こんなスタイルのものは初めてです。銀行員は必見です。



ここも千光寺ロープウェイのチケットで割引になります。年に2回の特別展「知られざる尾道仏教美術-よみがえる仏像」をやってました。ご尊顔がふくよかな仏さまばかりでした。私は丸顔の仏さまには興味ありません。ご利益頼みが見え見え、かつ金集めの手段と化しているようで嫌です。だから無視でした。

千光寺ロープウェイ
尾道も最終です。山頂駅に駐車してあるリーフを回収する(各施設の割引を受ける)ために千光寺ロープウェイに乗りました。チケットを購入済みだったので、大きな顔をして階段を上っていったら、降車専用口でした(^^ゞ
もちろん問題なく乗り込みました・・・



天気が良かったので景色も抜群に見えました。ネーミングの元となった千光寺は山下りの途中で参拝しました。刻の鐘「驚音楼」とか柳原百蓮の歌や芭蕉の句碑があったこと(尾道、文学のこみち)、また境内にある大岩の横を通っていくロープウェイとかなかなかのロケーションでした。ですからロープウェイであっと言う間に通り過ぎても何の問題もありません。



山頂駅から駐車場までの間でもう一度展望台に上がりました。そして目を付けていたソフトクリームを展望台カフェで食べました。ここのメニューは店内で食べると倍になります。テイクオフして展望台で食べるなら250円、店内だと500円です。完全なショバ代です。折角だから500円出しました。



朝ここへ来たときも駐車場代の特典割引として、もう一軒ある山頂茶店のソフトクリームを食べました。瀬戸内みかんソフトとさくらソフトです。けっこう歩きまわりましたが、それ以上に食べてますわ。

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cafe HIFUMI

2015年10月12日 | たべあるき
前夜の還暦祝いから自宅に戻った子供たちと一夜が明け、主賓さん鶴の一声でモーニングに行くことが決定しました。初めての所です。場所はメモリアルセンターの北門近く。いつも母が入所している施設から帰ってくると角っこにあるので注目していたお店です。



行ってみると(女性陣は前から知っていたらしい)地元の有機野菜などを使ったメニューを出しているとのことです。コンセプトのようにコンクリートは打ちっ放し、ウッド感覚を多用したお店の造りです。



モーニングサービスは手作りベーグルやベーグルのフレンチトーストです。
ドリンク代+100円とか200円ですから正確にはモーニングセットでしょうか?
「なくなり次第終了」
良いものをというコンセプトが強く、プレミアム感が出てます。
その前にごめんなさい。ベーグルがわかりません m(_._)m



ベーグルは簡単に言うとドーナツ型のパンのことです。しかし、原料が小麦粉だけなので一般的なパンに較べ、バター・卵・牛乳を使用してないので脂肪分やコレステロールが少ないそうです。

そのベーグルをフレンチトーストにしたら結局バターも卵も加わるのですが、生地には含まれていないのがミソですね。それをクリームチーズかホィップクリームを付けていただきます。クリームチーズはチーズケーキの原料ですから柔らかいです。



ビックリするくらい多めにあるのに柔らかくて年寄り向けです(^^ゞ ドリンクの値段は高めです。ハーブテ
ィーなどもあって体に良いものを出すのが目標らしいです。



最後にお店の名前です。「HIFUMI」は「ひふみ」ですよね。この名前は営業店時代のお客さんのお店にありました。本名が「一二三」さんだからです。落語の中にも出てきました。お稽古するときの源氏名というか芸名で。

そこでここはどういうネーミングかなあ?とメニューを見ていたら、FUMIのきまぐれVeganスイーツがあったので、「ふみ」さんがいるのはわかりました。じゃあ、「ひ」さんは・・・「はじめ」さんとか「いち」さんという男性がいるのだろうと女房は推理しました。

しかし、勝手に数字にしてますけど、「ふみ」さんは「文」「富美」「冨美」「芙美」さんの方が普通でしょう。だとすると「ひ」は「ひろし」とか「ひろこ」とかの方が一般的です。たぶん男性と女性だとは思いますけどねえ。

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女房の還暦祝い(薔薇館)

2015年10月11日 | たべあるき
女房の還暦祝いを子供たちにやってもらいました。
私たち夫婦は日程だけ教えて貰い、私は贈り物作りに少しだけ協力しました。

で、それが昨日10月10日のことでした。行ったのは薔薇舘 ラ・ローゼ ブランシュ。結婚式場とフレンチレストランを兼ねています。



3度目になります。初回は記録してませんが、オープンしたてのサービスランチに行きました。2度目は5年前。近くのイングリッシュ・ローゼでイタリアンを食べました。ロゼ(バラ)と謳っているだけに2館と駐車場の間に広大なバラ園があって、飾り付け用のバラなど自家製でまかなっているようです。

お料理はサケとチキンの前菜。そして蕪のスープ。細かくすり下ろされた蕪は大根おろしのような食感ながらきめ細かくコンソメスープと相まってマイルドな喉ごしです。今日いちの一品でした。この辺りから断続的にフランスパンが出てきます。



次に魚料理、すずきです。照明が暗いのもあって焦げ目が付き過ぎの感じがしました。敷いてあるのは白菜だそうです。シャキシャキ感を損なわない程度に熱が通してありました。

肉料理は国産牛肉のステーキ。これも黒くなりすぎ。美味しそうに写すのに苦労しました。いや、実際に美味しいからいけません。見栄えは大切ですよね(^^;) そうそう、付け合わせが、左下から蕪、なんたら筍、じゃがいも、ズッキーニ。どれも軟らかいです。



最後のデザート。還暦祝いということでチョコレートでメッセージを書いていただきました。バラ風味のアイスクリームがメチャうまです。チョコケーキはアーモンド粒が香ばしかったです。右上の器には「なんのこったパンナコッタ」が入ってました。

みんなで記念撮影です。店側も撮ってくれて、このあと我々がセレモニーをやっていた間に小さな額縁に入れてお土産にしていただけました。



セレモニーです。花束代わりのフラワー額縁?です。そして私も作成を手伝った(写真をセレクトして提供しただけですが)アルバムです。



ほかにも還暦の赤いエプロンに寄せ書きしたり、バッグを貰えたり、盛りだくさんの趣向で祝っていただけました。
みんな、ありがとね~。

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おのみち映画資料館「東京物語」

2015年10月10日 | 旅行
ちょっと中断していた尾道の話題です。

尾道は坂があって見栄えの良い景色があるせいか、映画などのロケがよく行われます。古典的なもので有名なのが小津安二郎監督の「東京物語」ですね。



尾道在住の老夫婦(笠智衆、東山千栄子)が東京で暮らす子供たちに会いに行きます。しかし忙しい子供達(山村聡、杉村春子)は自分の商売や家族のことにかまけて老親を邪魔者扱いにするだけ。一番親身になって世話してくれたのが亡くなった息子の嫁(原節子)。そんな現状がわかって両親は寂しく尾道へ帰ります。しかし母親は体調を崩し急死してしまいます。お葬式のあと、笠智衆と原節子がお寺の境内でしみじみするシーン。境内の向こうには尾道水道という図がとっても良かったです。



小津安二郎監督は志賀直哉に傾倒していたこともあり、尾道ロケがやりたかったそうです。そんなこともあって「東京物語」では尾道がふんだんに出てきます。そんな尾道におのみち映画資料館がありました。



邦画中心とはいえ内外の映画パンフレットなどがたくさんありました。しかし当然メインは小津安二郎監督です。シアターで流されていたものは「小津安二郎監督の足跡」みたいな映画でした。そしてデジタルリマスター版でも見た「秋刀魚の味」若き日の岩下志摩がとてもきれいでした。



ほかにも「新藤兼人の世界」コーナーでは「裸の島」の写真などもあってなかなか楽しかったです。



最近は尾道の映画というと大林宣彦監督らしいですが、古い時代の展示が多くて嬉しかったです。

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クローバーカフェ(鵜飼ミュージアム)

2015年10月09日 | たべあるき
昨日のハロウィン記事でコメントしました鵜飼ミュージアム内にあるカフェです。
清流ライナーと同じハロウィンの飾り付けがしてあります。



鵜飼ミュージアムのオープン当初に入ったレストランは不採算のため撤退しました。当初はエルフラット、ラルーナ・ピエーナとかナガラガワフレーバーを経営している会社ですから、それなりの会社です。撤退したのは当時の新聞記事のとおりでしょう。代わりにクローバーカフェが入ったのは喜ばしいことですが、やっていけるのか心配です。この施設自体もトリニティうかいミュージアムというイベント会社とコンサルタント会社そして天下りのような関連組織が関わっています。胡散臭い会社に食い物にされてるだけのような気がします。民活が笑います。

このカフェ、ランチもあるので入りました。娘はカレー風味のミートソースパスタ。私はてりマヨハンバーグと迷いましたが、うかい弁当ランチにしました。



うかい弁当ランチは五段重に入って出されます。ひっくり返らないよう風呂敷に包んでありました。



メインはランチメニュー六品から一品選びます。女房は唐揚げ、



私はおろしポン酢のトンカツにしました。あと一品、わらび餅かうどんの選択をします。デザートに向かうかガッツリ行くかです。当然値段は変わります。1280円か1480円です。



どれもいい味出してました。ハンバーグを誰も頼まなかったのが心残りです(^^;)

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ハロウィン清流ライナー

2015年10月08日 | 日常
9月15日、清流ライナーにハロウィンの飾り付けがしてあるのに気が付きました。
デフォルメされたカボチャなどがラッピングされています。



先日行った鵜飼ミュージアム内のカフェにもハロウィンの飾り付けがしてありました。



この時季、ネコも杓子もハロウィンですね。いつからでしょう?ケーキ屋さんや遊園地の陰謀でしょうか?

戦後はまずクリスマス。クリスマスが定着したらバレンタイン。バレンタインが定着したらハロウィンです。

しかし、そもそもハロウィンって何だ?



私ゃ、何となく謝肉祭とか感謝祭と思ってました。日本でも勤労感謝の日11月23日がありますね。それと同じサンクスギビング・デー(感謝祭)は11月末でハロウィーンの次にある行事だそうです。

ハロウィンは、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な行事でしたが、アメリカでカボチャの中身をくりぬいてたランタンを飾り、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近所の家を訪れてお菓子をもらう風習(20数年前の日本人留学生射殺事件)が商業化したものですね。

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鵜飼ミュージアム

2015年10月07日 | イベント
尾道ネタはまだ続きますが、ここで閑話休題、地元ネタを。
鵜飼ミュージアムは2012年8月に地元・岐阜市長良にオープンしていたのに先週初めて入りました。

造るにあたって紆余曲折があったり、入ったレストランも撤退したとか改めて入り直したとか・・・
その辺も検証してみないとわかりません。




でも、どケチな私がすんなりと行くわけがありません。高校の同窓会前夜に鵜飼観覧船に乗った時に割引券を貰ったからです。地元ピープルはそのくらいでないと行きませんよ(^^ゞ



玄関前まで行き、入り口の写真を撮ったりしてると、受付のおねえさんが起立して待ち構えてらっしゃいます。暇そうですね、土曜日の午前中というのに。予想どおり来館者は少なそうです。



受付が終わると、2階へ案内されました。階段を上がると広いリビングルームがありました。大きなカウチソファーがお誂え向きに3つあったので寝そべってみました。



前面の大きなガラスには長良川と金華山がデーンと広がっています。絶景かな絶景かな。かつての長良川ホテルがあった場所に造ったからこういうロケーションになるんです。



このリビングの向こうにシアター受付がありました。
シアターは実物大の鵜舟を配して、なかなかのものを流していました。シアター設備が豪華すぎるので、
「どんだけ税金をつぎこんでいるんだぁ?」
って娘が憤慨してました(事業規模14億円、維持管理費年間1億円だそうです)。



設備自体はそれなりに楽しんできました。食事を含めて2時間ほどいましたが、お客さんは全部で20人くらいでした。

しかし、計算してみると計画時の入場者数でも17,500,x500=87,500,000で年間維持費1億円を満たしてません。実際その3分の1ほどしか入ってないのですから初めから破綻してますわ。

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リーフ9月データ

2015年10月06日 | リーフ
9月のリーフと電気料のデータです。

8月に高速実質1000円を全く利用できなかったのと、9月で終了してしまうため、駆け込みで恩恵にあずかるため、ガンガン走りました。その結果月間走行距離は2100kmを越えました。

当然節減効果も増えてます。というより走行距離に比例してます。走れば走るほど得する車ということでしょう。月間1000kmが損益分岐点ですかねえ?



太陽光発電の節減効果です。
涼しくなると、意外に節減効果が出ません。買電量は引き続き過去最高(最少)を記録してます。



夏場からだんだん涼しくなっていくので、充電中に車内にいても苦になりません。数値が好調なのはこまめに充電に行ってるせいですね。

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志賀直哉旧居、尾道

2015年10月05日 | 旅行
次に志賀直哉の旧居です。中年のご婦人が管理人をされてました。
お客によって色々パターンを変えた解説や声かけをされていて、文学記念室と同じように話し好きの人のようです。



志賀直哉が尾道へ来た理由からお話しされ、「清兵衛」の話から、「暗夜行路」尾道の部分を読み上げ、旧宅から見た尾道水道の夕景が見事に描写されているとのことでした。文学のこみちにあった石碑にもありました。



『六時になると上の千光寺で刻の鐘をつく。ごーんとなると 直ぐゴーンと反響が一つ、又一つ、又一つ、それが遠くから帰ってくる。其頃から昼間は向島の山と山との間に一寸顔を見せている百貫島の燈台が光り出す。それはピカリと光って又消える。造船所の銅を溶かしたような火が水に映り出す。(暗夜行路より)』

とにかく風景描写にかけては右に出る者がないほどの文章力だと漱石や龍之介に言わしめるものがあったそうです。



志賀直哉、唯一の長編「暗夜行路」
物語の設定は山崎豊子の「華麗なる一族」のように、父となさぬ仲である主人公に出生の秘密(祖父と母の子)があったことです。こういう血の呪いは推理小説などでお馴染みになりすぎて、今では驚きもしません。しかし、20歳頃に読むと、やはり衝撃でした。また、それ以上に風景描写にやられました。舞台装置やBGMが物語になってしまう。それだけ文章がビジュアルなのでしょう。



「暗夜行路」のラストは反対に大山から見た夜明けの風景描写です。

『中の海の彼方から海へ突出した連山の頂きが色づくと、美保の関の白い灯台も陽を受け、はっきりと浮び出した。間もなく、中の海の大根島にも陽が当たり、それが(赤魚覃)の伏せたように平たく、大きく見えた。村々の電燈は消え、その代わりに白い烟が所々に見え始めた。然し麓の村は未だ山の陰で、遠い所より却って暗く、沈んでいた。謙作は不図、今見ている景色に、自分のいるこの大山がはっきりと影を映している事に気がついた。影の輪郭が中の海から陸へ上がって来ると、米子の町が急に明るく見えだしたので初めて気付いたが、それは停止する事なく、恰度地引網のように手繰られて来た。地を嘗めて過ぎる雲の影にも似ていた。中国一の高山で、輪郭に張切った強い線を持つこの山の影を、その儘、平地に眺められるのを希有の事とし、それから謙作は或る感動を受けた。』



こちらは夜明けなのでもっと出色です。私だって漂泊の人ですから、よくわかります(^^ゞ
こういう心象旅というか、インナートリップのようでいて、リアルな風景描写はとてもいいですね。

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おのみち文学記念室

2015年10月04日 | 旅行
いよいよ尾道文学の館です。
はじめは中村憲吉終焉の家。誰も住んでいませんが、外から見られるようになってました。
アララギ派の歌人だそうですが、私ゃよく知りません。



次に林芙美子をメインに展示してある「文学記念室」です。放浪記の石碑とか案内板がお出迎えです。建物は登録有形文化財、由緒ある建物を使用しているらしく、展望の良い家でした。



ここへ入るのは有料です。ロープウェイの片道切符がものを言いました。
「この印籠が目に入らぬか」
じゃなくて
「この切符が」ですね。
ふたりで600円が480円になりました。小銭で払うと感謝されました。坂の中腹なのでおつりが足りなくなるそうです。老夫婦?が管理人をされてまして、親切に解説をしてくださいました。



入り口付近には高垣眸(たかがき ひとみ)関連の展示がありました。そういえば庭の石碑にこんなものが・・・



「怪傑黒頭巾」とか「月形半平太」「ジャガーの眼」とか「宇宙戦艦ヤマト」まで企画されてたそうですよ。



また横山美智子の作品も展示してありましたし、中村憲吉関係の展示もありました。



最後にメインの林芙美子関連の展示です。本人写真、書斎を再現したもの、色紙、草稿のコピー、遺品類です。



私ゃ、文学部ではないので、林芙美子に思い入れはありません。一般常識程度の知識しかありませんので悪しからず。

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