1月末に泊まった船山温泉の夕食である。
客室ではなく、個室料亭で食べる。私たちは『ぶな』。

夕食をとりに出向くと、個々に仕切られた部屋にダイニングテーブルが置かれている。窓から池のある庭園が見える。

テーブルには鍋やお造りが並べられている。

まずは食前酒の自家製梅酒。下戸の私たちも梅酒くらいは飲む。
正月のお屠蘇代わりに一杯したのも梅酒だったし。

お造り二点盛、手前の白いのはイワナ。 奥の赤いのが富士の介(キングサーモンxニジマスを掛け合わせたもの)。 薬味は生姜とネギ、紫蘇の実、摺り下ろして使うワサビ。

ワイン鱒のおろしポン酢あえ。上にレーズンがのってたかな。

里芋をカラッと揚げたもの。

茶碗蒸し。冷めないうちに食べようと焦っていたせいか、お味など全く覚えていない。ザンネン。

イワナの塩焼き。囲炉裏の遠赤外線で焼いたよう。
串ごとかぶりつくと骨まで食べられた。


メインのチョイスは猪鍋。味噌仕立てで温まった。若干辛いような気がした。

甲州ワインビーフ。添えられているのはホテル駐車場脇の水路で栽培されているクレソン。

東京ステーションホテルでステーキにワサビの取り合わせが美味しかったので、ワサビを摺り下ろした。下味がワインだからか、ワサビのパンチはさほど効かなかった。

自家製手打ち蕎麦。少量なのとソバツユが濃かったからかイマイチお蕎麦の味がわからなかった。

それから猪鍋を選択したお客様へご案内というパネルがあったので、せっかくならと『おじや』を頼んだ。鍋だけでは辛いと思ったのが玉子が入ったことでマイルドな味わいになった。このおじやが熱くて美味しすぎたのと次の釜めしが出たのがバッティング。

コースのご飯は釜めし。鶏肉と銀杏とビックリするくらい大きなムカゴ入り。でも多すぎるムカゴのせいで銀杏の味がスポイルされてたと思う。また猪鍋の『おじや』を完食するのに手間取り、釜めしを食べる頃にはせっかくの釜めしが冷めてたのがザンネンだった。そしてお吸い物は・・・忘れた(-_-;)

デザートである。白玉とリンゴのお汁粉と抹茶アイス。
白玉は定番だがそこにリンゴを組み合わせるのはナカナカない選択で新鮮だった。抹茶アイスも美味しかった。

さて最後の締めは『おにぎり』。驚いた。
このまま食べてもお部屋に持参して夜食にしても良いとのこと。

ここまで『おじや』を奮発したので正直腹パンパンである。
ありがたく部屋に持ち帰り、翌朝起きがけの一口にさせてもらった。
プラス、釜ご飯、お握りも。
すごいですね。私は無理です。
日帰りではこのようなディナーを味わうことは
出来ません。
羨ましく存じます。
なかなか重い腰は上がりません。
ワサビが鮫皮でおろされるのがすごいです。
はい。おじやにしました。
釜めしとおじや。おじやは女房は一口味見しただけ
だったので本当に腹パンパンになりました。
起きるのはいつも5時台。8時の朝食までお腹が保ちません。
毎朝唐揚げ1~2個バナナ半切れなどを食べます。
なので早朝用に何らかの食べ物を持参してます。
ですからお握りは夜食ではなく早朝に食べました(^^;
前にも書きましたが、毎日のようにイベントなどに
出かけられるmatsubara さんは尊敬することはあっても
怠け癖があるとは絶対思えませんよ。
もっともお泊りするのに準備は大変ですから
エネルギーと時間が必要なのは認めます。
しかし、ワサビのおろし器。
あれが鮫皮のおろし器とは知りませんでした。
ひとつ利口になりました_(._.)_
... への返信
私が懐かしいと思うのは「ムカゴご飯」です。30年ほど前、山岳会で合宿みたいに秋の「朽木村お泊まり山行」がありました。その時の楽しみが「ムカゴご飯」でした。炊くときには、酒と塩で薄く味をつけました。
演習林の作業小屋の前にもあったんですけど、今は完全許可制で残念です。
「ムカゴご飯」。
朽木村にありましたか。もちろん食べたことはありません。
ムカゴは小布施のレストランで食べた覚えがあります。調べてみたらその通りでした。
https://blog.goo.ne.jp/tougeoyaji/e/322d7f04e71fbe32d55f740b9a87c7fa
さすが山へ行かれる人は違いますねえ。