峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

道の駅パレットピアおおの

2024年06月30日 | 旅行

先日、母の施設に寄ったついでに道の駅パレットピアおおのに行ってきた。女房いわく、梅雨にあわせてアンブレラスカイという催しを始めたのでそれが見たいという。傘を何十本もぶら下げて綺麗だとのこと。

6月は遠くへ行かず、リーフの走行距離も少なめ。急速充電カードの無料充電100分相当分(30分3回分)を余らせてもつまらないから、ちょっとした遠出を企てたのだ。

行ってみると確かに傘がぶら下げてあった。

赤・青・黄・緑・透明など色とりどりの傘があり、なかにはハートマーク💕の傘もあった。

でも曇り空で、傘がイマイチ映えなかったのは残念だった。

ここでランチしようと当初は思っていた。でも調べてみると野菜やパンなど軽食が中心で、どっちかというとカフェ程度のレストランらしかった。

周辺を調べたら餃子の王将が見つかった。久しぶりに中華もいいなあと11時過ぎに王将に到着した。いやあ、ビックリした。駐車場が満杯に近い。平日なのに・・・入店するとテーブルも70%くらい埋まってる。でもオーダーしたものは結構早く出てきた。食べ終わって出ていくときにはレジ待ちや順番待ちができていた。餃子の王将、恐るべしだ。

道の駅は広くて明るく、農産物を始め色んな物産が陳列してあった。私的には急速充電機が2台も設置してあったのが嬉しかったけどね。

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ふくろうの宴 凛々(りり)

2024年06月28日 | たべあるき
先週のことになるが、芥見南山にある喫茶店にランチに行ってきた。女房の姉夫婦との会食だ。
じつは5月にウチの近くで会食したので、今度は姉夫婦の近所のお店でということでセッティングした。
 
 
お店の名前『凛々(りり)』は堂々としていて勇ましい様子を表す『凛々(りり)しい』くらいしか使われないと思う。
そんな店名と鳥のふくろうとは結び付かないが、看板猫ならぬ看板ふくろう、メンフクロウの心桜(ここ)ちゃんがお店にいるとのこと。そんなこととはつゆ知らず、いるのかいないのか全く気付かなかった。
 
 
頼んだのはお弁当ランチ。パスタでは腹持ちが悪いだろうから。
メニューを見てもバランスの良い感じがしたしね。
食前酢としてちっちゃいのが出たけど、写し忘れた。
 
 
まずは焼き魚。サワラだね。ふだんは食べない『はじかみ生姜』も食べちゃったよ。
これ、なんで『はじかみ』っていうかというと・・・
 
 
「はじかみ」とは生姜の古い呼び方で、古事記にも登場します。この呼び方は「歯で噛んだら辛いもの」という意味が由来とされ、かつては山椒のことも「はじかみ」と呼んでいました。後に、芽生姜の端のほうが赤いことから「はじ赤み」という言葉が訛って「はじかみ」と呼ぶようになり、生姜だけを指す名前になったとされています。
とのこと。
 
次、真ん中にあるやつ。ホタテがワカメの上にのせてある。ホタテの上にのっかってるのはイクラだそうだ。女房からアレコレ訂正が入った(^^;
 
 
で、左側のが豚の生姜焼き。レモンの輪切り添えで、下にはレタスとキャベツの千切り。
安定の美味しさ。
 
 
そして、レンコンとニンジンなどの和え物。
 
 
ナスの煮びたし。煮汁がよく染みていて美味かった。
 
 
サツマイモ。蒸かし芋じゃなくて煮物なので柔らかくパサパサでなかった。
 
 
ご飯はセレクトした黒米。お米になんか混ぜてあると非日常的で美味しそうに見える。
 
 
味噌汁は赤味噌仕立て。濃くも薄くもなく平均的な味。
 
 
漬物。記憶にない(-_-;)
 
 
デザート。夕張?メロンにちっちゃいロールケーキ。ホイップクリーム添え。
 
 
あとドリンクでコーヒー類が来たけど、これまた油断して写し忘れた。
 
そういえば店内にはフクロウの置物などが散見された。置物類は珍しくもないので写さなかった。まさか本物のフクロウがいるとは・・・会食に気を取られて注意力散漫だった。まっ、そういうもんだけどね。
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KDDIも株主優待廃止

2024年06月26日 | たべあるき

KDDIの株主優待が廃止と発表された。昨年公表されたオリックスに続いての廃止でザンネンだ。どちらも今年の優待が最後とのこと。

優待品に代わる株主還元についてオリックスは配当などに振り向けるとしか知らされておらず、未だ不明。

その点、KDDIは具体的に代替プランを提示してきた。

Pontaポイント』はヒマラヤとか三洋堂書店でポイントを付けてもらえるし、中部電力のカテエネポイントと交換できるので非常に有難い。また『au PAYマーケット』もスマホ決済手段として重宝させてもらっているから、どっちでも嬉しい。こういう形での株主優待は歓迎だ。

 

ただし金額的には今までが5年未満3000円・5年以上5000円だったから目減りすることになった。仮に書いてあるように1.5倍にしたとしても4500円にしかならないので、目減りには違いない。

 

まだ今年度分の優待が到着していないオリックスは廃止後は配当などで応えるとのことだったが、2025年3月期の配当予想を見ても現状以上にするとしか発表されてないので間違いなくダウンになると思う(-_-;)

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キュウリ棚

2024年06月24日 | 園芸

キュウリは2021年のプランター2023年地植えなど夏野菜では一定の成果を上げてます。

でも畑ではキュウリ棚の作り方がわからなかったから植えてませんでした。

そこで今年こそと思い、畑の持ち主の同級生に作り方を聞いてみて、自宅に作ったのがこれです。

ポールと金具を組み合わせて固定、自宅ではオカワカメのポールとトマトのポールを作ってみました。

女房から「上手にできてる」とお墨付きをもらいました\(^o^)/

 

この成果を踏まえ、畑でも作ってみました。

畑は畝が長いので横のポールは何本か組み合わせます。

そして端っこと真ん中には別の支柱をクロスして立てないと危ないです。

クロス部分は麻紐で固定、百均で買ってきたネットを組み合わせて何とかサマになりました。

今年は全般に種からの発芽・生育が遅く、キュウリも6月19日現在でこんな大きさです。

昨年は6月9日には既に収穫してるし2021年も6月20日過ぎには収穫できてます。

ちなみにキュウリの周りにはコンパニオンプランツネギ、葉ネギ、パクチー(種蒔き)を混植しました。

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メッシュサロペットパンツ

2024年06月22日 | 園芸

バローホームセンターのチラシに『ハーフメッシュサロペットパンツ』が載っていた。

『飛び散る草からガードします』とのこと。確かに草刈りをするとズボンなどに草の屑がビッシリと付く。それに夏場に向けてメッシュというのもいいかも?と思って買いに行った。

パッケージを見ても、いろいろ美味しいことが列挙してある。そういえば電動ノコギリで木を切っても木屑が飛び散って長靴やズボンがしっかり汚れるから、これは良さげだ。

ということで、買ってきて試着してみた。前掛け部分はメッシュ。裾部分はガード。裏のふくらはぎ部分もメッシュ。お尻部分は開いているので涼しそうv(^^;

実際に使ってみないと何とも言えないけれど、とりあえず使えそうに思えるよ。

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スシロー岐阜正木店に行ってみた

2024年06月20日 | たべあるき

スシローペロペロ事件で日本中の注目の的になったスシロー岐阜正木店が新装オープン。

そんなチラシが2週間前に入った。

スシローはペロペロ事件が相当ショックだったのか"お客さま専用レーン"を作ったのだそうだ。

新しいレーンも面白そうだし、売り出し期間中は5%OFF。早速行ってみることにした。

スシローは以前からチョー人気店で平日のお昼でも駐車するのに困るくらい混む店だったから予約をかけて行った。

時間の関係からか、すんなりとテーブルに入れた。でも20分後くらいには席待ちのお客さんで一杯になってたので、やっぱ予約をかけて行くべきだなあ・・・

大型タッチディスプレイの"デジロー"は従来のタブレット端末に較べると段違いに見やすい。それにテーブルの両側からオーダーできるから注文しやすさも2倍。

そして注目の"お客さま専用レーン"は真ん中のレーンを動いてきた注文品が席の手前で自席のレーンにレーンチェンジして届けられるから慌てて皿を取らなくてもいい。ただし複数の品が届いたときは最終地点で皿同士がぶつかり合って悲惨なことになるので、待ち構えて上手にキャッチしないといけないのだ(^^;

そんなシステムを前にして、嬉しそうな孫ちゃん。そんなわけでタラフク食べてみんな満足。

5%OFFもキッチリ享受させてもらい、そのうえ会計時に次回の5%OFFも貰えたし、しばらく通うことになるだろう。

 

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日本の不都合な現実

2024年06月18日 | 時事ネタ

いま読んでいる本『誰も教えてくれない 日本の不都合な現実』2021年西村博之著 が面白い。

著者は何かとお騒がせな2チャンネルの創設者。書き込みの削除要請などイロイロ裁判沙汰になっている。

そんな一世を風靡してる人の言い分を読んでみたいと思った。それとぶっちゃけた話、ブックオフとか三洋堂などの古本コーナーで見つけたから、つい買っちゃったんだけどね (^^ゞ 

と、内訳話はともかく、手に取ってパラパラと斜め読みしてみて驚いたのは身も蓋もないというか、あけすけに書き過ぎてあること。なので思わず買ってしまった。その代表的なものが

『若い人が選挙に行っても政治は変えられない』 

日本は平均年齢48歳の高齢化社会で、18歳から39歳の人が全員選挙に行っても40歳以上の人口が3倍いるので高齢者の意向が勝ってしまう。どんなに頑張っても人数的にはじめから負け戦。政治家も高齢者にウケる政策をしないと選挙に勝てない。それが日本の現実。若者が選挙に行っても初めから勝てないこの仕組みこそ政治が変えてほしい。と結んでいる。

私ゃ今まで投票に行かない人を批判してきたが、統計的に見たら言われるとおり、至極当然な話である。

働く世代とそこにおんぶにだっこの世代が同じ票数でしか意思表明できないのは却って不公平。

だから働く世代と年金受給世代とでは1.5~2倍くらい差をつけるべきではと本気で思ってしまった。

 

ほかにも帯封だけでも紹介すると・・・

『世の中には無能な人も存在する』=多様性の一種、それなり生き方をすべき。

『お金持ちと貧乏人の差は埋まらない』=もはや常識。

『日本が財政破綻する可能性はある』=常識。

『学歴は親の収入で決まる』=親ガチャ。

『若者の給料はこれからどんどん下がる』=日本は貧しい国だから。

『いじめはなくならない』=社会性のある動物の本能だから。

『ウソつきの方がこの世は勝ちやすい』=常識。

『日本の道徳教育には欠陥がある』=悪い人がいることを前提にすべき。

てな具合だ。詳しい書評はこちらにあるので参考までに。

PS.

読み進むうちに『キラキラネームは生きるのに不利』というページを見つけた。

キラキラネームについては当ブログでも『キラキラネーム』をはじめとして何度も話題にしているので、やっぱそうだよねえと思った。この本の筆者も『キラキラネームをつけられた子はその後の人生で不利な目に遭う可能性が大きいです』と書いている。

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2024年、夏畑

2024年06月15日 | 園芸

昨年2023年から借りている畑。

今夏は種から育てている苗がちっとも大きくならなかったが、1週間前から昨日にかけてなんとか体裁が整った。

でも、それぞれの苗がとてもチープ。写真の苗はそれぞれ左上からピーマン、ナス、キュウリ、トマト。

育ちが一番の苗ばかりだから比較しにくいけれど、この時季この大きさではお先真っ暗では?

昨夏はもっと苗が大きかったような覚えだったので『昨年の畑』と比較してみた。

下の写真は昨年の畑に植えたナスとピーマン。葉の間は離れているものの背丈が全く違う。

畝全体を見ても苗の背丈が揃ってる。

日にち的には6月26日の画像だから10日ほど違う。だから単純比較はできないけどね。

 

それからニンジン(冬畑では成功)を種蒔きしたが、芽が出なかったので昨日播き直した。

また枝豆もポットに種まきして植えつけられるほど育ったのが3割。写真は成功した苗8株を植えたもの。

そして左側は別畝のホウレンソウとサニーレタス。

枝豆用に準備した畝が半分以上余ってしまったので、豆を直播きしてみた。

あと1畝にも昨年余らせてしまった豆を直播きしてみた。

上に敷き藁しとけば鳥にやられないだろうと思うが・・・

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恵那峡クルーズ

2024年06月13日 | 旅行

泊ったホテル恵那峡温泉ホテルゆずり葉から見えた風景(下の写真)。

恵那峡越しの笠置山(左上)。恵那峡(右上)。大井ダム(中左)。恵那峡ランドと紅岩(中右)。紅岩山荘内「長島鉱物陳列館」(左下)。恵那峡大橋(右下)。

恵那峡は大正13年にできた日本初のダム式発電所「大井ダム」によってできたダム湖にある人工峡谷である。

その恵那峡をダム湖から観光するのが「恵那峡クルーズ」。せっかくここまで来たなら乗らなきゃソンソン。

割引クーポンもゲットして、船着き場へ。恵那峡クルーズのパンフレットである。

峡谷内の巨石・奇岩など写真は撮ったがパンフレットの方がわかりやすいので。

遊覧船乗り場から出航。恵那峡大橋を潜り、金床岩と将軍岩(左下)や獅子岩(右下)などを見ながら進む。

途中15分ほど前に出たジェット船とすれ違った。この船には香港から?の団体客が乗っていた。私たちは遊覧船乗り場に早く着き過ぎた。出向時刻まで待ってる私たちを後目に後で到着した団体客が時刻表にない便で先に出航 (`へ´) していったから

判ってんだけどね。 " alt="" />

まあ、そんなわけで船内の観光案内も日本語の後で英語のアナウンスが流れてた。というより撮影してたら英語の動画の方が多くなってしまったので、削除・結合してまとめた動画なわけ(^^;

写真の方は雨模様で窓に水滴が付いたりしてクリアな画像が少なかったが、色々楽しめて良かったわ。

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恵那峡温泉ホテルゆずり葉

2024年06月10日 | たべあるき

苗木城跡に行ったあと、久しぶりに温泉宿泊をした。行ったことがない恵那峡温泉である。

恵那峡は大正13年にできた日本初のダム式発電所「大井ダム」によってできたダム湖にある人工峡谷だ。そしてその畔にある恵那峡温泉には3つの代表的なホテルがある。湖に一番近いのが『恵那峡国際ホテル』、2008年12月オープン。次に『恵那峡グランドホテル』、1971年4月オープン。そして1965年に恵那市が土地を旧郵政省に寄付して誘致したのが『かんぽの宿恵那』。

かんぽの宿は郵政民営化に伴い2021年に民間に譲渡されたが、恵那は設立の関係から地元資本により2023年4月に『恵那峡温泉ホテルゆずり葉』としてリニューアルオープンした。

そんな経緯は知らず、ゆこゆこで予約したんだけどね。

リニューアルオープン一周年記念とか掲示してあったから何だろう?と思ったくらい。

それでも部屋からの展望はいいし、部屋の下駄箱の上にスリッパ用の名札・・・

大浴場でスリッパを脱いだとき、この名札をスリッパに付けておけば履き間違えられることもない

・・・心憎い配慮に感動した。

先月の琵琶湖のようにお風呂以外の浴衣禁止なんてこともなく、スリッパもご安全だったし(^^;

お風呂は温泉、露天風呂もありーので、温泉宿の定番3回入浴ができた。

お楽しみの夕食は展望レストラン。

給仕などをしてくれたのはどう見ても外国人女性。聞いてみるとお国はネパールとのこと。うーん、国際的。

テーブルには前菜とお造り、しゃぶしゃぶ(下の画像の台物)が供された。

まずは前菜から。

前菜といっても書いてあることが凝ってるので、それぞれピックアップしないと・・・

『冷やし玉〆 恵那産トマトジュース』

でも、だいたい『玉〆』ってなに?

読みは『玉締め』。溶き卵を、少量の塩を加えて煮立たせた出汁に入れてゆるやかに固め、取り出して巻き簀で締めて冷まし形を作ったもの。広い意味では「卵とじ」など卵の凝固力を利用した料理全般に使われるとのことだが、どこに玉締めがあるかわかんない。冷たいトマトジュースはそのまんまなのでわかったよ。

『新若布の桜花寄せ』

桜の葉っぱが下に敷いてある。でも桜の花は・・・ピンクの練り物がそうみたい。ワカメと桜の葉っぱの取り合わせが面白い。

 

『春子の鯛手毬寿司』

鯛の手毬寿司は薄味で良かった。では『春子』は・・・春に生まれた子供かしらと思っていたら『カスゴ』と読むのだそうで、真鯛、血鯛(チダイ)、黄鯛の幼魚の総称なのだそうだ。

知らずに『ハルコ』と認識していたら恥をかくところだった。こういうものにはルビを振って欲しい。漢字で書けばいいってもんじゃない。日本語はかくも難しいものなんだから。

『蕗と恵那燻製チーズのお浸し』

フキの葉柄をお浸しにし、チーズを添えたもの。

『鶏若草松風』

若草は緑部分で松風は和菓子の松風のような見た目をした料理。しっとりした食感だった。

『鍵蕨と花びら百合根』

鍵蕨とは鉤の手のように曲がった蕨の芽のこと。花びら百合根は前述した『新若布の桜花寄せ』で桜の花と思ったものが百合根のようだ。紛らわしい置き方をするんじゃないよ。

 

『ブロッコリー昆布押し』

ブロッコリーは見るからにわかるけれど、昆布はどこに・・・というより昆布出汁で仕上げたというところか?

『青竹串打ち(鰻蒲焼き、赤蒟蒻有馬煮)』

串打ちにした鰻蒲焼きと赤蒟蒻有馬煮。鰻蒲焼きは安定の美味さ。赤蒟蒻はそのまんまだけど、有馬煮とは有馬の山椒を使った煮物につける名称とのこと。そう言われればピリ辛だったような。

お造り『勘八平造り 鮪 恵那くしはらの里 刺身蒟蒻』

勘八はカンパチ。鮪ではなく鱒と言って出された。刺身蒟蒻は丸いまんま。くしはらは旧串原村で明智より南、矢作川で愛知県と接している。峠では大馬渡峠がある。

 

焼肴『更紗鱒ポテト焼きと春野菜の蕗味噌添え』

また訳のわからん用語『更紗』。一般的には多色を用いて色々な造形を染め出した織物のこと。転じて料理では数種類の色の材料を取り合わせて「更紗模様」のように彩りよく仕上げた和え物のことで、和え物の他にも使える献立名。 材料や和え衣に決まり事はないので、野菜類や魚介、鶏肉、練り物、大豆製品などと好みの和え衣を合わせるとのこと。

でも、見たところ更紗とは言い難く、ポテト汁がかかっているだけ。春野菜はタケノコほか。もちろん美味しさとは関係ない。難解な用語を使いすぎだなあ。

蓋物『筍万頭碓井餡掛け』

碓井餡とは明治時代から羽曳野市碓井地区で栽培されているエンドウ豆のことらしく、明治時代にアメリカから入ってきたとのこと。

 

揚物『恵那鶏の柚子卸し大根 黄ズッキーニ 春子椎茸 青唐針唐辛子』

鶏の揚物に柚子卸し大根がかけられたもの。黄ズッキーニや青唐辛子の味は覚えてない。

そしてまたもや出てきた『春子』これも『カスゴ』かと思ったら

椎茸は、発生する時期により春子(はるこ)藤子(ふじこ)、秋子(あきこ)、寒子(かんこ)とも呼ぶ。春子は、2月から4月頃に採れるものとのこと。

まったくぅ。同じメニューのなかで片や『カスゴ』片や『ハルコ』と読ませるものを入れるならルビを振らんとアカンでしょう。

台物。冒頭に載せた固形燃料で作る『しゃぶしゃぶ』。

しゃぶしゃぶと言えばポン酢や胡麻ダレを付けて食べるのが定番だけど、塩麹スープがどうとか書いてあるのでしゃぶしゃぶするところに。塩麹スープが使ってあるようだ。けっこう薄味だったので期待外れと言っておく。

食事『若布ちりめん御飯 恵那坂折棚田産こしひかり使用』

止め椀『恵那マルコ醸造無添加味噌仕立て』

香の物『ゆずり葉売店漬物』とのことで、タクアン、野沢菜、柚子味噌?が出た。

若布ちりめん御飯は味がついているので食べやすく味噌汁もお代わりが出来たので、例のネパールの方にお代わりをお願いした。

坂折の棚田は日本の棚田百選に選ばれたところで坂折峠中峠福地峠中の方峠など峠も豊富にあって楽しい所だった。みんな苗木藩の領地だなあv(^^;

水物『オレンジゼリー、メロン、苺ケーキ』

苺ケーキは小さすぎてイマイチ。メロンとオレンジゼリーはそれなりに美味しかった。

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苗木遠山史料館(遠山の金さん)

2024年06月08日 | 歴史

苗木城跡に登城した後、麓に下りてきて車を停めた苗木遠山史料館に入った。

中世・戦国時代から明治時代初期に至る、苗木領の歴史的な文化遺産を保存・公開する史料館だ。

苗木遠山家の資料を中心に、苗木領と苗木城に関わる資料を展示している。

入館料は330円だが、 JAFなどの会員証を提示すると 270円に割引される。

私はイオンカード(WAONカード)で割引してもらった(^^;

 

こういったミュージアムの常で館内は撮影禁止だが、お城の復元模型だけは撮影可だった。

展示物のなかには歴代城主の肖像画や兜甲冑、鉄砲、刀剣などがあった。

注目したのは明治維新後の廃藩置県の際に賜った『遠山美濃守 苗木藩知事を仰せ付ける 明治2年6月』の拝命書が残っていること。一時的にせよ苗木藩知事が存在したわけである。

 

また全国的にも珍しい徹底的に行われた神葬改宗や廃仏毀釈について紹介してあった。

苗木藩は明治新政府の神道国教・祭政一致の政策を受けて、廃仏毀釈運動を開始し、ほかに例を見ない程、 藩の政策として徹底的に仏教施設等の破壊を行った。明治新政府の意図したものではなかったのに、苗木藩は強制的に領内の仏教的要素の払拭を行い、 寺院を打ち壊し、路傍の石仏や位牌までも廃棄させたという。そのため現在でも旧苗木領にはお寺がないそうだ。

なぜここまで徹底的に行ったかというと幕末に平田国学思想を学んだ藩士が明治新政府と良好な関係を保つよう、平田国学思想を藩政に取り入れたため苛烈な政策になったらしい。幕末~明治維新という激動の時代だったとはいうものの、苗木藩ではさらに極端な状況だったのが理解できた。

 

蛇足であるが、遠山といえば真っ先に思い浮かぶのが遠山金四郎景元。遠山の金さんである。

北町奉行としてお白洲で「この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねぇぜ!」などと啖呵を切るのが時代劇での定番だが、モデルの遠山景元は明知遠山家の分家の6代目。知行500石の直参旗本である。

同じ岐阜県でも恵那市明智町由来の遠山氏なのであった。

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道との遭遇で栃折峠が・・・

2024年06月06日 | 

今週CBCテレビで放送された『道との遭遇』で富山県の栃折峠中腹にある廃隧道が紹介された。

2000年7月に栃折峠をゲットしたとき、中腹にあったトンネルを『謎のトンネル』と記している。

それが番組で取り上げられたので嬉しさ百倍。そして今でもあるんだと感慨深い。

 

隧道ができた経緯は雪が積もると交通が途絶してしまい郵便物も届かなくなってしまうため、人道専用の隧道を造ったのだそうだ。

このように人が通れるだけの大きさしかないので隧道内は狭く、素掘りでつくられていた。

そんなレベルなので現在では崩れているところもあり、通り抜けはできなくなっている。

この峠区間にある国道471号線は昭和12年にできているが、廃隧道になった栃折隧道は昭和30年竣工。なんと私より年下なのである。

それがなぜ、いつ廃道になったのか。ジモピーに尋ねてみると昭和43年にブルドーザーを導入し除雪をするようになってから徐々に使われなくなったのだそうだ。

長年?の疑問が解けてガッテンの回であった。

 

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天空の城・苗木城

2024年06月04日 | 歴史

先週、中津川の苗木城跡に行ってきた。

なんかの番組で

『木曽川を見下ろす岩山にあり、中山道の往来が監視できる立地』

と紹介されていて、一度行ってみたいと思っていたのだ。

城の縄張りというか案内図。

備え付けパンフレット。イラスト配置などイマイチだが色々とわかりやすいので。

苗木城は苗木遠山氏が戦国時代(1526年頃)に築城。本能寺の変の後、森氏に城を追われるが徳川氏に身を寄せ、関ヶ原の戦い前に徳川氏の指示で城を取り戻す。この功績により、苗木領1万521石の大名となり、明治4(1871)年の廃城まで約270年、12代にわたって遠山氏が治めた。

一般的に1万石の大名は城を持たず陣屋に住んだが幕末期の大名のうち苗木遠山氏のみ城持ちだった。苗木城は写真のように岩山に造られており全国的にも珍しく、昭和56年に国史跡に指定された。

 

ということで麓の駐車場に車を置いて登り始めた。石畳になった車道などを歩き、最後の駐車場(A1)を過ぎると『足軽長屋跡』があった。

ここから二の丸や天守跡が見える。立てられた看板には『かつての苗木城』として復元CGが掲示されている。

足軽長屋から歩いていくと石畳道などを経て風吹門跡(かざふきもん)へ達する。

ここは大矢倉を北側に配した三の丸への入り口で、今は広場になっておりトイレもあって、観光客の休憩場所になっている。

次に三の丸と二の丸を隔てる大門跡(下の左上の写真)を通り、綿蔵門跡(下の右上の写真)へ。道が登りにかかる。

折り返して坂下門跡(上の左下の写真)。

ここら付近から西方には木曽川、城山大橋、笠置山(上の右下の写真)が見える。

 

さらに菱櫓門跡から階段の折り返しを経て千石井戸(下の左下の写真)に辿り着く。ここは殆ど山頂だというのにどんな日照りでも枯れなかったと伝えられており、千人の用を足すことから千石井戸と言われた。

今でも井戸には水(上の右下の写真)があった。山頂直下なのに不思議なことだ。またここに本丸口門があって二の丸と本丸との境になっていた。

本丸口門付近には大岩があり(下の写真左上)、それを利用して石垣が造ってある。そして天守跡(下の写真右上)が近づいてくる。この折り返しを登っていくと、いよいよ天守台だ。

天守台の展望台(上の写真)は大岩の上に懸け造りで建てられている。岩に穴を穿って支えられている。

展望台に上がると視界が抜群に広がる。

特に木曽川上流方向と中津川市内である。在りし日には中山道の往来を見張ることができたという。

カメラをズームしてみると上部路トラス橋の玉蔵橋の下流に廃線跡と思しきトラス橋が見える(上の画像右下)。

これは予想通り北恵那鉄道の廃線跡だった。やはり「玉蔵橋」と呼ばれていたそうで、錆具合といいその形といいとても格好いいのだ\(^o^)/

天守台直下に独立した大石があった。『馬洗石』という。かつて敵に攻められ水の手を切られたとき、この岩の上に馬を乗せ、米で洗って水が豊富であるように敵を欺いたことから、この名が付いたそうだ。

 

最後に設置してあった展望案内写真?

写真?じたい、本日の曇天とどっちこっちのクリアさなのだが、神坂峠らしき鞍部は見えていたし、恵那山の頂上だけが雲がかかっていたのが残念だった。

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政治資金規正法

2024年06月03日 | 時事ネタ

政治資金規正法の改正のニュースが連日流れている。

自民党が出した改正案などアホかと思うような内容ばかり。

そんなもんでも可決されそうな勢いなので言いたいことは言っておく。

 

だいたい「10年後の領収書公開」ってなに?

民間の会社なら領収書のない取引なんて不正の証拠みたいなもん。税務調査や相続でもやっと7年遡及が現実になりつつあるのに10年って時効じゃん。収支報告書にパーティ券購入者の名前を載せるって金額どうこう関係なしに載せるのが当たり前。寄付金も同じで匿名がそもそもあり得ない話。ネットのHNと同じでプライバシーの過保護としか言いようがない。

 

色んな抜け道や問題はウィキに詳述されてるから改めて書かないが、それらの優遇措置を一般人なみに変えたらどれだけ税収が増えるか、ほんまいい加減にしてほしい。

 

そしてそんな自民党議員ばかり当選させてる岐阜県人もこの機会にしっかり反省すべきだ。そんな政治資金規正法違反で在宅起訴された大野泰正議員も岐阜県選出で、嘆かわしいばかりだ。

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