BSテレ東で時々放送される『乗れない鉄道に乗ってみた』。
乗れない鉄道であるからレール軌道があって、定期的に運航してる車両があるけれど、乗れない列車の特集。
すなわち検査車両とか工場内の貨物輸送列車とかの類です。
今まで見たことがあるのは
・東京モノレールの黄色い深夜検査車両(地上18m、作業員が金づちでレールを叩いて異音を探る)
・立山砂防工事専用軌道(高低差200mをジグザグ進行方向を変えながらスイッチバックで一気に登る)
・巨大製鉄所のトーピドカー(ラグビーボールのような形をした貨物車に1500℃の溶けた鉄を流し込んで運ぶ)
などです。かなり珍しい内容です(^^;
そして今週放送されたのが京葉臨海鉄道(千葉・京葉工業地帯で活躍する青いボディのディーゼル機関車。総距離約24キロ。
引き連れるのは“石油タンク”。1両60tのタンク貨車が16両…圧巻の隊列。1日に16往復。)。
その冒頭で紹介されたのが最近導入された『電気式ディーゼル機関車』(上の画像)。
そして番組で動かされていたのは以前から活躍している『液体式ディーゼル機関車』(下の画像)。
うん?恥ずかしながら『電気式ディーゼル機関車』と『液体式ディーゼル機関車』の専門用語は初耳でした。
『液体式』は従来型のことと容易に想像できましたが、『電気式』はイマイチよくわかりません。
ディーゼルと謳ってるのでディーゼルエンジンで発電した電気を蓄電してモーターを回すのかなあ?
ググってみると、おおかたそれで合ってるそうです。
とすると、車でいえば日産ノートと同じことになります。
エンジン駆動だと減速機を付ける分、複雑になることと、モーター駆動なら電車などと同じ部品で済むので
部品の共用化がはかれるのでメリットが大きいそうです。
では、プリウスなどのようにエンジン併用のハイブリッド車(パラレル方式)もあったようですが、デメリットが多く実用化されてないようです。
この電気式ディーゼル車は番組に出てきた機関車だけでなく、高山本線を走る新型特急ひだ号のHC85系もこの方式のハイブリッド車になります。
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また私が誤解していたのは電化区間と非電化区間を走行できる蓄電池電車のことが頭に浮かんだからです。
ほかの番組でJR男鹿線を取り上げたときに「架線式蓄電池電車」が走っていると紹介されました。
これは車でいうEVに相当しますから日産のリーフと同じです。
でも電化区間の蓄電だけで非電化区間を走行できるのかしら?
かなり疑問に思ったので、こんがらがったのだと思います。