鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

先頭車の継ぎ目も…~京急400形・その10

2008年11月07日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
ちょっとした事情もあり、なかなか腰を落ち着けて手を動かすことができません。
まぁ、そんなときもあるでしょ。

GMキットベースの京急400形は、相変わらず妻板と側面との継ぎ目を修正中。
先頭車のばあい、このくらい継ぎ目に段差があります。

たぶん、前面パーツの幅が広過ぎるのでしょう。

5本組油目のヤスリを持ち出し、削ります。

左方向からから右へ、リズムよく動かすのみ。
戻すときには、ヤスリを車体から浮かせます。
よぶんな傷は付けたくないですから。

ところで、いま思ったのですが、鑢はひらがなとカタカナのどちらがわかりやすいのでしょう?
仕事場では、カタカナで書いているのですがね。
でも、外来語ではなさそうです。

荒削りがすんだところです。
このあと、ペーパーで水研ぎします。

しかし。
今日も似たようなことを仕事でこなしてきたのです。
たまたま偶然重なっただけですが、これではちょっと、気分転換になりません。
やってられっかよ。

ということは。
仕事では、あまり細かい色差しをするという場面がないから、このブログを続けられるのかもしれません。
“量産品の宿命”と一言で片づけると怒られそうですが、一品一品の仕上げにかけられる時間には限りがあります。
仕事ですからね。
どうしても、締め切りがつきまとうのです。
それが、自分自身のどこかで消化不良を起こしているのだと思います。

仕事ではないので、じっくり続けます。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペーパーがけ、うんざり?~京急400形・その9

2008年11月05日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
もう皆様ご存じのように、某有名音楽プロデューサーが逮捕されましたね。
一時は資産100億円ともいわれましたから、何がどうなっているのでしょう?
数億円規模のやり取りをしていたひとでしょうから、ワタシには見当が付きません。

100億円あったら、あなたならどうします?
たしか、東海道・山陽新幹線用N700系が2編成ほど買えて、お釣りが数億円あるはずです。
ワタシだったら、ワゴン・リやプルマンのような寝台列車の会社を興すかな。
ステンレス製ではない、近代的な寝台編成をいくつか抱えて、日本中を走らせるのです。
機関車は、貨物会社からチャーターするとか。

さて。
京急400形です。
ようやく、中間車の妻板の継ぎ目の仕上げが、終わったところです。
ということは、まだペーパーがけの道半ば、ということですね。

あ。
まだ歪んでいるやつもあるな。

たまたまなの偶然ですが、
ちょうど仕事でも、似たような位置関係にある継ぎ目を仕上げておりました。
夜中に家でやって、昼間に仕事場でやって、また夜中に家でやって。
うんざりといえば、うんざり。
めったにないことなのですが。

余談ながら、仕事場のばあいは真鍮細工なので、半田付けで組み立ててあります。
プラ工作の場合は、接着剤やパテが乾くまで待たなければなりません。
それがないだけ手離れがよく、その点では楽でした。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペーパーがけ~京急400形・その8

2008年11月03日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
土曜日の仕事中に、製品をひとつ床に落とすという大失態を演じてきました。
不幸中の幸いだったのは、
すでに全数の出荷を終えたあとであり、ワタシが落としたのは社内保存用のサンプルでしたから、
むちゃくちゃ大きな影響は出さずに済んだということ。
でも、この手のミスは、へこむ。

不注意といいますか、一瞬の気の緩みといいますか、まぁ何を言ってもいいわけではあります。
たぶん、慢性的な寝不足が原因だよなぁ。
片道2時間弱の通勤をこなし、メシや洗濯モノを片づけてから、模型を作って、それからブログを書く…、
というのは無理があるなぁと感じています。
模型を作らなければ、もうちょっと楽か?

でも、家で、仕様や締め切りにとらわれることなく好きなように模型を作るのは、
ワタシなりのストレス発散なんだけど。

そんなわけで、2日の日曜日はひねもすお昼寝。

さてと。
GM京急1000形キットベースの400形の工作。

中間車1輌だけですが、雨樋や妻板などにある継ぎ目の仕上げが終わりました。

あと7輌ですね。
手を動かせば、進みます。
順調ですよ。

ところで、このキットは設計が古いものですから、
必要のない車輌は屋根板に成形された配管を削り取らなければなりません。

ウチにある、いちばん古い工具の出番です。

小学校の図工で使っていた彫刻刀。
平刀だけは、現役です。

切れ味が落ちていると、こんなふうに、えぐれます。

夜中に、台所で砥石を出して、ご~りごり。

ペーパーをかけてから、傷の状況を確認。
溶きパテを塗っておきました。

えぇ、ご覧のようにほとんどに傷があります。
ワタシの技量からすれば、こんなものです。
織り込み済み。
このくらいでは、めげません。

まだまだ、ペーパーがけは続きます。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻板の丸みを作る~京急400形・その7

2008年11月01日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
かみさんが、ギリシアのロゼワインを買ってきました。
遠く、古代ローマ時代からワインづくりが行われてきた地域です。
なんとなく素朴な印象があるワインでした。

さて、赤い京急400形。
このころの京浜急行の電車は、妻板と側面の接合部付近に大きめの丸みがありました。
GMの京急旧1000形のキットは、最終タイプをプロトタイプにしたのか、
ここの部分のRが小さめです。
5本組みの油目のヤスリと、1000番のペーパーで仕上げました。

右側が加工前、左側が加工後です。
違いがわかるでしょうか?
サーフェイサーを吹いて、全体の仕上がりを確かめたいところです。

アルコールが入っているので、1輌だけ加工して本日はおしまい。
よけいなところに力が入り過ぎて、あらぬところにや擦り傷をつけることはできるだけ避けたいのです。
いわば、加工サンプルというところですね。

なお1000番の耐水ペーパーは、このような形でもちながら作業をしました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中間車の小窓~GMベースの京急400形・その6

2008年10月26日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
今回の記事には、画像が5枚あります。
これで、アップした総数が2222枚だそうです。
ふーん。

多いのか少ないのか、にわかには判じかねますが、
デジタルでなければ、ここまでマメに画像を記録することはなかったでしょうね。

さてと。
京浜急行のデハ440やサハ480は、片側の車端寄りの窓が幅の狭いものになっています。
これは、もともと運転台があった部分だったからで、車輌の前歴をしのばせるものです。
「これを再現するのは面倒だなぁ」
はじめは省略してしまおうかとも思っていたのですが、できる範囲で再現してみることにしました。
この車輌のポイントのひとつだと思うのです。

というわけで、箱組みの前に側板を2.0ミリ詰めておきました。
なお、その長さは感覚的なものですから、あしからず。

窓柱を作りましょう。
0.3ミリ厚のプラ板が材料です。

窓隅には、ちいさなRがついています。
カッターで三角形に落としただけですが、完成すればそこそこらしく見えるはず。
隅に塗料が流れ込んで、丸みがつくことを想定しています。

車体に接着すると、こんな感じ。

窓柱の太さ如何で、窓の幅がちがってきます。
車体の切り詰めはわりとラフにやっていましたから、
ここでひとつひとつ調整しておかないと、あとで車両ごとに窓の大きさがばらついてしまいます。
究極的には、車体の切り詰める寸法を正確に出すことですね。

サッシがつくと、感じがよくなりました。

実車のサッシには、隅にRがあります。
この時代の京浜急行の電車は、ホント丸みだらけですね。
ただし、もとになるキットが1000形なために、サッシの隅は直角になっていますから、
ここでは周りと合わせて直角のままにしています。

裏側も、お見せしましょうか。

窓桟は長めのままにしましたから、サッシの材を上下に分けて接着しています。

溶きパテを塗っておきました。

乾燥待ちに入ります。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箱組み終了~京急400形・その5

2008年10月25日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
次男が喘息持ちなので、月にいちど病院まで診察に出かけます。
大きな発作を起こすことはなくなりましたが、毎日薬を飲む必要があるのです。

待合ロビーに目新しい立札がありました。
「インフルエンザ予防接種のご案内」
もうすぐ、冬なのですね。

65歳以上の高齢者は、自己負担金が1000円だそうです。
15~64歳までは3150円ということですが、これは妥当かもしれません。
それに満たない子どもは2回接種する必要がります。
これが、1回目3150円。2回目2100円、合計5250円だそうです。
うちは兄弟2人いますから、1万円を超えます。
ワタシの収入では、ちょっと無理かもしれません。

インフルエンザに限らず、病気に弱いのは高齢者と子どもたちです。
それなのに、この格差。
納得がいきませぬ。

さて。
8輌の箱組みが、ようやく終わりました。
サッシを直したこともあって、やたらと時間がかかりましたねぇ。
ちょっと、しんどかったというのが正直なところです。

もちろん、これですぐに塗れるわけではありません。

まずは、中間車の小窓から作っていきたいと思います。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資料のコピー~京急400形・その4

2008年10月24日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
コネでもって、都内某所で資料となる雑誌をコピーしてきました。
「とれいん」の今年の4月号です。

最新号ではありませんし、
コピーしたのは雑誌全ページの1/3に満たない量ですから、
おそらく、著作権法にはかからないと思うのですが…。

たぶん、まだ出版社にも在庫があるであろう最近の号です。
出版社には申し訳ないような気がします。

さぁて、週末です。
これから読み込みます。
これだけの資料がまとまっていると、手抜きはすぐにばれますね。
有り難いのやら、厄介なのやら。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

470形の窓サッシ~京急400形・その3

2008年10月22日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
ただいま5年生の長男の話し。
伸びてきた前髪が邪魔なので、鋏か何かで切ったようです。
見事に、できそこないのおかっぱ頭になったのが月曜日の晩のこと。
笑いをこらえながら言いました。
「鏡を見ておいで」
やがて廊下の向こうから
「ひぇ~っ。学校行けない~」
それでも、火曜日は学校に行かせました。
友達にはいろいろと言われたらしいです。
まぁ、そうでしょ。
それでも唯ひとり、図書の先生だけは格好いいと言ってくれたのだそうです。
なるほど。

さて。
京浜急行400形のうち、デハ471~474一段下降窓を試用しています。
窓桟を切って、表現してみました。

二段サッシのときの段差の表現が、窓柱の側面に残っています。
赤い車体に銀色のサッシですから、塗ったらおそらく目立ちます。
柱が歪んでいるように見えるのは嫌だぁ。

平刃の彫刻刀とカッターナイフの刃先で削ります。

これなら、いいかもしれません。

が。
1輌で40分かかりました。
まだ3輌残っています。

逃げ出したくなってきました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箱になるまで…~京急400形・その2

2008年10月21日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
日曜日は、
朝から晩まで模型を作っていたにもかかわらず、
5輌しか箱になりませんでした。

どこで時間がかかったのでしょう?

もちろん。
1日中、根詰めて模型を作っていたワケではありません。
だからだ、ということは言えますね。

もっとも、親父の言うことには。
「フリーで飯を喰うなら、時間の管理ができなくてはいけない」
メリハリと云いますか、集中力と云いますか、それが大事だというのです。
フリーライターと小説家で家族を養ったひとですから、たぶん、間違いありません。

では。
ワタシには集中力が足りないのかなぁ。

作り始めてからですが、改めて京浜急行400形のことを、お勉強。
中間車では、運転台のあった部分が小窓なのですね。
すべて大窓で揃った中間車を組み込んだ編成もあるのですが、こちらは屋根が低い。
側面の窓上、幕板部分を0.8ミリづつ詰めるよりは、車端の窓を小さくしたほうが簡単です。

長さを2.0ミリ詰めました。
詳細な図面がないので、写真を見ながらのだいたいの寸法。
このあと、隅柱を太くします。

調べる前に走り始めていた1輌がありまして、とっくに箱になっていましたから、
これだけは妻板をむしり取ります。

手戻り。

箱に組むと、こうなります。

隅柱は、これからですよ。

4輌編成を2本組むつもりなので、うち1本は一段下降窓を試用したグループにしましょう。

窓桟を切り取り仕上げたものですが、美しく出来上がる自身が、
あまり、ない…。
キットには、上段と下段のサッシの段差が、ちゃんと表現されています。
窓柱から、その痕跡が消せないのですよ。
塗り分けるのを止めるか?

前面のパーツも、よく見ると左右で窓の形が違うように見えます。
すくなくとも、中心の柱は上から下まで同じ太さのはず。
これまたヤスリをかけながら、成型時の抜き勾配を削っていきます。
左が加工前で → 右が加工後。

まだ少し、いびつかな。

裏側を見るとこれだけ、ヤスリをかけたときのバリや切り粉が出ています。
カッターの刃先を使って、これを丁寧にそぎ落とすところで、時間がかかります。
厭になってくるねぇ。

もっとも、裏側からも仕上がりを見るということは、とても大事です。
表側からでは気がつかなかった粗や歪みが、わりと簡単に見つかりますから。

先頭車も、箱にし始めました。

継ぎ目に、これだけ段差があります。
連結面寄りの妻板を参考にする限りでは、この前面パーツは幅が広いようです。

8輌が箱になるまで、まだかかりそうです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

売れるモノを作ろう~京急の何か・その1

2008年10月19日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
あっという間に1週間がたってしまいました。
むちゃくちゃに、早く感じます。
年をとったら早く感じるようになるとは言いますがねぇ。

せめて、もう少し日々の通勤時間が短ければ、とは思います。
片道1時間40分ですから。
始発を待ったり、ちょっと買い物をすれば2時間を超えます。
往復で4時間前後、となれば半端な数字ではありません。
なんとか、したいなぁ。

とりあえず。
作って、売りに出してみようと思います。
自宅で専業で食えると期待するほどには甘くはないつもりですが、
何かを変えるきっかけに、という思いはあります。
どのくらい時間をかけて、
どのような品物が出来上がり、
のどのくらいの値段がつくのか、
逐次みなさまに見て頂くのも一興でしょう。


そんなわけで、お題はこれ。

完成品の色差しで勝負すればいいのかもしれませんが、グリ-ンマックスのキットを組みます。
たまたま、手元に在庫があるものですから。
2セットを並行して組むことで、作業の効率を上げることを狙います。

とはいえ、そのまま組む気はありません。
1000形ならマイクロエースから、各タイプが製品化されていますからね。

まぁ、呑みながら考えましょう。

やはり、京急でいきますか。
人気がありそうですし。
前面2枚窓の湘南顔、400形か1000形の原形あたりを考えましょう。

酒の勢いも借りて、組み始めます。
ランナーから側板を切り離してから、よけいなことを始めてしまいました。
右が加工前、左が加工後です。

あろうことか、窓の抜き勾配を仕上げ始めたのですよ。

やすりで、丁寧に仕上げていくだけですから、難しくはありません。
板キットの弱点は、窓周りに“厚み”が目立つことです。
ここを仕上げておけば、窓桟が細く見えて全体の雰囲気が変わってきますから、やって損はありません。

ただし仕事として考えると、このような手のかかる作業をするのは、
果たして如何なものでしょう?

お買い上げいただくかたに、この一工程がどのくらい魅力的に映るのか?
冷静に、見極めたいところです。

けっきょく、今夜はこれだけしか進まず。

1輌も箱になりませんでした。

売ることができる日は来るのでしょうか?

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする