鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

続・窓ガラス~GM西武新2000系・その23

2011年05月18日 | 西武所沢の模型たち
6輌分の車体に、ガラスを貼り終えました。
ちょうど、基本編成分です。

ここまでで150分ほどかかっていますが、
大半は、接着剤をきれいに取り除くための手間です。
仕事でもほとんど同じことをしていますので、ひたすら苦痛な作業の繰り返し。
自分で選んだ道とはいえ、なぜ家に帰ってまでも接着剤を取らねばならぬのか、と。

何度か書いていますが、ワタシの仕事場は某模型メーカーの製造現場です。
このブログを読んでくださるかたの中には、「知ってるよ」というひともいるかもしれない。
で、ネット上の掲示板に書かれたりするのですよ「価格が高い」と。
で、そのひとには見えていないコトがある。

組み立ては、慣れればある意味簡単です。
手間を喰うのは、仕上げの段階。
で、一見矛盾するのだけれども、
きちんと仕上げられた品物は、ドコに手間がかかっているのかが見えにくいものです。
それはたぶん、どんな仕事でも同じですよね。
見えない手間にお金を払っている、という部分が社会にはある。
料理人の下拵えなどがいい例でしょうか。

むかし何かで読んだのですが、あるシミ抜き屋さんのことば。
「私どもの仕事は、やった跡が見えてはいかんのです」
あこがれるなぁ。

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窓ガラス~GM西武新2000系・その22

2011年05月17日 | 西武所沢の模型たち
座右の銘ではありませんが…。
どんなに出来の悪い車体でも、ガラスがきれいなら見られるモノになる!
そんなワケで、ガラスを貼ります。
車体の塗装が気に入らないところもあちこちにあるのですが、
長~くかかっているうちに、熱が醒めました。
細かいことは気にせず、完成に持ち込むことだけを考えます。

接着剤は、ゴム系の「Gクリヤー」。
仕事場でも愛用していますが、その理由は塗装面を傷めずにはみ出した接着剤を取り除けること。
爪楊枝の先につけて、車体に塗ってからガラスを取り付けます。

この画像では、なんだかよく判りませんね。

接着するよりも、よぶんな接着剤を取り除くほうが手間暇を喰います。

仕事でも、同じようなことをしていたりします。
ちっとも、気分転換になりません。
水準と時間を要求されないことだけが、違います。

8輌中2輌で、本日挫折。

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ようやくドアを塗り終わる~GM 西武新2000系・その21

2010年06月28日 | 西武所沢の模型たち
梅雨前線が活発なようですね。
山沿いのかた、川沿いのかた、土砂災害には気をつけてください。
今年の夏は、水不足の心配がないといいですね。

ワールドカップが盛り上がっているなか、我が千葉ロッテマリーンズは負け続けています。
でも、ニュースにはなりません。

さて。
この前塗ったのが半年以上も前でした。
キット付属のデカールを諦めた西武新2000系です。

未だに、マスキングの終わっていない車輌もありましたが、
ようやく、その気になりまして片づけます。


お手軽に、缶スプレーで。

あえて、厚塗りです。
デカールを剥がしたときの微細な傷をごまかそうという意図があります。

古いものだったので、すべてを塗り終える前に、中身が無くなってしまいました。

どうする?

こんなミスも。

前面をマスキングしたときの処理忘れ。
コンパウンドで磨いて段差を消し、吹き直す必要がありますね。

前面も、いまいち。

マスキングが下手くそ。

面積が小さいから、筆塗りで直してみた。

近づかなければ、まあまあに見える。
走らせてみればこっちのもんだし。

勢いで、まっさらな前面も筆塗りで。

銀色はムラが目立ちやすいのですが、これならなんとかなりそう。

スプレーワークを持ち出し、ドアの塗装。

初めからこのようにすればよかった…。

ややはみ出した箇所もある。

いちばんひどいのは、これ。
原因は、マスキングテープが浮いていたから。
うっかり先を急いだのですね。

それでも、ようやく8輌分の車体が塗り終わりました。

塗り始めたのはいつだったかしら?
カテゴリ「西武と所沢出身の車輌たち」を読み進めると、わかります。

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ドアを塗る~GM 西武新2000系・その20

2009年11月29日 | 西武所沢の模型たち
久々に、西武新2000系です。
前回は、まだ夏の終わりのこと。
キット付属のデカールで仕上げたドアが気に入らなかったところでした。

季節は変わって、冬の始まりです。

マスキングを。

手元に、銀色の缶スプレーが残っていたので、それで簡単に仕上げようという魂胆。
缶スプレーは、どちらかといえば厚塗りで仕上がります。
ここではいちど貼ったデカールを剥がしているわけですから、おそらく細かい傷はあるはずです。
とすれば、粒子の細かい銀色の塗料を吹き付けても、傷が見えてしまう可能性があります。
だったら、缶スプレーで分厚く塗ってしまおう、というわけです。

ドアーの段差に沿ってテープを貼っていけばいいのですから、位置決めの手間はかかりません。
気を使うのは、ドアレール下でテープが浮かないように、というところでしょうか。

わりと鮮やかな印象で塗りあがったので、満足です。

さっさと缶スプレーで塗っていけば早かったかしら?

ついでですから、前面の飾り帯も。
細かく切ったマスキングテープを貼り重ねたのですが、
あちこち浮いてきたので、マスキングゾルを塗り重ね。

何となく、無理がある…。

はたして、前面はこんな按配に塗りあがりました。

ま、タッチアップすればいいことです。
まだ3輌残っているし。

結局、今日塗ったのは8輌編成中これだけ。

日が暮れたのですよ。

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方針転換~GM 西武新2000系・その19

2009年08月30日 | 西武所沢の模型たち
投票、行きましたか?
期待できないと思うなら、なおさら行かねばなりません。
自分の希望が、直接叶うことはありません。
でも、無関心ではないぞ、という姿勢は見せることができるのです。
それが大事ではないかな、と。

選挙権をお持ちでないかたへ。
もどかしいかもしれませんが、待つしかありません。
ごめんね。

少なくとも自分は、権利を無駄にしなかったという結果だけは残すつもりです。
ま。
いきなり、将来が開けるわけはないんだけどね。

さて。
西武新2000系。
キット付属のデカールで、銀色のドアを仕上げていますが…。

ありゃ。

気泡があります。
そこから、はがれ落ちる危険性大。

あらら。

もう、下手くそ。
こんなのが、あちこちにあります。

ガムテープ登場。



きれいに落とそうとなったら、それもまた手間のかかることなのですが。

素直にマスキングして、塗ることにしました。
そのほうが、きっときれいに仕上がるはず。

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鉄コレ 一畑80形のレンズも直す

2009年07月01日 | 西武所沢の模型たち
東京と大阪を結ぶ東海道本線が全線開通して、7月1日で120年だそうです。
正確には、新橋と神戸間ですね。

わが国最初の夜行列車は、この日から走り始めたのだとか。
片道約20時間ですから、どうしてもどこかの区間で夜行にせざるを得ないわけです。
スピードアップすることで、わざわざ夜行にしなくても目的地に着けるようになったのですから、
ブルトレが無くなるのは、致し方ないところなのかもしれません。

割りきれませんがね。

なお、120年前の夜行列車にはまだ寝台車も食堂車もありません。
夜間は小駅通過という普通列車でした。

さて。
レンズを簡単に作れるということがわかって、味をしめてます。
前々から方法論だけは知っていましたが、細い光学繊維が必要だなというところで足踏みしていたのです。
子どものころに買ったテグスが、こんなところで役に立つとは思いませんでした。

お題は、これ。

番号違いですが乗ったこともある形式なので、模型にも愛着があります。
レンズが一体成型なので、それだけは不満でした。

穴をぐりぐりと。

上手く並べることができれば、できたも同然。

テールライトはいじっていませんが、印象が違って見えてきます。
嬉しいなぁ。

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屋上機器の塗装~GM 西武新2000系・その18

2009年05月05日 | 西武所沢の模型たち
忌野清志郎の密葬はロック葬だったそうです。
そういうものも、あるんですねぇ。
ところで、式場はワタシの勤務先の近くです。
え~っ!!
たぶん、近くの電信柱にも案内看板が立ったかと。
仕事をぬけだして参列できたかなぁ、などと間抜けなことを考えます。
ま、休みの日ですし、密葬ですから飛び入りもできないでしょうし。
でも、出棺だけは見送りに行けたか??

風の強い日でした。
煙となるころ、
ワタシはミニトマトの苗を植えております。

夕方になって、風が落ち着いてきましたから、屋上機器を塗っておきました。

ベンチレーターなどには「灰色9号」を、クーラーには「銀」を塗ってあります。
何の工夫もないですね。
クーラーの銀色は、やや肌が荒れてしまって、ちょっと残念。

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進捗僅か~GM 西武新2000系・その17

2009年05月03日 | 西武所沢の模型たち
忌野清志郎が亡くなったそうです。
享年58。

ワタシが学んだ高校の、10年以上前の大先輩です。
もっとも白状しますと、在学当時はあまり興味がなかったのですけどね。
コンサートに行ったこともないし、アルバムだって中古で買い求めた程度。
熱心なファンでとは申せません。
でも、残念。
いちど、会ってみたかった。

合掌。

西武新2000系は、床下機器を調べながら組んでいます。
まぁ、時間のかかることったら。

まだ、何も付いていない床板もあるでしょ?

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主抵抗器~GM 西武新2000系・その16

2009年05月01日 | 西武所沢の模型たち
ひと月前にはほとんど誰も存在を気にしなかったのが、“豚インフルエンザ”です。
“鳥インフルエンザ”ではなかったのが意外です。
ウイルスを持ち込ませないという水際作戦は、上手くいくのでしょうか?
とりあえず、朝の通勤に成田空港発の快速だけは避けようと思っています。

さて。
更新が滞ったあとも、西武新2000系。

ドアに飽きましたので、床下機器に手をつけます。
床板は、キットの説明書通りにウェイトをつけました。
が。
床板がどうも反るようです。
どうやらウェイトが、突っ張っている様子。
端部を削って、調整しました。

床下機器が、プラ板で裏打ちを。

いつ、やったのかなぁ?

手の空いたときに、やっておいたのだと思います。
おかげさまで、すぐにヤスリがけができますよ。

大きくて目立つものから、取り付けていきます。
まずは、モハの主抵抗器。
参考になる雑誌などを見ながら、適当に位置決め。
車体をかぶせて、バランスを見ておくのです。

資料を探すのに手間がかかり…、
まだ、ここまで。

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↑この調子で、終わるのか?
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塩水選~GM 西武新2000系・その15

2009年04月28日 | 西武所沢の模型たち
農家のかたには、笑われるかもしれません。
今ごろになって、コメを作り始めました。
本州では、だいたいゴールデンウィークのころに田植えをするところが多いですよね。
今から苗を作ろうというのは、いささか遅きに失した話しだと思います。

でも、やってみる。

去年育てた稲から採れたモミと、お正月のお飾りにあったモミを使います。
塩水につけて、沈むのが良いモミ。
中身がすかすかでない、という証拠です。

“塩水選”というのだそうです。
この方法が発見されたのは、明治のころとか。
縄文・弥生時代からの長きにわたる稲作の歴史の中では、ここ150年程度の新技術です。

塩水を洗い流してから、漬け置き。

台所の隅です。

さて。
西武電車のドアーのデカール表現。

この角度からだと、断面に車体色が目立ちます。
おまけに、すこし剥げている。
なかなか、お粗末。

銀色のタッチアップ。

ここは上手くいったけれども、まだたくさん残っています。
ちょっと、面倒くさい。

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↑マスキングしたほうがよかったかと、未だ思案中。


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