肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

『ホリデイ』、観ました。

2007-09-10 22:54:45 | 映画(は行)





監督:ナンシー・メイヤーズ
出演: キャメロン・ディアス, ケイト・ウィンスレット, ジュード・ロウ, ジャック・ブラック

 『ホリデイ』、観ました。
傷ついた心を癒すため、見知らぬ土地に旅立つ事を衝動的に決心したアマンダと
アイリス。ネットを通じて知り合った二人は、ロスとロンドン近郊にあるお互いの
家を2週間だけ交換する事に。新しい土地で彼女たちを待っていたのは、美しい家と
思い掛けない出会いだった‥‥。 
 あとで振り返ってみて“この一本”だったと、後々まで記憶に残るような映画
じゃない。取り立てて印象的なセリフはないし、崇高なテーマ性だって見当たらない。
だけど、恋の予感と胸の高鳴り…、ひたすら“口溶けの良さ”を大切に、ライトな
感覚で見られるラブストーリーに仕上がっている。勿論、ここに何を期待するか
によって違うだろうが、“楽しく観れて、後には何も残らない”と思って観る分なら、
きっとアナタの期待を大きく裏切ることはないはず。それこそ、たまのホリデイ
(休暇)に、家族と、恋人と、友達と、気分転換がてら観るには最適な映画では
ないのかな。
 さて、映画は、ロンドン近郊の片田舎とLAに住む2人のヒロインが、ひょんなこと
から互いの家に移り住み、恋が芽生え、同時進行していくというもの。2つの遠く
離れた場所で始まる恋が、見えない磁力で引き合うように、互いの“心の距離”を
近付けていく。まぁ、物語自体は至極他愛もないもの。ご都合主義もはなはだしく(笑)、
ことが異常に上手く運び過ぎる展開は、そんなワケねぇーだろってツッコミたくなる
場面もしばしば。それでも、キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレッド、ジャック・
ブラック、ジュード・ロウなど、“個性派・演技派”色とりどりのキャストが花を添え、
単調なストーリーにメリハリを付けている。例えば、ロンドンの“美形”組だけでは
退屈なまま終わるだろうし、LAの“重量級(?)”コンビだけでは“華やかさ”に
欠けちまう。無理に演出や構成でこねくり回すのではなく、言うなれば、“良質素材”を
生かした作りとでもいうのかしら。彼ら4人のオーラを見ているだけで、もう“満腹感”に
満たされるのだ。



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