




もしかしたら春分の日で休みだから、裏山を歩く人はいるかも知れないと思いながら出発した。
ところで春分の日は、春の彼岸の中日ということで祭日なのだろうと思いつつ、祝日とどう違うのかと検索した。
日曜以外の旗日は祝日法で決まっている国民の祝日だそうだ。
それなら年末年始はどうなのか、元旦だけが祝日で、29、30、31、2、3日は休日に関する法律で休日で、法律上、祭日は無い。
いきなり横道に逸れた、閑話休題、結果、山中では小鳥がたまに飛び回るばかりで、いつもと同じく誰とも会わなかった。
タヌキの溜め糞がひと山と、土をほじくり返した痕ばかりが目立った。
山道に積もった落ち葉の下に湧いたミミズをイノシシが鼻で地面を掘り探しては食っている証拠。
湧いたといっても、何も無いところからは発生しないわけで、脚とか鼻先にミミズの卵がくっついて他所へ運ばれるのだろうと思う。
鳥も獣も今現在の山の景観を形作るのに、かなりの役割を果たしているものと思われる。
昨日は長坂峠から供水峠まで縦走し、供水の湧き水が出ていないことを確認して山を下った。
およそ8km12000歩の山歩きを、交通手段無しに自宅から徒歩で行き帰りできるラッキーを今更ながら実感した。