



寿司屋が調理している動画を観て海鼠腸は作ったのだが、他の記事と比べることをしなかったので、せっかく在ったのに卵巣を捨ててしまっていて、卵巣の塩辛である海鼠子を作らないでしまった。
それで、結局のところ海鼠(なまこ)8個からできた腸だけの海鼠腸の量が画像の倍の2皿だけ。
塩を振ってよく混ぜて、茶漉しに入れておいて、落ちた水分を捨ててはまたかき混ぜるのを5日ほどしてから日本酒を飲みながら食べてみた。
三代珍味だとか言うのだが、微妙な香りと微妙な味は、なんと申しましょうか曰く言い難い代物であった。
砂は完全に除去されていたけれど塩が足りなかったようで、でもいまさら足すわけにもいかず、ポン酢などを入れたら台無しになりそうでもあった。
初めてのことでありしっかり味を記憶したので、次にどこかで食べる機会でも有れば、比較できるので先が楽しみだ。
海鼠は柔らかい部分とコリコリと硬い部分があるのはどういうことだろう。
簡単に切れたので任せてしまったが、自分で最後までやるべきだった。
散歩コースのジンチョウゲ(沈丁花)が遠くまで香を漂わせるようになった。
レンギョウ(連翹)は何の木か知ろうとすることもなくやり過ごしていたのが、黄色く咲き出してから、ようやくそれと分かる木だ。
一つ一つの花は白くなってから朽ちていくのかどうか、今後の散歩で分かることだが何となく奇妙だ。
訂正:黄色い花は、自分でも何だか違うなという感じはあったのだが、レンギョウではなくてオウバイ(黄梅)でした。